メロゴールドとは
メロゴールドは、その名前からも分かるように、柑橘類の一種です。見た目はグレープフルーツに似ていますが、実は全く異なる品種なのです。甘酸っぱい独特の味わいと、ビタミンCを豊富に含むことから、近年人気が高まっているフルーツなのです。
メロゴールドって?歴史・特徴・時期をご紹介!!
メロゴールドは、日本で生まれた新しい果物ではありません。アメリカ・カリフォルニアを原産とする柑橘類の一種で、グレープフルーツの仲間です。1986年にカリフォルニア大学の研究者により品種改良された新しい果物で、グレープフルーツとブンタンを交配し、さらにホワイトグレープフルーツと掛け合わせて誕生しました。
メロゴールドは、グレープフルーツに似た形状をしていますが、果皮が分厚く、種はほとんどありません。果肉は柔らかく、甘みとほのかな酸味が絶妙な味わいです。2000年頃から日本に輸入され始め、11月下旬から2月までが出回る時期となっています。一般的なグレープフルーツが手に入りにくい冬場に、メロゴールドはグレープフルーツ代替としてオススメの果物なのです。
メロゴールドの味、食べ方&切り方
メロゴールドは、甘みとほのかな酸味が絶妙なバランスを醸し出す柑橘類です。丸みを帯びた形状と鮮やかなオレンジ色が目を楽しませ、食欲をそそります。
最適な食べ方は、まず外側の薄い皮を手で剥いて中の房を取り出すことです。ジューシーな果汁がたっぷり詰まった房を一つずつくり抜き、口の中で優雅にとろける食感を堪能できます。
栄養価も高く、ビタミンCをはじめ様々な栄養素を豊富に含んでいます。生で食べるのはもちろん、サラダやデザートの材料としても絶品です。オレンジジュースに加えれば、より深みのある味わいを楽しめます。柑橘の酸味が気になる場合は、蜂蜜をかけるのもおすすめです。
一方で、メロゴールドの皮は非常に苦味が強いため、そのままでは食べられません。しかし、砂糖漬けにすれば、チョコレートなどの菓子作りに利用可能です。柑橘の香りが味わい深い、保存性の高い贅沢な一品にもなります。
メロゴールドの保存方法
メロゴールドは上手に保存すれば2~3週間以上も日持ちする高級フルーツです。冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめ(^_-)-☆
メロゴールドの果皮は非常に厚いので、他のかんきつ類に比べると中身は傷みにくいものの、長期保存した場合はカビや傷みにご注意が必要です。
まとめ
メロゴールドは、トロピカルな風味とさわやかな酸味が楽しめる魅力的なフルーツです。ジューシーでたっぷりのビタミンCが含まれるため、健康促進効果も期待できます。加えて、ユニークな外観から目を引く存在感もあり、フルーツ料理やデザートに取り入れると華やかさが加わります。甘酸っぱい味わいと栄養価の高さから、家庭菜園でも人気が出てきています。