「茶の香広がる、福島潟に思いをはせて」
■商品説明
福島潟に自生する希少植物オニバスの葉を表現した抹茶フィナンシェです
宇治抹茶・アーモンド・バターをふんだんに使用し材料にもこだわってお作りしております
■原材料
砂糖 (国内製造)、 バター、卵、 アーモンド、小麦粉、抹茶(抹茶、 クロ レラ末)、とうもろこしでん粉/膨張剤、 酸化防止剤(無水亜硫酸)、(一部に小麦・ 卵・乳成分を含む)
■賞味期限
発送日より14日以上
■保存方法
直射日光、高温多湿を避けて保存
■配送方法
常温
・豆知識
オニバスとは?
日本の湖沼や池に生育する水生植物の中で、ひときわ目を引く存在がオニバスです。その巨大な葉と独特の生態から、多くの人々の興味を惹きつけてきました。
オニバスの特徴と生態
1. 巨大な葉:オニバスの最大の特徴は、その巨大な円形の葉です。直径が2メートルを超えることもあり、まるで水面に浮かぶ円形のお盆のようです。
2. 強靭な構造:葉の裏側には網目状の強靭な構造があり、これが葉を支えています。この構造のおかげで、小さな子どもが葉の上に乗っても沈まないほどの浮力を持っています。
3. 夜咲く花:オニバスの花は夜に咲き、翌日の昼頃には閉じてしまいます。白い大きな花びらと甘い香りで、夜行性の昆虫を引き寄せます。
4. 変わった種子:実った種子には空気室があり、水に浮いて散布されます。また、種子の表面にはイボ状の突起があり、独特の形状をしています。
オニバスにまつわる豆知識
1. 名前の由来:「鬼」のように大きいことから「鬼蓮」と名付けられました。
2. 絶滅危惧種:日本では環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に指定されており、保護活動が行われています。
3. 世界最大の水生植物:葉の大きさでは、オニバスは世界最大の水生植物の一つとされています。
4. 古代の生き残り:オニバスは恐竜時代から存在していた古代種の一つで、約1億4000万年前の化石が発見されています。
5. 生物模倣技術:オニバスの葉の構造は、その強度と軽さから建築やデザインの分野でも注目されています。
6. 食用としての利用:一部の地域では、オニバスの種子や若い茎を食用としています。
7. 文化的な影響:日本の伝統的な庭園や絵画にもオニバスが描かれることがあり、古くから人々の関心を集めてきました。
承知しました。オニバスの日本における自生地について、より簡潔にまとめ直します。
主なオニバス自生地
1. 関東地方
- 茨城県:霞ヶ浦、牛久沼
- 千葉県:印旛沼、手賀沼
2. 中部地方
- 愛知県:東三河地方の溜め池
- 三重県:津市の深谷池
3. 近畿地方
- 滋賀県:琵琶湖周辺の内湖
4. 中国・四国地方
- 岡山県:児島湖
- 徳島県:吉野川下流域
5. 九州地方
- 佐賀県:三日月町の谷所池
これらの地域は主に本州、四国、九州の一部に分布しています。ただし、環境の変化により多くの自生地で減少傾向にあり、各地で保護活動が行われています。
オニバスは、その独特の姿と生態から、自然の不思議さと多様性を私たちに教えてくれる貴重な植物です。しかし、生育環境の悪化により減少傾向にあるため、この魅力的な水生植物を守り、次世代に引き継ぐことが重要です。地域の自然保護活動に参加したり、オニバスの生育地を訪れたりすることで、この驚くべき植物をより身近に感じることができるでしょう。