生クリームホイップクリーム違い

ケーキやデザートに欠かせない生クリームとホイップクリーム。どちらも乳製品から作られるクリームですが、その違いを詳しく知っていますか?実は、原材料や風味、用途に大きな違いがあるんです!この記事では、生クリームとホイップクリームの違いを徹底的に解説。それぞれの特徴やメリット・デメリット、さらには用途に合わせた選び方まで、プロの視点から分かりやすくご紹介します。この記事を読めば、あなたもクリーム選びの達人になれるはず!

生クリームとホイップクリームの違いとは?

お菓子作りでよく使う生クリームとホイップクリーム。種類が多くて、どれを選べば良いか、違いが分からず困った経験はありませんか?この記事では、一般的に「生クリーム」「ホイップクリーム」と呼ばれるクリームについて解説します。「違いがいまいち分からない」という方は必見です。

生クリームとホイップクリームの違いは?

純正の生クリームは、牛乳から得られる乳脂肪、すなわち生乳のみを原料としています。それ以外の成分が添加されているものは、厳密には生クリームとは言えません。製造過程においては、生乳を遠心分離することで乳脂肪分だけを取り出し、それを濃縮することで作られます。一方、ホイップクリームは、動物性脂肪に植物性脂肪をブレンドしたもの、あるいは植物性脂肪のみを原料としたものを指します。

もっと詳しく!パッケージの裏側をチェック

先述の生クリームとホイップクリームの区別は、一般的な認識に基づいたものです。食品衛生法の規格においては、名称の定義がやや異なります。この違いを理解することで、クリーム選びがより明確になるでしょう。クリームの原材料表示をご確認ください。 1.種類別:クリーム → 原材料が生乳のみで、乳脂肪分18%以上のもの。泡立てるには、乳脂肪分35%以上が必要です。 2.名称:乳等を主要原料とする食品 → こちらは3つのタイプがあります。 a.種類別:クリームに安定剤や乳化剤を加えたもの。 b.乳脂肪の一部を植物性脂肪に置き換えた、コンパウンドクリーム。 c.植物性脂肪のみを使用したもの。 それぞれの詳細については、以下でさらに詳しく解説します。

1. 種類別:クリームとは?

「種類別:クリーム」と表示されているものは、多くの場合、乳脂肪のみで作られた純粋なクリームを指します。商品によっては「純生クリーム」と表記されていることもあります。このタイプのクリームは、乳本来の豊かな風味、滑らかな口当たり、そして深いコクが特徴です。ただし、保存期間は非常に短く、価格も比較的高めです。乳脂肪分の割合が高いほど、風味が豊かになり、硬さが増し、分離しやすくなる傾向があります。クリーム本来の味を楽しみたい時や、食品添加物を避けたい場合に最適です。

2.乳等を主原料とする食品とは?

生クリームには主に3つのタイプがあり、それぞれ特性が異なります。ここでは、それらを詳しく見ていきましょう。a. 添加物を使用したクリーム:これは、ピュアな乳脂肪に安定剤や乳化剤などを加えたものです。「純乳脂使用」と謳われていても、これらの添加物が含まれている場合があります。純粋な生クリームと間違われやすいですが、性質は異なります。風味はオリジナルと近いものの、添加物によって安定性と形状保持力が向上し、使いやすさが向上しています。消費期限は比較的短く、価格はやや手頃です。用途としては、生クリーム本来の風味を活かしつつ、分離しにくさや形状を保ちたい場合に最適です。特に、気温の高い時期にはオリジナルよりも扱いやすいでしょう。ただし、他のタイプと比較すると分離しやすい点には注意が必要です。b. 植物性脂肪をブレンドしたクリーム(コンパウンドクリーム):乳脂肪の一部を植物性脂肪に置き換えたものです。c. 純植物性脂肪クリーム:「〇〇フレッシュ」や「〇〇ホイップ」といった名称で販売されていることが多いです。風味や口溶けは乳脂肪に劣りますが、作業性、保形性、そしてさっぱりとした口当たりが特徴です。消費期限が非常に長く、日持ちするのも利点です。ただし、添加物は多めで、価格は最も安価です。純乳脂特有の黄みが気になる場合や、軽さやさっぱり感を重視する場合、しっかりとした形状を保ちたい場合に適しています。また、価格が手頃なので気軽に使えるのも魅力です。

使用感や味は?どんな違いが?

純粋な生クリームとホイップクリーム、この2種類を実際に泡立てて比較すると、泡立て時間は、クリームの状態、ミキサーの種類、ボウルの形状などによって変動します。あくまで目安としてお考えください。乳脂肪分47%の生クリームの場合、泡立て時間は約45秒でした。乳脂肪分の割合が低いほど、泡立てに時間がかかる傾向にあります。ちなみに、乳脂肪分35%の生クリームでは1分10秒でした。泡立てが進むにつれて急にかたくなりやすいので、注意が必要です。風味はミルクの自然な甘みが際立ち、濃厚で口溶けが良いのが特徴です。一方、ホイップクリームの泡立て時間は約1分25秒と、生クリームの約2倍の時間を要しました。ある程度泡立てが進んだ後も、分離しにくく扱いやすいのが利点です。食感は軽やかで、口溶けは生クリームに劣ります。乳製品特有の風味が控えめで、あっさりとした味わいです。

使ってみると違いがわかる!

今回は、生クリームとホイップクリームの違いを掘り下げてご紹介しました。 イベントを彩るデコレーションケーキに欠かせないクリーム選びの参考になったでしょうか。  用途に合わせてクリームを選ぶことはもちろん、色々な種類を試して、その違いを体験してみるのもおすすめです。 きっと新しい発見がありますよ。

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