独特の風味とピリッとした辛みが魅力のわさび菜。その爽やかな刺激は、いつもの料理に新鮮なアクセントを加えてくれます。サラダはもちろん、炒め物や和え物、お漬物など、様々な料理に使える万能野菜です。この記事では、わさび菜の知られざる魅力と、食卓を彩る簡単でおいしい活用レシピをご紹介します。ぜひ、わさび菜の新しい世界を発見してください!
わさび菜とは
ワサビナは、九州地方で栽培されている在来種のからし菜から生まれた、独特の風味を持つ野菜です。その葉は明るい緑色をしており、フリルのように縮れた縁が特徴的。見た目にも美しいワサビナは、わさびのような清涼感のある香りと、ピリッとした辛味が持ち味で、シャキシャキとした食感も楽しめます。旬は秋から春にかけてで、特に寒い時期にはその辛味が増します。
栄養面では、ビタミンCやB2、β-カロテンなどのビタミン類が豊富に含まれており、カリウムやカルシウムなどのミネラルもバランス良く含んでいます。サラダやサンドイッチとして生で味わうのがおすすめですが、炒め物やおひたしなど加熱調理にも適しており、加熱することで辛味が和らぎます。肉料理の付け合わせとしても、その風味がアクセントになります。
わさび菜の下ごしらえ/ゆで方
わさび菜は葉の形が複雑なため、土や小さな虫が付着しやすいです。ボウルに水をため、丁寧に振り洗いしましょう。
きれいに洗ったわさび菜は、使いやすいように半分にカットします。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩をティースプーンに山盛り1杯程度加えます。
まず、茎の部分を湯に入れ10秒ほど茹で、続いて葉の部分を加え、さらに20秒茹でます。
茹で上がったら、冷水にさらし、粗熱を取ります。
選び方
葉の色鮮やかで、若々しい緑色を帯びていること。そして、葉の先端まで潤いを保っていることが重要です。また、大きくなりすぎていないサイズを選ぶようにしましょう。最後に、葉が乾燥してしまっているものは避けるようにしてください。
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保存方法
新聞紙にくるみ、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管してください。鮮度が落ちやすいので、お早めにお召し上がりください。