焼かない!簡単ひんやり♪ヨーグルトケーキレシピ集

「焼かない!簡単ひんやり♪ヨーグルトケーキレシピ集」では、オーブン不要で手軽に作れる、ひんやり美味しいヨーグルトケーキのレシピをご紹介します。ヨーグルトの爽やかな酸味と、冷たい口当たりは、暑い夏にぴったり。混ぜて冷やすだけの簡単レシピから、フルーツやビスケットを使ったアレンジレシピまで、様々なヨーグルトケーキをお楽しみください。ぜひ、お好みのレシピを見つけて、ひんやりスイーツをご堪能ください!

冷製ヨーグルトケーキとは

オーブンを使わずに、冷蔵庫で冷やして固めるだけで完成する、手軽なデザートが冷製ヨーグルトケーキです。ヨーグルト由来のさっぱりとした風味と、とろけるような口どけが特徴で、特に暑い時期にはおすすめです。クッキー生地や季節のフルーツをトッピングして、バリエーション豊かなアレンジが可能です。

冷製ヨーグルトケーキのメリット

冷製ヨーグルトケーキの一番のメリットは、なんといってもその簡単さです。材料を混ぜて冷やすだけで作れるので、お菓子作りが苦手な方でも気軽に作れます。また、ヨーグルトを主に使用するため、通常のケーキよりもカロリーを抑えることができ、健康を意識している方にも喜ばれます。さらに、材料やトッピングを変えることで、色々な味や食感を楽しめるのも大きな魅力です。

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基本の焼かないヨーグルトケーキの作り方

ここでは、基本となる冷製ヨーグルトケーキのレシピをご紹介します。このレシピをベースにして、色々なアレンジを加えて、オリジナルの冷製ヨーグルトケーキ作りに挑戦してみましょう。

材料(直径15cm丸型 1台分)
プレーンヨーグルト(無糖):400g(※水切り後 約200g)

生クリーム:100ml

クリームチーズ:100g(室温に戻しておく)

砂糖:60〜70g(お好みで調整)

レモン汁:大さじ1

粉ゼラチン:5g

水(ゼラチン用):大さじ2

ボトム(土台・お好みで)
ビスケット:80g

無塩バター:40g(溶かす)

作り方

① ヨーグルトの水切り
キッチンペーパーを敷いたざるにヨーグルトを入れ、ラップをして冷蔵庫で一晩水切りしておきます。200g程度になります。

② ボトムの準備(任意)
ビスケットを細かく砕き、溶かしバターを加えて混ぜます。型の底にしっかり押し固め、冷蔵庫で冷やしておきます。

③ ゼラチンをふやかす
粉ゼラチンを水にふり入れ、10分ほどふやかしておきます。

④ チーズ生地を作る
ボウルに柔らかくしたクリームチーズと砂糖を入れてよく練り混ぜ、水切りヨーグルト、レモン汁を加えてさらに混ぜます。

⑤ 生クリームを加える
別のボウルで生クリームを6〜7分立てに泡立て、生地に加えて混ぜます。

⑥ ゼラチンを加える
ふやかしたゼラチンを湯せんまたは電子レンジ(600Wで10〜20秒)で完全に溶かし、生地に少しずつ加えて混ぜます。

⑦ 型に流し込む
準備した型に流し入れ、表面をならして冷蔵庫で3〜4時間以上冷やし固めます。

⑧ 型から外す
固まったら型から外し、カットして完成です!

絶品レアヨーグルトケーキを作る秘訣

とっておきのレアヨーグルトケーキを完成させるための秘訣をご紹介します。これらのポイントに注意すれば、さらに美味しく、失敗知らずで作れます。

ヨーグルトの水切りについて

ヨーグルトを水切りすることで、余分な水分がなくなり、まるでチーズケーキのような濃厚な味わいになります。水切りは、ザルにキッチンペーパーを敷き、ヨーグルトを入れて冷蔵庫で半日~一晩かけて行います。水切り後の水分(ホエー)は、栄養満点なので、スープやスムージーなどに活用するのがおすすめです。

ゼラチンの扱い

滑らかな食感を実現するには、ゼラチンを適切に溶かすことが不可欠です。電子レンジを使用する際は、過熱による沸騰に注意してください。溶け残りが気になる場合は、湯煎で丁寧に溶かすと良いでしょう。

冷やし時間

冷蔵庫で冷やす場合は、通常2時間以上、冷凍庫を使用する場合は約1時間が目安となります。冷凍庫を使用すると時間を短縮できますが、冷やしすぎると硬くなる可能性があるため注意が必要です。また、型の材質や冷蔵庫の温度設定によっても冷却時間は変動するため、状態を確認しながら調整してください。

