ネイキッドケーキ

ネイキッドケーキ

ネイキッドケーキ

近年SNSを中心に注目を集めている「ネイキッドケーキ」。シンプルながら洗練された見た目で、おしゃれなカフェやウェディングシーンでもよく見かけるようになりました。名前のとおり“裸”を意味するネイキッドケーキは、あえてクリームを厚く塗らずに仕上げるのが特徴。スポンジの断面やフルーツの彩りがそのまま見えるので、ナチュラルで華やかな印象を演出できます。今回は、話題のネイキッドケーキの特徴から家庭で楽しめる簡単なアレンジ、本格的なアイデアまでをご紹介します。

話題のネイキッドケーキとは

ネイキッドケーキとは、スポンジの側面にクリームをたっぷり塗らず、あえて素地を見せて仕上げるケーキのことです。「ネイキッド=裸」という名前のとおり、スポンジがむき出しの状態で仕上がるため、ナチュラルでおしゃれな雰囲気が漂います。もともとは欧米でウエディングケーキとして広まり、写真映えするスタイルとして人気を集めました。側面にクリームを均一に塗る「ナッペ」が不要なため、お菓子作り初心者にも挑戦しやすいのが魅力。スポンジの間にフルーツやクリームを挟むだけで、断面が美しく際立ちます。シンプルなのに手作り感があり、特別な日だけでなく普段のおもてなしスイーツとしても楽しめるスタイルです。

レッドベルベット風「ネイキッドケーキ」のレシピ

華やかな見た目で人気の「レッドベルベットケーキ」をネイキッドスタイルにアレンジすると、より一層特別感がアップします。作り方はシンプルで、ココアと食紅を加えて焼いた真っ赤なスポンジを用意し、間に甘さ控えめのクリームチーズフロスティングをサンドします。スポンジの赤と白いクリームのコントラストが映え、カットした瞬間に歓声が上がるはず。もちろん、赤い生地にこだわらず、プレーンやチョコレートスポンジでも代用できます。仕上げにフルーツやナッツを飾れば、カフェ風の一品に早変わり。難しい技術が不要なので、初心者の方でも手軽にトライできるおすすめのネイキッドケーキです。

おうちでも!簡単ネイキッドケーキのアイデア5選

ネイキッドケーキは、アイデア次第でいくらでもアレンジが楽しめます。例えば、ココアスポンジとブルーベリーを組み合わせれば、色合いの美しいケーキが完成。シンプルに生クリームといちごを交互に重ねれば、定番ショートケーキ風の華やかさが出せます。断面をきれいに見せたい場合は、マスカットやオレンジなど断面が映えるフルーツを大胆にサンドすると◎。さらに、色付きのクリームを絞るだけでもポップでかわいい印象に仕上がります。小さめの型で一段だけ作り、トップに少しフルーツを飾るのもおしゃれ。どれも難しい作業はなく、普段の手作りケーキをぐっとおしゃれに格上げしてくれる簡単なアイデアです。

ネイキッドケーキ

本格派ネイキッドケーキのアイデア4選

特別な日には、ワンランク上の本格派ネイキッドケーキに挑戦してみましょう。四角いスポンジを使えば、スタイリッシュで大人っぽい印象に仕上がりますし、側面にうっすらとクリームを塗って生地を少し透けさせる「セミネイキッド」スタイルも人気です。また、大きさの異なる生地を重ねると立体感が生まれ、ベリーを飾るだけで華やかさが増します。さらに、薄切りのりんごを使ってバラの花をかたどり、たっぷり飾れば豪華なデコレーションケーキに。こうした工夫を加えると、ウェディングやパーティーなど特別なシーンにもぴったりなケーキが完成します。本格派といっても作り方は意外とシンプルで、見栄えの良さを重視したアイデアが中心。少しの手間で印象的なケーキを演出できます。

まとめ

「ケーキ作りは難しい」と思っている方も、ネイキッドケーキなら気軽にチャレンジできます。側面を隠す必要がないので、ナッペの練習をしていない方でも安心。スポンジとクリーム、フルーツを重ねるだけで、今風でおしゃれなケーキが完成します。見た目は華やかなのに、作り方は意外とシンプル。家族や友人とのティータイムはもちろん、誕生日やお祝いのシーンにも活躍してくれるでしょう。自分なりのアレンジを加えて「世界にひとつだけのネイキッドケーキ」を楽しんでみませんか?