金柑 食べ方
色とりどりの果物が目白押しの寒い季節にあって、鮮やかなオレンジ色がひときわ目立つ金柑。手のひらに乗せたときのその小さな形状や、甘酸っぱいあじが思わず微笑んでしまうような、冬の季節限定のデザートとも言えるでしょう。それでは、食べ方にもバリエーションがある金柑の魅力についてご紹介させていただきます。
きんかんの食べ方
きんかんの冷蔵
きんかんの冷凍
旬の冬フルーツ、きんかん。そのさっぱりとした甘酸っぱさとあとを引くほどの苦味は、調理にもスイーツにもぴったりです。しかし皆さん、ご存知でしたか? この魅力いっぱいのきんかん、実は冷凍保存することで新たな楽しみ方が広がるということを。
まずきんかんを洗い、水分を完全に拭き取り、ヘタを取り除きます。その後、半分に切って種を取り出し、一つひとつ丁寧にラップで包んだきんかんを冷凍用袋にまとめて冷凍庫へ。こうすることで「冷凍きんかん」がグッと1ヵ月もの長期間、美味しげに待っていてくれます。
冷凍後に驚くべきは、シャーベットのようなみずみずしさに生まれ変わる食感と、冷凍によって引き立つ鮮やかな風味です。更なる驚きは、そのまま解凍せずスライスしてヨーグルトやゼリーにトッピングするだけでも充分楽しむことができます。さらに解凍後はジャムやカクテル、料理のアクセントとしても大活躍。
ビタミンCや食物繊維が豊富なきんかんは、冷凍してもその栄養価はほとんど損なわれません。また、熟したきんかんを冷凍することで、甘みが倍増。
つまり、「冷凍きんかん」こそが、その保存の簡単さと風味の豊かさで、これからの季節にピッタリの特等席。冬の終わりに、旬なきんかんを大量に手に入れたら、この保存法をぜひ試してみてください。おいしくて便利な「冷凍きんかん」で、旬の味を手軽に長く満喫してみてはいかがでしょうか。
まとめ
金柑の食べ方はそのまま食べる他、皮を砂糖漬けにする、シロップ漬けにする、ジャムにするなど多岐にわたります。また、そのまま鍋物に入れても美味。香り高い金柑はさまざまなアレンジが楽しめます。金柑の美味しさを堪能し、寒い季節を彩る一品として、ぜひ台所に取り入れてみてください。