アイス 糖 質
暑い夏の日に、冷たくて甘いアイスクリームに手を伸ばしたくなることは誰にでもあるでしょう。しかし、糖尿病や肥満などの生活習慣病に悩む方々にとって、アイスを気兼ねなく食べられるかどうかは大きな関心事です。糖質制限中の方も同様に、アイスクリームを避けがちかもしれません。そこで今回は、アイスクリームの糖質含有量と、糖質が気になる方でも安心して楽しめるアイスの選び方についてご紹介します。
低糖質アイスを選ぶポイント
糖尿病や肥満に悩む方でも低糖質アイスなら安心して味わえます。選ぶポイントは①糖質量、②カロリー、③使用されている甘味料の3つです。
①糖質量は10g以下がおすすめです。糖質を極端に制限しすぎると集中力の低下などの影響があるため、適度な摂取が大切です。
②カロリーは100kcal以下に抑えましょう。ダイエット中は必要以上のカロリー摂取を控える必要があります。
③使用されている甘味料にも注目が必要です。ブドウ糖を含まない甘味料なら血糖値の上昇を抑えられますが、人工甘味料の摂りすぎには注意しましょう。
低糖質アイスは、おやつの時間帯である15時ごろに食べるのが理想的です。夕方以降に食べると活動量が減るため、カロリーが中性脂肪として蓄積されやすくなります。
このように、糖質やカロリー、甘味料を意識しながら適切な時間に低糖質アイスを楽しむことで、健康的な生活習慣の維持につながります。
低糖質アイスランキング
それでは、身近なお店で買える低糖質アイスを紹介します。今回は糖質量10g以下、カロリー100kcal以下、買いやすさの3つの観点でランキングをつけました。
1位: グリコ SUNAO バニラ
スーパーやコンビニ、ドラッグストアで手軽に購入できるSUNAOバニラ味が1位です。120mlの満足サイズながら、糖質量5.8g、カロリー80kcalと低糖質・低カロリー。バニラビーンズの香りが食べごたえを感じさせてくれます。
2位: 明治 オリゴスマート
2位は明治のオリゴスマート。1本あたり40mlと食べやすい量で、糖質量8g(糖類4.5g)、カロリー57kcalです。フラクトオリゴ糖と砂糖で甘味を付けています。スーパーやドラッグストアで入手可能ですが、コンビニでは少し手に入りにくいです。
3位: シャトレーゼ 糖質70%カットのアイス マダガスカルバニラ
3位はシャトレーゼの糖質70%カットアイス「マダガスカルバニラ」。106mlのカップで糖質量8.5g、カロリー78kcalです。成分表示によると、マルチトールを除いた糖類は5gとなります。シャトレーゼ店舗で手に入れられます。バニラ以外にもベルギーショコラやあまおういちごなど、さまざまな味が楽しめます。
糖質制限中でも、このように手軽に低糖質アイスを楽しめる選択肢が増えてきました。夏のお楽しみデザートを我慢せずに味わえますね。
【検証結果】普通のアイスvs低糖質アイス
血糖値コントロールを意識する人にとって、低糖質アイスは賢明な選択肢です。普通のアイスと比べて低糖質アイスは血糖値の上昇を抑えられることが実証されました。
甘味となめらかな食感は健在ながら、カロリーは控えめの低糖質アイス。糖質制限中の間食にぴったりの一品と言えるでしょう。一方で、値段が高めなのが難点です。味や価格を総合的に勘案し、自分に合ったアイスを選ぶことが大切です。
低糖質アイスには様々な甘味料が使われているため、人工甘味料を避けたい人は原材料表示を確認する必要があります。健康志向の高まりで低糖質食品人気が高まる中、自分のニーズに合わせてアイスを選ぶことができるでしょう。
おいしい低糖質アイスクリームレシピを紹介
こちらのレシピは、低糖質で自分好みに調整できるアイスクリームの作り方です。市販の低糖質アイスに飽きた方や、お菓子作りが好きな方にぴったりです。以下が詳細なレシピです。
低糖質アイスクリームレシピ
材料(作りやすい分量)
卵 1個
生クリーム 100ml
牛乳 70ml
ラカントSシロップ 30〜50g(お好みで調整)
バニラエッセンス 4滴
抹茶パウダー 5g
純ココアパウダー 5g
作り方
卵にラカントSシロップの1/4量を加え、ハンドミキサーで約5分泡立てる。
1に牛乳とラカントSシロップの残り1/4量を加え、さらに5分泡立てる。
別のボールで生クリームを3〜4分泡立て、残りのラカントSシロップの1/4量を加える。
2と3を合わせて、残りのラカントSシロップとお好みでバニラエッセンスを加え、5分泡立てる。
冷凍できる容器に移し、冷凍庫で3時間ほど冷やす。途中で何度かかき混ぜると、よりふわっとした食感になります。
カロリーと糖質
できあがりのアイスクリームのカロリー: 475kcal
糖質: 6.3g
1食分(5等分した場合)
カロリー: 95kcal
糖質: 1.3g
このレシピで作ったアイスクリームは、糖質制限中の間食にもぴったりです。抹茶やココアパウダーを加えることで、風味豊かなアイスクリームが楽しめます。自分好みの味に調整しながら、ぜひお試しください!
まとめ
アイスクリームには高い糖質が含まれていますが、糖質制限中の方でも楽しめる選択肢があります。低糖質でヘルシーなアイスを選ぶこと、また、適量を気をつけて食べることが大切です。店頭で販売されている低糖質アイスや、自宅で作る代替品もおすすめです。暑い夏こそ、上手にアイスを楽しみながら、健康的な生活を続けましょう。