すあまとは

すあまとは
すあまは、東日本で親しまれている伝統的な餅菓子の一つで、西日本ではあまり見かけないため、その特徴や味は広く知られていません。すあまは、上新粉と呼ばれるうるち米から作られた粉にお湯を加えて蒸し、砂糖を加えながら杵でついて練り上げた後、成形して作られます。
このお菓子の特徴は、うるち米と砂糖のほどよい甘さと、求肥に似た弾力のある食感です。一般的には紅白の色合いで、かまぼこ型のものが多く見られますが、楕円形のすあまも存在します。この楕円形のすあまは「鶴の子」や「鶴の子餅」とも呼ばれ、鶴がうずくまる姿に似ていることから、その名がつけられました。縁起の良い名前を持つため、お祝い事や贈り物としても重宝されています。

すあまの歴史
すあまの歴史は古く、江戸時代に東京の木場で生まれたとする説があります。「すあま」という名前は、そのやさしい甘さから「うす甘い」という言葉に由来すると考えられています。縁起の良い「寿甘」という漢字が当てられることもあり、特に祝いの席で好まれる餅菓子です。
すあまとういろう・すはまとの違い

すあまの購入場所
すあまは主に東京や埼玉など東日本の専門店で購入することができます。西日本ではあまり見かけることがなく、馴染みが薄いお菓子です。関東を訪れた際には、ぜひ探してみてください。
すあまのカロリー
すあまのカロリーは1個あたり約160kcalです。ほどよい甘さで美味しいですが、2個食べるとご飯茶碗一杯分のカロリーに相当しますので、食べ過ぎには注意が必要です。

まとめ
まさに日本の伝統菓子の醍醐味を凝縮した"すあま"。そのユニークな風味と食感は誰もが認める美味しさで、歴史と特徴を知れば知るほど、愛着も一層深まるでしょう。地元の風土から生まれたすあまをぜひ手に取って、日本の伝統を味わってみてください。
よくある質問
ういろうとすあまはどう違うのですか?
ういろうとすあまは、同じ和菓子でありながら、その特徴や由来、そして親しまれている地域が大きく異なります。
ういろうは西日本、特に名古屋や小田原、山口などで広く親しまれている和菓子です。名古屋では、栄にある雀おどり總本店のようなういろう専門店が有名で、地元の人々に愛されています。ういろうは、米粉と砂糖、水を混ぜて蒸して作られ、しっとりとした食感と強い甘みが特徴です。色とりどりの種類があり、小豆の渋皮煮を練り込んだものもあります。
一方、すあまは関東地方を中心に親しまれている和菓子です。上新粉と水を混ぜて蒸し、砂糖を加えて捏ねて作られます。すあまは、ういろうと比べてより軽い食感があり、素朴で繊細な甘さが特徴です。多くの場合、白やピンク色をしており、七五三や誕生祝い、結婚式などの祝い事の際によく食べられます。
名前の由来については、ういろうは薬の名前から来ているとされ、元々は漢方薬として知られていました。一方、すあまは「寿甘」や「素甘」と表記されることがあり、その名前から縁起の良い和菓子として認識されています。
このように、ういろうとすあまは、同じ米粉を使った和菓子でありながら、その製法、食感、味わい、そして親しまれている地域が異なり、日本の和菓子文化の多様性を表す良い例といえるでしょう。
すあま どこの名物?
すあまは主に東日本で親しまれている和菓子であり、西日本ではあまり見かけません。この地域的な特徴から、すあまは「東日本の和菓子」としての独特な立ち位置を確立しています。
すあまの形状は主に蒲鉾状と鶴の卵型の2種類があります。特に卵型のすあまは「つるのこ」や「鶴の子餅」と呼ばれ、縁起の良い菓子として東日本の年中行事や祝い事で親しまれています。この鶴の卵をモチーフにしたデザインは、すあまの特徴的な要素の一つとなっています。
興味深いことに、すあまは西日本ではほとんど普及していませんが、これがかえってすあまの東日本らしさを際立たせる要因となっています。将来的には西日本への普及も考えられますが、現時点ではすあまは東日本を代表する和菓子の一つとして認識されています。