おはぎ 白米
おはぎは、日本の伝統的な和菓子です。もち米で作られるこの愛らしいお菓子は、素朴な味わいながら繊細な風味を持ち合わせています。しかし、もち米はご家庭にない場合も多いかと思います。そこで今回はおはぎを白米から作る方法についてご紹介します。
もち米ではなく家庭にある○○を使うんです!!
もち米をわざわざ買わなくても、家庭に常備している片栗粉を使えば、手軽においしいおやつが作れます。片栗粉はほとんどの家庭に常備されているので、材料が揃っていればすぐに作り始めることができますよ♪
今回は、あんこバージョンときなこバージョンの2種類を作ってみます。どちらも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください!
その前に「おはぎ」と「ぼたもち」の違いって何!?
作る前にひとつ疑問が…「おはぎ」と「ぼたもち」、どちらも同じものを指しているように思いますよね。実際にはどう違うのでしょうか?
調べてみると、呼び方には諸説ありますが、一般的には次のように使い分けられています。春のお彼岸に食べるものは、春に咲く「牡丹(ぼたん)」にちなんで「ぼたもち」と呼ばれ、秋のお彼岸に食べるものは「萩の花」にちなんで「おはぎ」と呼ばれることが多いです。
「ご飯と片栗粉で作るおはぎ」の作り方
ご飯と片栗粉で作るおはぎのレシピをご紹介します。
材料 (4個分)
ご飯:お茶碗軽く2杯分
片栗粉:大さじ1
水:大さじ3
あんこ(市販品):適量
きなこ:適量
砂糖(お好みで):適宜
作り方
ご飯の準備
耐熱ボウルにご飯、片栗粉、水を入れてよく混ぜます。600Wの電子レンジで約1分半加熱し、混ぜた材料が粘り気を増すまで加熱します。
あんこバージョンの作成
ラップの上にあんこを広げて平らにします。1のご飯を1/4量取り、手で丸めてあんこの上にのせます。ご飯の量が多すぎると包んだときにあんこからはみ出るので、調節してください。
ラップの端を閉じて、あんこでご飯を包み込むように丸く形を整えます。ラップの上から手で包むときれいな形になります。あんこバージョンが完成です☆
きなこバージョンの作成
ラップの上にご飯を1/4量広げ、その上に丸めたあんこをのせます。ご飯があんこからはみ出さないように調節してください。
ラップで包んで丸めたら、きなこと砂糖(お好みで)を混ぜた中に入れてまんべんなくまぶします。甘さが好みであれば砂糖を多めに、甘さ控えめが好みであれば砂糖なしでもOKです。
さて気になるお味は?
見た目はもち米で作ったものとほとんど変わりませんが、実際に食べてみると少し違った印象です。あんこバージョンを試してみると、もち米よりもご飯の粒がわずかに残る感じがしますが、そのもちもち感はしっかり再現されています。あんことの相性も抜群で、少し残るご飯の粒感が逆に美味しさを引き立てています。
きなこバージョンも、香ばしいきなこの香りと優しい甘さが絶妙な美味しさ。どちらも手軽に作れて、満足感が高いおはぎです。
まとめ
おはぎは、素朴ながら奥深い味わいを持つ和菓子です。もち米がない場合は、ごはんと片栗粉のレシピをぜひ試してみて下さい。