生クリームの泡立ては、ケーキ作りやデザートの仕上げに欠かせない工程ですが、思った以上に時間がかかることに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に忙しい時には、もっと手早く仕上げたいと感じる瞬間があります。そこで今回は、生クリーム泡立てを劇的に時短するコツをご紹介します。道具の選び方や気温管理など、ちょっとした工夫だけで驚くほどスムーズに仕上げる方法を伝授しますので、ぜひ参考にしてみてください。
生クリームにレモン汁やジャムを加える
生クリームをホイップするのは大変な作業で、泡立て器を使用すると時間もかかり、腕が疲れてしまいます。ハンドミキサーならもう少し楽にできますが、それでも楽とは言えません。そこでおすすめの方法の一つが、レモン汁を使うことです。市販の生クリーム200mlに砂糖とレモン汁小さじ1を加えて泡立てると、すぐにふわふわのホイップクリームが完成します。
通常通りに砂糖だけで生クリームを泡立てるのと比べ、半分程度の時間で泡立ちます。
これはレモンのクエン酸が生クリーム中のタンパク質を固めるためです。酸味はほのかで、軽やかで食べやすいかもしれません。
そして、もう一つの方法はジャムを使用することです。ジャムも小さじ1程度を生クリームに混ぜてください。
ジャムのとろみは、ペクチンという食物繊維によるものです。ペクチンは乳成分と結合しやすく、生クリームの泡立ちを助けます。使用するジャムによって風味や色が異なるクリームができます。真っ白なクリームを作りたい場合には不向きですが、簡単に色付きのクリームが作れます。
開ける前に1分間パックをふる
次の方法は道具を使わない簡単なテクニックです。
未開封の生クリームパックを手に持ち、1分間しっかりと振って、あらかじめ泡立てた状態にします。その後、開封してボウルに移し、通常の手順でさらに泡立てます。
泡立てに時間がかかりすぎて困るという方はぜひ試してみて下さい。