玄米茶とは

日本茶の中でも親しみやすく、香ばしい風味が特徴の玄米茶。普段使いのお茶としてだけでなく、健康や美容にも嬉しい成分が含まれていることで注目されています。煎茶やほうじ茶に炒った米を加えることで独特の香りと味わいが生まれ、食後のお茶やティータイムにも最適です。この記事では、玄米茶の特徴や歴史、成分、さらに美味しい入れ方まで詳しく解説します。
玄米茶とは?
炒り米とは?
玄米茶の歴史
玄米茶は大正末期から昭和初期の京都で生まれたとされ、懐石料理の文化からヒントを得たと言われています。懐石料理は茶会で抹茶を楽しむ前に提供される食事で、味付けは控えめにしてお茶の味を引き立てる工夫がされています。その中で、おこげにお湯をかけて食べる料理があり、これが玄米茶の原型になったとも言われています。また、京都の玄米茶発祥のお店では、お正月の鏡餅のかけらを再利用したことがきっかけで誕生したという説もあります。小さな餅を無駄にせず、お茶と合わせることで新たな美味しさが生まれ、それが商品化されたのです。

玄米茶の成分とは?
玄米茶の香ばしさの源となる炒り米には「ピラジン」という成分が含まれています。ピラジンは脳をリラックスさせる働きがあり、GABAという物質の分泌を促すことで睡眠の質向上やストレス低減、血圧の調整にも寄与すると言われています。また、血流を促進して体を温める効果もあるため、寒い季節に特におすすめです。さらに、玄米茶に使用される煎茶にはカテキン、テアニン、ビタミンC・E、カフェインなどが含まれ、健康や美容にも良い影響を与えます。これらの成分が相乗効果を発揮することで、認知症予防や糖尿病改善、血流促進など、日常生活に役立つパワーを持ったお茶と言えます。
玄米茶のおいしい入れ方
玄米茶を美味しく淹れるポイントは、お湯の温度と抽出時間です。95度程度の高温のお湯を使うことで、炒り米の香ばしさが引き立ち、風味豊かなお茶になります。抽出時間を少し長めにすると、炒り米からトロリとした旨味も加わり、まったりとした口当たりになります。玄米茶は基本的にさっぱりとした味わいなので、後味もすっきりしており、食後やリラックスタイムにぴったりです。お茶の香りと味を十分に楽しむために、茶葉の量や抽出時間を少し工夫するだけで、より美味しい一杯を味わえます。
まとめ
玄米茶は、煎茶やほうじ茶に炒り米を加えることで生まれた、香ばしく飲みやすい日本茶です。大正~昭和初期に京都で誕生し、懐石料理や鏡餅の再利用から生まれたと言われる歴史があります。炒り米に含まれるピラジンや、煎茶のカテキン・テアニンなどの成分により、健康や美容に嬉しい効果が期待できます。お湯の温度や抽出時間を工夫することで、香ばしさや旨味を引き出すことができ、日常のティータイムや食後のお茶として楽しめます。香り豊かで体にも嬉しい玄米茶を、ぜひ一度味わってみてください。