フランスパンとは、フランス発祥の長細い棒状のパンの総称です。小麦粉、水、イースト、塩のみでシンプルに作られ、焼き上げると独特のかりっとした薄皮とモチモチとした内側の食感が特徴です。

伝統的な製法では、発酵に長時間かけることで風味豊かに仕上げます。その歴史は古く、16世紀頃からフランスで広く食べられるようになったと言われています。

フランスパンにはいくつかの種類があり、代表的なものはバゲットやバタール、カンパーニュ（パン・ド・カンパーニュ）などがあります。そのままでも十分美味しく食べられますが、サンドイッチやタルティーヌなどにアレンジするのも人気です。また、料理との相性も抜群で、スープやシチューなどに合わせるのもおすすめです。

シンプルながらも奥深い味わいで、世界中で愛されているフランスパンは、食卓に欠かせない存在として親しまれています。

ネット上で話題沸騰中の「やみつきになるフランスパン＆バゲットの食べ方」10選をご紹介します。

1. コンビーフパテのスタッフドバゲット

ノザキのコンビーフが紹介した「コンビーフパテのスタッフドバゲット」は、じゃがいもとマヨネーズ、オニオンスープの素などを混ぜた具材をくりぬいたバゲットに詰めるだけ。見た目もおしゃれで、ピクニックにぴったりの一品です。

2. クリームチーズ＆ドライフルーツのスタッフドバゲット

デザート系のスタッフドバゲットも人気。クリームチーズにお好みのドライフルーツを混ぜ込み、中身をくりぬいたバゲットに詰めるだけでつくれます。女子会にもってこいのメニューですね。

3. フレンチトースト

バゲットの硬さが気になる方におすすめなのが、フレンチトーストにする方法。卵液にしっかり漬け込んでじっくり焼き上げれば、外はカリカリ、中はしっとりふわふわのおいしいフレンチトーストができあがります。

4. ピザトースト

食事としてしっかり食べたい方は、ピザトーストがおすすめ。トマトソースとチーズを乗せるだけでもOKですが、残り物の野菜やベーコンなどをたっぷり乗せれば栄養満点に。

5. ラスク

余ったフランスパンは自家製ラスクにすればおいしく生まれ変わります。バターとスティックシュガーを塗って焼くだけで簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

6. ガーリックトースト

バターとオリーブオイル、すりおろしたにんにくを混ぜたものをバゲットに塗ってトーストするだけで、簡単にガーリックトーストができあがります。明太子を加えるのもおすすめ。

7. 板チョコ＆バターサンド

フランスのブーランジェリーの人気メニュー「バゲット・オ・ショコラ」を再現した、板チョコとバターをはさむだけの簡単スイーツ。少量の塩をパラリと振りかけるのがポイントです。

8. 焼き鳥のねぎまと一緒に

バゲットに焼き鳥のねぎまをはさんで食べると、鶏肉と醤油の旨味がバゲットに染み込んでおいしいそう。キャベツやマヨネーズを加えるのもおすすめです。

9. さわらの西京焼きと一緒に

和風の食材とフランスパンを合わせるという意外な組み合わせですが、さわらの西京焼きとバゲットは相性抜群。大葉やマヨネーズを加えるのもおすすめです。

10. 豚の生姜焼きと一緒に

豚の生姜焼きとバゲットをサンドして食べるのも絶品。コクのある甘辛い味が、バゲットと合うのだとか。是非試してみて下さい。

フランスパンは、その香ばしい風味と軽やかな食感で、世界中で愛されているパンです。シンプルに食べるのも美味しいですが、アレンジ次第で様々な味わいを楽しむことができます。

トーストしたフランスパンにバターやジャムを塗るのは定番の食べ方。さらに、ハムやチーズを挟んでサンドイッチにするのもおすすめです。また、半分に切ったフランスパンをくり抜き、シチューやグラタンを詰めて焼くのも美味しい食べ方。残ったパン粉は、肉料理の衣やコロッケの材料にもなります。

そのほか、フランスパンを薄くスライスし、オリーブオイルを塗ってトーストすれば、クリスピーなブルスケッタに。トマトやバジルを乗せて、イタリアンな前菜も楽しめます。フレンチトーストやクルトンに使えば、朝食やスープがグレードアップするでしょう。

これだけさまざまな食べ方が楽しめるとあっては、進んでフランスパンを買ってきたくなりますよね。食べ方次第でおかずにもスイーツにもなるフランスパン&バゲット、ぜひお好みのアレンジで楽しんでみてください。

フランスパンを美味しく、そしてフランス流のマナーで味わうことで、その奥深い魅力をさらに堪能できるでしょう。現地の文化に触れながら、このシンプルながらも印象的なパンを楽しむ喜びを、ぜひ日常の食卓に取り入れてみてください。