餅作り方 餅つき機なし

餅作り方 餅つき機なし

餅作り方 餅つき機なし

餅は日本の伝統的な正月の食べ物として親しまれており、餅つき機がなくても簡単に手作りできます。餅つき機がない場合は、手作業で餅つきをすることになりますが、家族や友人と一緒に作業することで、楽しみながら餅作りを体験できます。この記事では、餅つき機がない場合の手作りの餅作り方を、簡単なステップでご紹介します。

コシがあるのにやわらかい! 餅つき機なしなら、もち米は「蒸す」のが断然おいしい

もち米の魅力は、手軽に本格的な味わいの餅が作れることにあります。餅つき機がなくても、蒸し器さえあれば、なめらかでコシのある絶品の蒸し餅が楽しめます。

蒸し餅は、もち米を高温でじっくり蒸すことで、ふっくら膨らみながらもしっかりとした弾力が残る、独特の食感が特徴です。柔らかくてなめらかなのに、モチモチとした噛み応えがあるのが魅力的です。

香り高いつきたての蒸し餅は、そのままでも十分おいしく、きな粉や餡などを添えてアレンジを楽しむのもよいでしょう。作り立ての熱々はもちろん、常温でも美味しくいただけます。

蒸し器さえあれば、手間をかけずに本格的な味わいが楽しめます。こね殻をカリッと焼くなどのひと手間を加えれば、より本格的な雰囲気も味わえます。もち米の魔力で、驚くほど柔らかくてコシのある絶品の蒸し餅が、手軽に作れるのです。

餅つき機なしでも大丈夫!自宅でお餅を作る2つのポイント

ここでは、手作りのお餅作りのポイントをわかりやすく解説しています。
【じっくり浸水することでやわらかな仕上がりに】
もち米は新米の場合、8〜12時間ほど水に浸しておくことが重要です。浸水時間を長めにとることで、蒸し上がった後のもち米がやわらかく、コシのある仕上がりになります。古米の場合は、さらに2時間ほど浸水時間を長くする必要があります。おこわや赤飯作りよりも長めの浸水時間を設定し、やわらかめに蒸し上げることがポイントです。
【冷えたら温め直しを忘れずに】
もち米を温かいうちに、すりこ木でひたすらついていきます。慣れないうちは手間取り、餅が冷えてしまうことも。そんな時は、ガラス製の耐熱ボウルなら電子レンジで、ステンレス製の場合は蒸し器で温め直しをして、扱いやすいやわらかさに戻しましょう。
じっくり浸水させ、温かいうちに手早く練り上げることで、つやつやの新鮮なお餅を手作りで楽しめます。家族や友人と力を合わせれば、一味違った手作りの味わいを堪能できるはずです。
餅作り方 餅つき機なし

餅つき機を使わない「つきたて餅」の作り方

<材料>

・もち米 3合

<道具>

・蒸し器、蒸し布

・すりこ木

・ボウル(直径25cm程度の耐熱ガラス製がおすすめ)

・手ふきん(ボウル用の滑り止め)

・手水用のボウル

<作り方>

1. もち米をボウルに入れ、水に10時間ほど浸す。古米は2時間余計に浸けると良い。

2. 蒸し布を敷いた蒸し器にもち米を並べ、中火で50分蒸す。

3. 蒸し時間中、すりこ木を水に浸しておく。

4. 50分後火を止め、余熱で5分蒸してふっくら仕上げる。

5. 手水を準備し、ボウルにもち米を入れ、底に濡れふきんを敷く。すりこ木で20分ほどつき、米粒がつぶれて餅状になったら完成。

つきたてのお餅は、手間暇をかけて作ることで、素朴な風味と食感を堪能できる。ほっこり温かな香りが漂う手作りの味わいは、懐かしい思い出の味そのもの。きな粉、納豆、みそなどと合わせれば、より一層おいしくいただけるでしょう。昔ながらの方法で作ることで、食へのありがたみも込められた贅沢なご馳走になります。

【つきたての餅を食べるときは】餅がかたくならないよう50℃の湯にとり、手でひと口大にちぎる

つきたての餅の美味しさを堪能するには、適切な温度管理と手順が重要です。まずは50℃程度のお湯に餅を入れ、やわらかい状態を保ちます。次に親指と人差し指で少し餅を出し、反対の手でひと口大に優しくちぎります。この工程で餅がつぶれないよう注意が必要です。最後にきな粉、あんこ、納豆などお好みの味付けをからめれば、もちもちとした食感と風味豊かな餅が楽しめます。時間が経つと餅は固くなるので、つきたてのうちにいただくのがおすすめです。食べきれない分は「のし餅」や「鏡餅」に加工し、温かいうちに保存しましょう。

まとめ

餅作りは餅つき機がなくても、簡単に家族や友人と一緒に楽しむことができます。材料を準備し、杵と臼を使って力強く餅をつき、しっかりと捏ねることで、もちもちとした食感の美味しい手作り餅が完成します。伝統的な餅つき体験を通して、日本の正月文化を味わうことができるでしょう。