見た目も味も最高なピンクレモネードブルーベリーをご紹介します。甘鮮やかなピンク色はインスタ映えも間違いなしです。今回は、ピンクレモネードブルーベリーの特徴や育て方などをお届けします。あなたもピンクレモネードブルーベリーで、特別なひとときを過ごしてみませんか?
特徴
ピンク色に色づく果実が魅力の、近年人気のブルーベリー品種です。甘さと食感、風味の良さに加え、見た目の鮮やかさも兼ね備えています。中生から晩生種で、収穫時期は6月下旬から7月中旬頃。生育旺盛でまっすぐ育ちやすく、果実は中くらいの大きさです。ハイブッシュ系とラビットアイ系の交配種であるハイブリッド系に分類され、両系統の良い特徴を受け継いでいます。耐暑性があり、広い地域で栽培できます。結実のため、別の品種との混植が必要です。ラビットアイ系が推奨されますが、他の品種でも受粉可能です。
育て方
日当たりの良い場所が生育に適しています。庭に植える場合も、鉢植えにする場合も、よく日の当たる場所を選んでください。多くの場合、植え付けから1~2年程度で実がなります。
水やり
植木鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る程度にたっぷりと水を与えましょう。庭に植えている場合は、品種や土の種類によって異なりますが、夏の強い日差しが続く際は水やりを検討してください。
肥料
庭植えと鉢植え、どちらの場合も、3月に春肥を、そして5月と8月下旬には追肥を与えましょう。庭植えには、元肥・追肥ともに、チッ素・リン酸・カリがそれぞれ8%ずつ含まれた化成肥料などが適していますが、化学肥料の使用はできる限り控え、堆肥などの有機物を積極的に活用することが重要です。家庭から出る草や生ゴミを堆肥として利用するのがおすすめです。一方、鉢植えの場合は、元肥として有機固形肥料を、追肥には緩効性化成肥料を使用すると良いでしょう。
鉢植えの植え付け、植え替え
ブルーベリー、特にハイブッシュ種は酸性の土壌を好みます。理想的なpHは4.3~4.7程度です。 専門の農家は硫黄で土壌の酸度を調整しますが、家庭菜園ではピートモスや鹿沼土といった酸性用土を使用するのが一般的です。 例えば、酸度調整されていないピートモスを5~6割、鹿沼土の小粒を5~4割混ぜた配合土などが適しています。 鉢植えの植え替えに最適な時期は11月~3月です。 根詰まりを防ぎ、土の通気性を保つことが目的で、鉢のサイズや植物の成長度合いによって異なりますが、通常は2~3年に一度行うと良いでしょう。