イチジクの品種選び:甘さを極める
イチジクの糖度:身近な果物との比較
甘いイチジク品種ランキング:厳選TOP7
1位:レディ3姉妹(最高糖度32度)
2位:スイートカロン(驚異の糖度、最大30度超)
3位:ロンドボーテックス(濃厚な甘さ、最大糖度30度)
4位:ロードス(芳醇な甘み、最大糖度30度)
5位:アーチペル(爽やかな甘さ、最大糖度25度)
6位:ノルドランド(最大糖度25度)
7位:ロングドゥート(最大糖度23度)
人気品種ランキング:TOP5
1位:早生日本種(蓬莱柿)
2位:セレスト
セレストはアメリカ南部で広く栽培されている小ぶりなイチジクで、「シュガーフィグ(砂糖いちじく)」の愛称を持つほど、甘みが非常に強い品種です。果皮は紫がかった褐色で、果肉は濃いピンク色。甘みの中にほのかな酸味が感じられ、濃厚ながらも後味はスッキリしています。比較的コンパクトな樹形で育てやすく、ベランダ栽培にも向いているため、家庭菜園でも人気があります。
3位:ビオレソリエス
ビオレソリエスは、フランス原産の黒イチジクで、外皮は黒紫色、果肉は鮮やかな赤色をしています。ストロベリーやベリー系を思わせる香りと、濃密な甘さが特徴。控えめな酸味が甘さを引き立て、深みのある味わいに仕上がっています。デザートや加工用にも人気が高く、ヨーロッパでは「幻の黒イチジク」と呼ばれることも。繊細な風味から、グルメ層にも支持されています。
4位:桝井ドーフィン
桝井ドーフィンは、日本で最も広く流通している品種のひとつで、昭和初期に導入されて以来、国内のイチジク生産の主力を担っています。果実は大きめで食べ応えがあり、果皮はやや赤みがかった茶色。甘さとジューシーさがありながら、癖の少ないあっさりとした味わいで、万人に好まれるタイプです。収穫量が多く、耐病性にも優れていることから、商業栽培にも最適とされています。
5位:バナーネ
バナーネは、フランス原産の大型品種で、名前の通り細長いバナナのような形状が特徴です。皮は薄く、熟すと皮ごとそのまま食べられるほど。中の果肉はとろけるように柔らかく、濃厚な甘さの中にほんのりとした酸味が感じられます。ベリー系の風味を思わせる独特な香りもあり、一度食べたら忘れられない味わい。見た目にもインパクトがあり、贈答用や高級フルーツとしても人気です。
その他の注目品種
イチジク栽培における留意点
- 日当たりの良い場所を選定する
- 水はけと通気性の良い土壌を準備する
- 適切な時期に剪定を行う
- 病害虫の予防と対策を徹底する