箱根 まんじゅう
日本では古くから伝わるお菓子の一つである「まんじゅう」。その中でも特に魅力的な一品が、箱根にて愛されてきた「箱根まんじゅう」です。華やかなパワースポットとして知られ、日本美の象徴でもある箱根地方から生まれたこの銘菓は、旅行やお土産、日々の小さなご褒美としても喜ばれています。落ち着いた甘さと繊細な口溶けが楽しめる箱根まんじゅうの魅力を、これから詳しくご紹介して参ります。
箱根 まんじゅう:カステラ焼き箱根まんじゅう
観光地「箱根」の名産品である格別なお菓子、「箱根まんじゅう」。その箱根まんじゅうが「菊川商店」というお店で一風変わった進化を遂げています。「カステラ焼き箱根まんじゅう」です。
このお店限定の自家製で、専用機を使って作られています。生地にカステラを使用し、中には白あんこが入っています。ほんのりと甘く、焼印には「はこね」の文字が施されています。忙しい日には1日に2,000個~3,000個が売れるほどの大人気商品です。 店頭でその場で焼きたてを楽しめるのが魅力です。
箱根 まんじゅう:黒ごまたまご饅頭
黒ごまたまご饅頭は、大涌谷の黒たまごに似せた竹炭で着色されたまんじゅうで、白あんベースの黄身あんが特徴です。和風テイストの仕上がりに黒ごまがトッピングされており、見た目が黒たまごに似ているため、人気があります。以前は大涌谷のみで販売されていましたが、現在は箱根の各店舗でも購入可能で、8個550円から15個990円で販売されています。
箱根 まんじゅう:金時力まんじゅう
「金時力まんじゅう」は、金時山の金太郎をモチーフにしたまんじゅうで、黒蜜入りの衣と十勝産小豆を使った自家製のつぶあんが特徴です。さらに、中にはお餅も入っており、ボリューム満点です。このまんじゅうは創業以来40年間製造方法が変わらず、観光客から愛され続けています。「むしまんじゅう」は1箱6個入り700円、「あげまんじゅう」は1箱6個入り1,000円から販売されています。
箱根 まんじゅう:箱根路みそまん
「箱根路みそまん」は、創業160年の加藤兵太郎商店の味噌を使用したまんじゅうで、皮には8ヶ月~12ヶ月熟成の「いいちみそ」が使われています。中には風味豊かなつぶあんが詰まっており、2個入り237円、6個入り712円、10個入り1,188円で販売されています。
箱根 まんじゅう:箱根のお月さま。
「箱根のお月さま」は、沖縄波照間産の黒糖と北海道十勝の特別栽培小豆を使用した自然素材のまんじゅうです。20分ほど飽和蒸気で蒸し上げる製法にこだわり、もちもちの皮にキリッとしたあんこが包まれています。1個110円から購入でき、箱では8個入り920円、12個1,380円、15個1,740円で販売されており、箱根の菜の花全店で取り扱っています。
箱根 まんじゅう:箱根温泉饅頭
「箱根温泉饅頭」は、丸鳩本店で取り扱っているまんじゅうで、白と茶の2色の皮が特徴です。白は砂糖、茶は黒蜜から作られており、中には小豆こしあんが詰まっています。創業120年の歴史を持ち、長年にわたり観光客に愛されてきたこのまんじゅうは、1個90円のバラ売りと、10個入り950円から25個入り2,250円で販売されています。朝には出来立てを楽しめるのも魅力です。
箱根 まんじゅう:公時山まんじゅう
「公時山まんじゅう」は坂田公時にちなんで名付けられたまんじゅうで、金時山の風情をイメージした柔らかな皮に、自家製のつぶあんがたっぷりと詰め込まれています。
箱根 まんじゅう:元祖箱根温泉まんじゅう
「元祖箱根温泉まんじゅう」は、甘さ控えめのこし餡が特徴のまんじゅうです。皮には白砂糖と黒蜜が使われており、絶妙な味わいに仕上げられています。店内では、出来立ての温かいまんじゅうを楽しむことができるのも魅力です。
まとめ
「箱根まんじゅう」は日本伝統のお菓子を今に伝える逸品です。落ち着いた甘さと繊細な口溶けのバランスが絶妙で、一つ一つ手作りの情緒が感じられます。また、贈り物やお土産としても人気で、その実力は多くの人々から証明されています。箱根の美しい自然と共に極上の和菓子体験を、ぜひ「箱根まんじゅう」で味わってみてください。