マンゴー カロリー

濃厚な甘みと香りが魅力のマンゴーは、南国フルーツの代表格として多くの人に親しまれています。デザートとしてだけでなく、サラダやジュースにも活用できる万能な果物ですが、そのカロリーや糖質、栄養価について気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、マンゴーの栄養面やダイエット中の摂取について詳しく解説します。健康志向の方や食生活を見直したい方は、ぜひ参考にしてください。
マンゴーのカロリーや糖質量
マンゴーは甘みが強いフルーツのひとつで、その分カロリーや糖質も気になるところです。生のマンゴー1個(約200g)には128kcalのエネルギーがあり、糖質は31.2g含まれています。自然の甘さとはいえ、摂取量によっては糖分の過剰摂取につながるため注意が必要です。さらに、加工品のドライマンゴーは100gで約380kcal、糖質も90gを超えるため、生のマンゴーに比べて非常に高カロリー・高糖質です。間食に取り入れる際は、量をしっかり管理しましょう。
また、他の果物と比べるとどうでしょうか。100gあたりで比べてみると、マンゴーは64kcal・糖質15.6gで、バナナ(86kcal・21.4g)よりは控えめですが、りんご(57kcal・14.1g)やゴールドキウイ(59kcal・13.5g)よりも高い傾向にあります。果物の中では中程度のカロリーと糖質量といえるでしょう。
マンゴーの栄養素を紹介
マンゴーは甘さだけでなく、栄養価の高さでも注目されている果物です。特に豊富に含まれるのが「葉酸」で、100gあたりに約84μg含まれています。これは成人の1日あたりの推奨摂取量の約3分の1に相当し、妊娠中の女性や貧血予防にも役立つ重要な栄養素です。さらに、マンゴーには抗酸化作用がある「β-カロテン」も多く含まれており、老化や動脈硬化などの生活習慣病のリスクを軽減するといわれています。
このほかにも、ナトリウムの排出を促し高血圧対策に効果的な「カリウム」、腸内環境を整える「食物繊維」などもバランスよく含まれており、日々の健康維持に役立ちます。甘いだけでなく、体にうれしい成分がしっかり詰まっている点がマンゴーの魅力です。

マンゴーをダイエット中に食べてもよい?
ダイエット中でもフルーツは摂りたいものですが、マンゴーはその甘さから敬遠されがちです。しかし、適切な量とタイミングを守れば、問題なく取り入れることが可能です。一般的に果物の摂取目安は1日あたり200gとされています。マンゴーは皮と種を除いた状態で1個がちょうどこの量に近く、1日の適量に収まります。
一方で、ドライマンゴーを選ぶ場合は、約50gで200kcal程度になるため、間食として摂る際は量に注意が必要です。特に加糖タイプはカロリーが高くなりやすいため、無加糖タイプを選ぶのがベターです。加糖タイプをどうしても食べたい場合は、半分の量にしてナッツ類と組み合わせるなどの工夫が有効です。さらに、脂肪を蓄積しやすくなる夜間は避け、午後2〜3時ごろに食べるのが理想的。体内時計の働きを意識することで、ダイエット中でも安心して楽しめます。
まとめ
マンゴーは甘みが強くカロリーや糖質が気になりがちですが、栄養価が高く、適切に取り入れれば健康にも美容にも良い影響を与える果物です。生のままはもちろん、ドライフルーツや料理の素材としても活用できます。大切なのは「量」と「タイミング」を意識すること。ダイエット中の方も、栄養をしっかり摂りたい方も、マンゴーの力を上手に取り入れて、健やかな毎日を送りましょう。