風邪 アイス
風邪をひいた時、身体を冷やすのはNGだと言われがちですが、実は適度な冷やし方をすれば症状を和らげる効果があるのをご存知でしたか? 今回は、風邪の際におすすめの冷やし方としてアイスを使った方法についてご紹介します。アイスを上手に活用すれば、のどの痛みやくしゃみ、鼻水といった風邪症状を和らげられるかもしれません。
風邪の時にアイスは食べてもいいの？
風邪のときにアイスを食べたくなる理由
風邪の時のアイスはOK！その理由とは
風邪を引いた時の体調不良時こそ、アイスは最適な選択肢です。喉の渇きをいやし、冷たさが喉の痛みを和らげてくれるアイスは、潜在的な解熱作用も発揮します。脂肪分の高いアイスクリームは避け、アイスキャンディーやかき氷、フローズンヨーグルトなどが喉ごしの良い選択肢となります。
アイスは体力消耗時の栄養補給にも適しています。含まれる糖分がすばやくエネルギー源となり、牛乳や卵由来のたんぱく質やビタミンを補給できます。喉の痛みがある時も、アイスの冷たさと滑らかな舌触りが喉を刺激せず食べやすいでしょう。
さらに、小児に薬を飲ませる際も便利です。アイスの甘さと食感が苦みを和らげ、薬を飲みやすくしてくれます。バニラアイスの香りには、リラックス効果をもたらすバニリン成分が含まれているので、風邪で辛い気持ちをやわらげてくれる可能性もあります。
風邪の時のアイス、ここに注意！
風邪ウイルスと体内で戦う細胞に負担をかけてしまう恐れがあるため、アイスの摂取は控えめにしましょう。喉の痛みを和らげたい場合は、ハチミツを入れた温かい飲み物がおすすめです。ハチミツには抗菌作用があり、喉の粘膜を保護する働きがあります。また、温かい飲み物を飲むことで、のどの渇きを癒すだけでなく、粘膜を湿らせて痛みを和らげることができます。
発熱時やアイスを食べると体を冷やしてしまう可能性がある場合は、アイスの摂取は避けましょう。体を温めることが重要です。解熱鎮痛薬や風邪薬を服用した際も、薬の効果を妨げる恐れがあるため、アイスを控えるのが賢明です。医師や薬剤師に確認をとることをおすすめします。
胃腸風邪(胃腸炎)の場合は、アイスなどの刺激の強い食べ物を避け、胃腸への負担を軽減することが大切です。風邪の症状に合わせ、適切な対処をすることで、早期回復を目指しましょう。
風邪の時におすすめのアイスのフレーバー
風邪をひいた時、喉の痛みや渇きに悩まされる状況では、冷たくてさわやかなアイスが最適な解決策となります。アイスの冷たさは喉を潤し、痛みを和らげてくれるのです。
まずは、定番の「バニラ」や「ストロベリー」がおすすめです。爽やかな酸味が喉に一時の休息を与え、癒しの効果を発揮します。また、「レモン」の酸っぱさも喉に心地よい刺激を与え、解熱作用も期待できます。
頭痛や鼻づまりにも悩まされがちな風邪の時は、「ミント」の清涼感が賢明な選択肢です。ミントの香りで気分転換ができ、鼻づまりの解消にも貢献してくれるでしょう。
さらに、デザートとしても楽しめる「マンゴー」や「ココナッツ」などのトロピカルな風味は、ほのかな甘さと香りで疲れた心身を労わってくれます。
このように、風邪の時のアイスは、ひと口ごとに心が癒されていく、まさに味な"くすり"と言えるでしょう。
まとめ
鼻周りにアイスパックを当てると、鼻づまりや鼻水の症状が改善されることがあります。また、のどの痛みに対しては、アイスキャンディーやアイスクリームを舐めるのがおすすめです。冷たい刺激により、のどの痛みが和らぐからです。ただし、無理な冷やし過ぎは逆効果なので、適度な使用に留めましょう。このようにアイスを上手に活用することで、風邪の際の諸症状を緩和できるかもしれません。