ふわふわで可愛らしい見た目が魅力のカップシフォンケーキ。その手軽さから、おうち時間のおやつやちょっとしたプレゼントに大人気です。今回は、そんなカップシフォンケーキの魅力と、初心者さんでも失敗しにくい簡単レシピをご紹介します。特別な道具は不要、材料もシンプルなので、思い立ったらすぐに作れますよ。オーブンから漂う甘い香りに包まれながら、自分だけのオリジナルカップシフォンケーキを作ってみませんか?
手軽で簡単!カップシフォンケーキの作り方!レシピや冷まし方のコツもご紹介
シフォンケーキは、その独特の軽さと柔らかさが魅力の焼き菓子です。この食感を生み出すには、専用の型で焼き上げ、しっかりと冷ますことが大切です。一般的に、シフォンケーキ作りには真ん中に穴の開いた専用の型が必要だと思われがちですが、実は小さな「カップシフォン」であれば、専用の型がなくても作れます。カップシフォンは、通常のシフォンケーキとは冷まし方が少し異なります。この記事では、カップシフォンのレシピと、その独特な冷まし方について詳しくご紹介します。さらに、ペーストリートで人気のカップシフォンもご紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
カップシフォンの魅力
シフォンケーキは、通常、中央に筒状の穴が開いた専用の型を使用しますが、カップ型でも手軽に作れます。この穴は、焼き上がったケーキを逆さまにして冷ます際に、ケーキが自重で潰れてしまうのを防ぎ、ふわふわの食感を保つための工夫です。カップシフォンの場合は、容量が小さいため、通常の型のように逆さまにする必要がなく、オーブン対応のカップがあれば簡単に作れます。また、個別に分けられるため、手土産やプレゼントにも最適です。バレンタインなどのイベントで複数人に配りたい時や、パーティーで切り分ける手間を省きたい時にも便利です。
カップシフォンの材料
シフォンケーキの生地には、卵黄55g、牛乳40g、バター50g、レモン汁20g、レモンの皮3g、薄力粉70gを使います。メレンゲは卵白145gとグラニュー糖70gで作ります。仕上げにはレモン、生クリーム100gとグラニュー糖10g、ピスタチオ5粒を飾ります。
作り方
オーブンを180℃に予熱し、牛乳とバターを電子レンジで約40℃に温めます。レモン汁と皮は合わせて準備します。卵黄を泡立て器で白っぽくなるまで混ぜたら、温めた牛乳とバターを加えて混ぜます。次にレモン汁と皮を加えて混ぜ、薄力粉をふるい入れてよく混ぜます。別のボウルで卵白を泡立て、グラニュー糖を3回に分けて加えながら角が立つまで泡立て、メレンゲを作ります。生地にメレンゲを3回に分けて加え、最初は泡立て器で、最後はゴムベラで切るように混ぜます。型に生地を流し込み、数回落として空気を抜いたら、オーブンで22~25分焼きます。仕上げに砂糖を加えて泡立てた生クリームとレモンスライスを乗せ、ピスタチオを散らして完成です。メレンゲを混ぜる際は、初めに泡立て器を使うと綺麗に混ざります。カップシフォンは型崩れしにくく乾燥しづらいため、プレゼントにもおすすめです。
冷ます方法
カップシフォンケーキは焼き上がり後、粗熱を取る工程が大切です。焼きたての熱い蒸気を逃がし、時間をかけてゆっくりと冷ますことで、ふんわりとした食感が完成します。シフォンケーキは水分量が多いため、焼成中は膨らみますが、冷ます過程で水分が抜けて生地が縮みます。そのため、すぐに型から外すと、せっかくのふわふわ感が失われてしまいます。生地の目が詰まり、美味しさが損なわれてしまうのです。カップシフォンの場合は、一般的なシフォンケーキと異なり、必ずしも逆さにする必要はありません。無理に逆さにするよりも、そのまま冷ます方が良いでしょう。カップに入れたまま、4時間から一晩を目安にゆっくり冷ましてください。熱がこもらないよう、ケーキクーラーを使うのがおすすめです。逆さにする場合は、ケーキクーラーの跡がつく可能性があるので、気になる場合はデコレーションでカバーすると良いでしょう。洗濯ばさみを利用して逆さにする場合は、カップの底にテープを貼り、テープの先を洗濯ばさみで挟むと、簡単に逆さにできます。
まとめ
カップシフォンは、型なしで気軽に作れるのが魅力です。普通のシフォンケーキよりも小さいため、しぼむ心配が少なく、冷ます際もそれほど気を遣う必要はありません。ふわふわの食感を活かしつつ、色々なアレンジを加えて、美味しいカップシフォン作りに挑戦してみましょう。