バナナ 鉄分ってどれくらい?鉄分 食べ物 バナナについて解説

バナナ 鉄分ってどれくらい?鉄分 食べ物 バナナの鉄分含有量について解説

バナナ 鉄分

バナナは手軽に食べられる果物として親しまれており、炭水化物やカリウム、食物繊維など、豊富な栄養素を含んでいます。一方で、鉄分補給源としてはあまり知られていません。本記事では、バナナの鉄分含有量や健康効果、貧血予防への活用法を解説します。

バナナにはどんな栄養が含まれている?

手軽に食べられるバナナは、栄養成分が豊富で健康的な果物です。米国農務省(USDA)の栄養データによると、中くらいのバナナ1本には以下の栄養素が含まれています。

・カロリー:105キロカロリー

・脂質:0.39グラム(飽和脂肪0.04グラム)

・炭水化物:27グラム

・食物繊維:3グラム

・タンパク質:1グラム

・ナトリウム:1ミリグラム

・糖質:14グラム

特に食物繊維が3グラムと多く含まれており、1日に必要な量の10%以上を賄えます。食物繊維は便秘予防や整腸作用があり、肥満や生活習慣病リスクを下げる働きがあります。水溶性食物繊維は腸内で水分を吸収し、排泄を促進する効果があります。また、カリウムが358mgも含まれており、血圧を下げて動脈硬化を予防する効果があります。ビタミンC、B6、マグネシウムなども豊富に含まれ、手軽に様々な栄養素を摂取できます。さらに、バナナは低GI食品であり、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待できます。適度なカロリーとおいしい甘みがあり、運動時の補給食としても最適です。このように栄養が凝縮されたバナナは、健康的な食生活に役立つ優れた果物なのです。

バナナの栄養素

バナナは、栄養価が高く、さまざまな栄養素を含む果物です。バナナに含まれる栄養素には、カリウム、食物繊維、ビタミンC、ビタミンB群などがあります。これらの栄養素は、体の健康を維持する上で重要な役割を果たします。特にビタミンCは、免疫力を高める効果があり、風邪や感染症の予防に役立ちます。また、ビタミンB群はエネルギー代謝をサポートし、疲労回復に効果的です。バナナは、手軽に摂取できる栄養素の宝庫と言えるでしょう。

バナナに含まれる鉄分量

中サイズのバナナ1本(約100g)には、鉄分が約0.3mg含まれています*1。鉄分の1日の推奨摂取量は成人男性で約7.5mg、女性では月経の有無により6.5~10.5mgとされています*2。バナナ単体で鉄分不足を補うことは難しいため、鉄分豊富な食品と組み合わせて摂取することが推奨されます。

*1:米国農務省 (USDA) Nutrient Database

*2:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

バナナの健康効果は?

バナナは栄養価が高く、健康的なフルーツとして知られています。バナナを摂取する際の注意点として、適切な摂取量やタイミングを考えることが重要です。しかし、その優れた点はほかにも数多くあります。

カリウムが豊富に含まれているバナナは、脳卒中のリスクを下げる効果があるそうです。カリウムは血流を改善し、動脈を柔らかくするため、高血圧でない女性の脳卒中リスクを最大20%減らすことが分かっています。また、血管壁をリラックスさせて血圧を下げる作用もあります。

バナナに含まれる食物繊維は、便秘と下痢の両方を改善するだけでなく、腸内環境を整えて全身の健康維持にも役立ちます。食物繊維は腸内フローラに必要な細菌を補給する働きがあるのです。

さらに、ビタミンCは免疫力を高め、肌の健康にも良い影響を与えます。抗酸化物質や植物性栄養素が慢性疾患のリスクを低減し、ビタミンB6がストレスや不安を和らげる効果もあるそうです。

解説 バナナには鉄分や炭水化物も豊富で、貧血に効果的だったり、運動後のエネルギー源になったりと、さまざまな利点があります。手軽に栄養を摂取でき、生活習慣病の予防にも役立つバナナは、毎日の食生活に取り入れたい優れたフルーツなのです。

バナナは、健康的な生活をサポートする強力な味方です。バナナの食べ方として、皮をむいてそのまま食べることや、スムージーやジュースの材料として使う方法があります。

カリウムが脳卒中のリスクを下げる

バナナに含まれるカリウムは、血圧を下げる作用があります。高血圧は、脳卒中のリスクを高める要因の一つです。カリウムを摂取することで、血圧を下げ、脳卒中のリスクを減らすことができます。実際に、カリウムが豊富に含まれるバナナを日常的に食べることで、脳卒中のリスクを最大20%減少させることができるとされています。バナナは、健康的な生活をサポートする強力な味方です。


