フルーツスターとは

鮮やかな黄色い星形が目を引くスターフルーツ。その名の通り、カットすると星の形になるユニークなフルーツです。原産地の東南アジアではポピュラーな果物ですが、近年日本でも見かける機会が増えてきました。スターフルーツの魅力は、甘みと酸味の絶妙なバランス。シャキシャキとした食感と共に、爽やかな風味を楽しむことができます。今回は、エキゾチックなスターフルーツの魅力に迫ります。その特徴や栄養価、美味しい食べ方まで、詳しくご紹介しましょう。

スターフルーツとは?

スターフルーツは、東南アジア原産のカタバミ科の植物で、日本では沖縄や宮崎で栽培されています。輪切りにすると星型に見えるユニークな果実で、その名が付けられました。大きさは様々ですが、一般的に長さ5~15cm、幅5~10cmほどです。シャキシャキとした食感と甘酸っぱさが特徴で、生食だけでなく、ジュースやサラダ、ジャムなど様々な用途で楽しめます。旬は地域によって異なり、日本では主に9~11月と1~3月です。価格は時期や品質によりますが、1キロあたり600~1000円程度で取引されています。

スターフルーツはどこで買える?

スターフルーツは、トロピカルな風味を持つ珍しい果物です。一般的なスーパーでは見かけにくいかもしれませんが、輸入食品を豊富に扱うお店や、こだわりの果物専門店、一部の八百屋さん、またはオンラインショップなどで探すと見つかるかもしれません。

おいしいスターフルーツの選び方

スターフルーツを選ぶなら、熟度を見極めるのが大切です。表面の光沢と色の変化を目安にしましょう。未熟なものは緑色で酸味が強いですが、熟すと黄色みを帯びて甘みが増します。完熟する手前が食べ頃で、皮に張りがあり、つややかなものを選びましょう。熟しすぎると、しわが増えて果肉が柔らかくなりすぎるので注意が必要です。国産のものは秋から冬にかけてが旬です。もし未熟なものを買ってしまったら、追熟させて好みの色になるのを待つのも良いでしょう。サラダやピクルスに使う場合は、あえて緑色の未熟なものを選ぶのがおすすめです。

スターフルーツの切り方

スターフルーツは、星形に切って食べるのが一般的ですが、より美味しく味わうためのカット方法があります。まず、スターフルーツを丁寧に洗い、表面の汚れを落としたら、両端を切り落とします。次に、星の角の部分は硬いので、包丁で切り取るかピーラーで薄く剥きます。果肉の断面を上にして、角を切り落とすように縦に包丁を入れ、外側の部分だけを食べるのがおすすめです。中心部分は食べられますが、外側の甘酸っぱさに比べると風味が劣ります。この方法でカットするとスティック状になり、持ちやすく食べやすくなります。スターフルーツの皮は柔らかいので、剥かずにそのまま食べられます。

スターフルーツの保存方法

まだ熟していないスターフルーツは、室温がおよそ20度くらいの場所で保管することで追熟を促せます。十分に熟したスターフルーツは、乾燥しないようにポリ袋に入れ、口をしっかりと閉じて冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。

まとめ

トロピカルな風味と、甘酸っぱさが魅力のスターフルーツ。その名の通り、星形にカットすればお菓子や料理の飾り付けにも最適です。旬の時期には、ぜひ新鮮なスターフルーツを味わってみてください。きっと、その独特の食感に驚かれることでしょう。美味しくいただくためのカット方法もご紹介していますので、参考にしてください。

フルーツスター