果実酒は、季節ごとの恵みを瓶詰めした至福の一杯。一口飲むごとに異なる果実の香りや味わいが広がり、私たちを魅了します。春には桜の華やかさ、夏はスイカの瑞々しさ、秋は柿の甘さ、冬はリンゴの芳香と、それぞれの季節ならではの果実が織りなすハーモニーを楽しむことができます。四季折々の果実と共に変わる味わい深い果実酒の世界に浸り、至福のひとときを過ごしてみませんか。
序章「果実酒の基本とは？」
焼酎SQUAREで言う「果実酒」は、酒税法上の「果実酒」（ワインなど）とは区別されています。具体的には、焼酎甲類（ホワイトリカー①）にフルーツや木の皮、ハーブを漬け込んで作る家庭で楽しむ梅酒のようなお酒を指します。法律上は、こうした梅酒などは「リキュール」に分類されます。
「リキュールと果実酒の違いとは？」クランドが独自基準でお酒を分類する理由
クランドのお酒は、現在、日本酒、果実酒、梅酒、リキュール、ワイン、焼酎、プレミアムサワーベース、クラフトビールの8つのカテゴリーに分かれています。
クランドにおけるお酒の分類
その中には、酒税法による一般的な分類とは異なるカテゴリーに分類されているものや、クランドオリジナルのカテゴリーに分けられている商品も存在します。
クランドの人気企画「酒ガチャ」では、届けられるお酒の種類を一本ずつ指定できるようになり（詳細は過去の記事「「選べない」から「選ばない」に。酒ガチャの誕生秘話」をご参照ください）、自分の好みに合ったお酒を選ぶためにどのカテゴリーを選べば良いかを気にする声が多く聞かれます。
今回は、クランド独自のお酒の分類について詳しくご紹介します。
クランドにおけるお酒のカテゴリー
クランドでは、お酒を以下の8つのカテゴリに分けています。
日本酒お米と水を基本材料にして作られたお酒です。ただし、「クラフトサケ」と呼ばれる副原料を含むものは含まれません。果実酒果実を主な材料として作られたリキュールです。梅酒梅を漬け込んで作るお酒には、「本格派」と「個性派」があり、本格派は主に梅だけが原材料、個性派は他のフルーツやお茶を含んでいます。リキュール果実以外のものを主要原料としたリキュールです。ワインブドウを主原料とするお酒です。焼酎米や芋など、選びぬかれた原料から作る蒸留酒です。プレミアムサワー上質な素材を使った特別なサワーの素で、炭酸で割って楽しむお酒です。クラフトビール小規模ブルワリーで作られた特製ビールです。
この分類は、実際の顧客からのフィードバックを元に作成されたもので、クランドのサイト上で利用されています。
なぜ独自の分類を採用しているのか
クランドのお客様のうち、過半数が20代で、さらに30%超が30代となっています。これは、一般的な酒造メーカーや酒屋に比べて、若い年代層の利用が多いことを示しています。
また、普段あまりお酒を飲まない方や、初めてのお酒にクランドを選ぶ方も多く、定番のカテゴリでは十分にニーズに対応しきれないという課題がありました。
たとえば、酒税法で果実酒として分類されているものであっても、クランドではワインのように甘みが控えめでぶどうの渋みを楽しめるものはワインとして扱っています。
さらに、クランド独自のカテゴリとしてプレミアムサワーベースがあります。
このプレミアムサワーベースは、炭酸で割ることで美味しさが引き立つように設計されており、果実の風味が強調されたりアルコール度数が高めに設定されているため、果実酒やリキュールとは別に分類しています。
加えて、クランドでは果実酒とリキュールの独自の分類法を用いています。
一般的な酒税法によれば、
果実酒は果実を発酵させた醸造酒、リキュールは蒸留酒に果実やハーブ、甘味料を加えたものとされていますが、
クランドでは、果物を主成分とするものを果実酒、果物以外を主成分とするものをリキュールとしているため、一般にはリキュールとして扱われるお酒が果実酒として分類されることがあります。
これらの独自の分類を通して、さまざまな顧客のニーズに応えられるようにしています。
特に酒ガチャでは、届くお酒のジャンルを一本ずつ選べるため、より自身の好みを反映させた選択が可能です。
※ボトルの裏ラベルには、酒税法で規定された分類が記載されています。
お酒選びを簡単にするために
クランドには現在450種類以上のユニークなクラフト酒が取り揃えられています。
お酒の知識があまりない方や初めての方、シンプルに楽しみたい方でも、自分に合ったお酒を直感で見つけられるように、常に新しい情報を提供しています。
ただお酒を購入して飲むだけでなく、お酒選び自体を楽しんでもらえるようなオンライン酒屋を目指しています。KURANDは、美味しいお酒をより多くの人々に楽しんでいただけるよう、お酒選びをもっと手軽にします。