シフォンケーキは「専用型なし」でも焼ける!代用品の選び方と失敗しないコツ
シフォンケーキは、専用のシフォンケーキ型がないと作れないと思われがちですが、実は家にある道具を工夫することで、ふんわりと焼き上げることができます。大切なのは、生地がしっかりと上に伸びるための支えと、均一に火を通すこと。代用する型によって向き・不向きはありますが、ポイントを押さえれば失敗を防ぐことが可能です。この記事では、シフォンケーキ型の代用品として使えるアイテムや、それぞれの特徴、うまく仕上げるためのコツをわかりやすく紹介していきます。

代用品を選ぶときの基本チェック


素材

・アルミ、スチール、ステンレスは火が入りやすく、焼き色も安定しやすい ・紙型は取り出しやすく初心者向き ・フッ素加工は“くっつかなさ”が裏目になりやすい(使うなら工夫が必要)

・深さがあるほど高さが出やすい ・真ん中に筒がない場合は、中心が火の通りにくいので焼き時間調整が重要

容量

・いつものレシピ量が入るかが最重要 ・入れすぎはあふれ、少なすぎは高さが出にくいので「型の7〜8分目」を目安に

市販の紙型(ペーパーモールド)で焼く方法

メリット

市販の紙型(ペーパーモールド)は型出しで失敗しにくいのが最大の強みです。焼けたら紙を破って取り出せるので、表面がはがれたり崩れたりしにくいです。焼いたまま渡せるので、手土産や配り用にも向いています。100円ショップや製菓材料店で手軽に入手できます。

デメリットと対策

安価な紙型は薄く、焼成中にゆがみやすいことがあります。対策としては、同じ紙型を重ねて二重にするか、外側を金属の型に入れて支えるのが有効です。 また、紙が水分を吸うため、入れたまま長く置くと乾きやすい点にも注意。食べるまで時間が空くなら、冷めたらラップで包んで乾燥を防ぎましょう。

天板(ロールケーキ天板・オーブン付属天板)で焼く方法

筒がないぶん“シフォンらしい形”にはなりませんが、実は成功率が高い焼き方です。生地が薄く広がるので火が均一に入りやすく、短時間で焼けます。

天板焼きのいいところ

・焼き時間が短くなる(目安は12〜15分程度で様子見) ・型外しに悩まない(シートごと持ち上げられる) ・巻く、くり抜く、カットするなどアレンジしやすい

うまく焼くコツ

・必ずオーブンシートを敷き、隅まで密着させる ・生地を流したら軽くならし、焼成中は基本的に扉を開けない ・焼けたらシートごと網へ移し、乾燥しないよう軽く覆う

ほかにも使える代用品アイデア

マフィン型・紙カップ

ミニサイズで作れるので、焼き時間を短くできて失敗が減ります。配りやすく、子どものおやつにも便利です。焦げやすいので、焼き色をこまめに確認しましょう。

プリン型・ココット

火の入り方が安定しやすく、小さめで作りやすい道具です。複数個を同時に焼くときは、天板の端と中央で焼きムラが出やすいので配置を工夫します。

ステンレスボウル

深さがあるものなら高さが出しやすいです。中心が焼けにくいことがあるため、温度を下げて時間を少し長めにするなど調整が必要です。
※必ずオーブン対応(耐熱)のボウルを使用し、滑り止めのゴム等がついていないか確認してください。

型を変えても失敗しにくくする共通のコツ

メレンゲが仕上がりの8割

きめが細かく、ツヤがある状態が目安です。泡が弱いと膨らまず、泡立てすぎると混ざりにくくなって焼き縮みしやすくなります。卵白は冷やし、砂糖は数回に分けて入れます。

混ぜ方は「ムラなく、でも混ぜすぎない」

最初にメレンゲの一部を卵黄生地へ入れてなじませ、残りはゴムベラで底からすくうように混ぜます。白い筋が消えたら止めるのがちょうどいい合図です。

焼き上がり後の扱いで差がつく

焼けた直後は生地が不安定なので、急な温度変化や乾燥に弱いです。天板焼きはシートごと外して乾燥を防ぎ、カップ類は網に移して蒸気を逃がすと食感が保てます。

まとめ

専用の型がなくても、紙型や天板、カップ型などを使えばシフォンケーキは十分楽しめます。ポイントは「生地が支えられるか」「熱が均一に入るか」を考えて道具を選び、メレンゲと混ぜ方を丁寧にすること。まずは家にある道具で、作りやすい形から試してみてください。

Q1. 代用品でも「ふわふわ」になりますか?

なります。生地作り(特にメレンゲ)と、型の特性に合わせた焼き方を守れば、食感は十分軽く仕上がります。形にこだわらない方が成功しやすいこともあります。

Q2. くっつかない型(フッ素加工)は使えませんか?

使えないわけではありませんが、膨らみが弱くなりやすいです。高さ重視なら避け、使う場合は「高さを狙わずシートを敷いて天板風に焼く」など目的を切り替えるのがおすすめです。

Q3. 真ん中に穴がないと、焼けにくい?

中心が火の通りにくくなりやすいです。深い容器ほどその傾向があるので、温度を少し下げて時間を延ばし、竹串チェックで調整しましょう。

Q4. 生地はどのくらい入れるのが正解?

基本は7〜8分目が安心です。入れすぎるとあふれ、少なすぎると高さが出にくくなります。初回は控えめにして様子を見ると失敗しにくいです。

Q5. 焼けたあと縮むのはなぜ?

メレンゲの状態(弱い/泡立てすぎ)、混ぜすぎ、焼き不足、冷まし方の影響が大きいです。焼き色だけで判断せず、竹串で確認し、焼けたら手早く適切に冷ますのがコツです。



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