レアヨーグルトケーキのアレンジレシピ

基本のレシピを習得したら、様々なアレンジを試して、オリジナルのレアヨーグルトケーキを創作してみましょう。ここでは、いくつかのアレンジレシピをご紹介します。

フルーツヨーグルトケーキ

ヨーグルト生地にカットしたフルーツを混ぜ込んだり、ケーキの上に美しくトッピングすることで、見た目も鮮やかなフルーツヨーグルトケーキが完成します。旬のいちご、ブルーベリー、マンゴーなどを使用することをおすすめします。

チョコレート風味のヨーグルトケーキ

ヨーグルトの生地に、とろけるチョコレートや香り高いココアを混ぜ合わせれば、深みのあるチョコレートヨーグルトケーキが完成します。砕いたお好みのクッキーや香ばしいナッツを添えれば、食感も楽しいデザートになります。

抹茶のヨーグルトケーキ

ヨーグルト生地に抹茶を混ぜ込むことで、上品な抹茶ヨーグルトケーキが楽しめます。さらに、白玉やあんこなどを添えて、和のテイストを加えてみるのも良いでしょう。

アレンジは無限大

ジャムやコンポート、シロップを加えたり、お好みのリキュールで風味をプラスしたりと、アレンジは自由自在です。色々な食材を試して、自分だけのオリジナルレシピを見つけてみましょう。

冷たいヨーグルトケーキの型選び

冷やして固めるヨーグルトケーキには、直径12cmから18cm程度の丸い型がよく使われます。他にも、タルト型や四角い型など、色々な形で作ることができます。型によって見た目や切り分けやすさが変わるので、お好みで選んでみてください。

型の選び方のポイント

ケーキ型には様々な素材があり、それぞれに特徴があります。例えば、シリコン型は取り出しやすさが魅力ですが、耐久性にやや不安が残ります。金属型は熱を均等に伝えられるため、冷却ムラを防ぎたい場合に適しています。ガラス型はその美しさが際立ちますが、衝撃には弱いので慎重に扱う必要があります。

レアヨーグルトケーキと健康

レアヨーグルトケーキは、ヘルシー志向の方にもおすすめできるデザートです。ヨーグルトをメインに使用しているため、一般的なチーズケーキよりもカロリーを抑えられます。さらに、ヨーグルト由来の乳酸菌やカルシウムといった栄養も摂取できるため、健康面でも嬉しい効果が期待できます。

ヨーグルトの栄養価

ヨーグルトは、良質なタンパク質、丈夫な骨を作るカルシウム、そしてエネルギー生成を助けるビタミンB群の宝庫です。特に乳酸菌は、腸内フローラのバランスを整え、免疫力アップに貢献すると言われています。これらの栄養素は、私たちの健康維持に欠かせません。

レアヨーグルトケーキの保存方法

レアヨーグルトケーキは、冷蔵庫での保存が基本となります。美味しくいただくためには、冷蔵で2~3日以内を目安に消費することをおすすめします。冷凍保存も可能ですが、解凍後に水分が出て、食感が変化する可能性がある点に注意が必要です。

冷蔵保存のコツ

冷蔵庫で保存する際は、乾燥しないように丁寧にラップで包みましょう。さらに、他の食品からの匂い移りを防ぐために、密閉できる容器に入れるのが理想的です。

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結び

焼かないヨーグルトケーキは、その手軽さとアレンジの幅広さが魅力的なデザートです。基本レシピをマスターすれば、無限に広がるアレンジの世界を楽しめます。自分だけのオリジナルレシピを見つけて、ヨーグルトの栄養を美味しく摂りましょう。ヘルシーで美味しいおやつとして、ぜひお試しください。

ヨーグルトはどんな種類を使えばいいですか?

基本はプレーンヨーグルトを選びましょう。特に無糖タイプは、甘さを自分で調整できるので便利です。より濃厚な味わいを求めるなら、水切りヨーグルトやギリシャヨーグルトを使うのもおすすめです。

ゼラチンの代わりにアガーや寒天は使えますか?

ゼラチンの代わりに、アガーや寒天も利用可能です。ただし、ゼラチンに比べて凝固力が強いので、分量には注意が必要です。アガーを使うと透明感のある仕上がりになり、寒天を使うと少しシャリシャリとした食感になります。

水切りヨーグルトは必須?

水切りヨーグルトは、このレシピにおいて絶対に必要な材料ではありません。しかし、水切りを行うことで、より一層風味豊かな、ずっしりとしたケーキに仕上がります。もし時間的な余裕がない場合は、水切りせずにそのまま使用しても美味しく作ることが可能です。

ケーキヨーグルト