カリウムには血圧を下げる作用がある

カリウムは、体内でナトリウム(塩分)を排出する働きがあります。ナトリウムは、血圧を上げる作用があるため、カリウムを摂取することで、血圧を下げることができます。また、カリウムは、血管を拡張する作用もあります。これにより、血圧を下げ、心血管疾患のリスクを減らすことができます。バナナに豊富に含まれるカリウムは、日常的に摂取することで、健康維持に大いに役立ちます。


バナナに含まれるプレバイオティクスには、腸内環境を整える効果もある

バナナに含まれるプレバイオティクスは、腸内環境を整える効果があります。プレバイオティクスは、腸内で発酵し、腸内環境を整える働きをします。これにより、便秘や下痢などの腸内疾患を予防することができます。バナナを食べることで、腸内フローラが整い、全身の健康が向上します。特に、食物繊維が豊富に含まれているため、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善する効果が期待できます。


ビタミンCが、病気を予防し肌を美しく保つ作用がある

バナナに含まれるビタミンCは、病気を予防し、肌を美しく保つ作用があります。ビタミンCは、免疫システムを強化し、病気を予防する働きをします。また、ビタミンCは、コラーゲンの生成を促進し、肌を美しく保つ働きをします。バナナを食べることで、日常的にビタミンCを摂取し、健康と美容の両方をサポートすることができます。バナナは、手軽に美と健康を手に入れるための優れた果物です。

バナナ 鉄分

まとめ

バナナは鉄分を少量含むものの、単体での鉄分補給には限界があります。他の食品と組み合わせることで鉄分の吸収を高める工夫が必要です。一方、バナナにはカリウムや食物繊維、ビタミンB6なども豊富に含まれ、便通改善や血圧低下などの健康効果が期待されます。バランスの良い食生活に、バナナをぜひ取り入れてみてください。

よくある質問

鉄欠乏性貧血の予防とは

鉄欠乏性貧血の予防には、鉄を多く含む食品を積極的に摂取することが重要です。鉄には吸収率が高いヘム鉄と、吸収率が低い非ヘム鉄の2種類があります。ヘム鉄は動物性食品に多く含まれ、人体への吸収率が10~30%と高く、貧血予防におすすめです。特にレバーや赤身の肉、魚介類などが豊富に含んでおり、これらを食事に取り入れると良いでしょう。

一方、非ヘム鉄は植物性食品に多く含まれ、吸収率は5%以下と低いですが、ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率を上げることができます。非ヘム鉄を多く含む食品には、ほうれん草や小松菜、豆類、海藻類などがあります。

鉄の吸収を妨げる食品もあるため、注意が必要です。例えば、緑茶やコーヒーに含まれるタンニンは非ヘム鉄の吸収を阻害することがありますが、ヘム鉄には影響が少ないとされています。

このように、鉄分を効率よく摂取するためには、ヘム鉄と非ヘム鉄をバランスよく食事に取り入れ、吸収を促進する栄養素を組み合わせることが大切です。

貧血の症状とは

貧血の症状は、鉄分不足による鉄欠乏性貧血が原因で発生することが多いです。貧血の症状には、疲れやすさ、めまい、息切れ、顔色の悪さ、動悸などがあります。これらの症状は、血液中のヘモグロビンが不足し、酸素が十分に全身に運ばれないことで起こります。

一方で、健康診断で発見される「かくれ貧血」は、明確な症状が現れにくいものの、体内の鉄分が不足している状態です。この状態を放置すると、やがて明確な貧血症状が現れる可能性があります。

貧血の対処法としては、鉄分を多く含む食品を積極的に摂取することが重要です。また、必要に応じて医師の指導のもと、鉄剤の服用を検討することも有効です。定期的な健康診断を受け、早期に鉄分不足を確認し、適切な対策を講じることが貧血の予防に繋がります。

記事監修者 紹介

県立広島大学 人間文化学部 健康科学科 2013.4-2017.3

管理栄養士/栄養士 取得

阪神調剤薬局 (管理栄養士/登録販売者/事務) 2016.4-2020.6

飲食店を営む家で育ち、食事を通して多くの人の元気を支えたいという思いで管理栄養士を目指しました。調剤薬局では栄養相談会を実施したり地域のイベントでの講演など、地域の方の健康を支えるサポートをしていました。出産を機に退職しましたが、「食事を通して多くの人の元気を支えたいという思い」は変わらずフリーの管理栄養士として活動しています。