「もういっこ」いちご完全ガイド:産地、旬の時期、美味しさの秘密
宮城県生まれのオリジナル品種「もういっこ」。その名の通り、ついつい「もういっこ」と手が伸びてしまう、やさしい甘さが魅力のいちごです。本記事では、東北地方でいちご生産量No.1を誇る宮城県が自信を持って送り出す「もういっこ」の魅力を徹底解剖!気になる産地や旬の時期はもちろん、美味しさの秘密、選び方のポイントまで、プロの視点から詳しく解説します。この記事を読めば、「もういっこ」の全てが分かります!

もういっこイチゴの概要:宮城県生まれのオリジナル品種、その魅力とは

「もういっこ」は、2008年に品種登録された宮城県オリジナルのイチゴです。東北地方でイチゴ生産量No.1の宮城県で誕生しました。宮城県農業・園芸総合研究所が、「MN3」という独自の系統に、味の良さで知られる「さちのか」を掛け合わせて開発しました。果実は美しい円錐形で、サイズが大きく、鮮やかな赤色が目を引きます。果肉は淡い赤色をしており、しっかりとした食感が特徴です。味は甘味と酸味がバランス良く調和した、さっぱりとした後味の「甘酸適和」が楽しめます。糖酸比が高く、優しい甘さが際立っているため、甘さ控えめのイチゴが好きな方におすすめです。また、果肉が比較的硬いため、一般的なイチゴよりも日持ちが良いというメリットもあります。名前の由来は、その美味しさから「もういっこ」と手が伸びてしまうことから。大粒の果実でありながら、つい「もう一個」と食べたくなるという意味が込められています。親品種を見ると、父親である「さちのか」の優れた食味を受け継ぎつつ、母親の「MN3」は「女峰」と「しずたから」を掛け合わせ、さらに「女峰」を交配して育成された系統です。そのため、うどんこ病や萎黄病といった病気への抵抗力があり、栽培の安定性にも貢献しています。さらに、生育が旺盛で低温にも強く、次々と花を咲かせる性質を持つため、東北の寒冷な気候にも適した宮城県の主力品種として期待されています。 もういっこの果実は、やや大きめの円錐形で、表面に少し凹凸が見られることがあります。果皮は鮮やかな赤色で、ヘタの近くまでしっかりと色づいているのが特徴です。果肉は中心部まで淡い赤色で、空洞はほとんどありません。農林水産省の品種登録データベースには、次のような詳細な特徴が記載されています。『果実の縦横比は縦長、大きさは大、果形は円錐、果実の溝は中、果皮の色は鮮赤、果実の光沢は中、そう果の落ち込みは中、がく片の着き方は離、果径に対するがく片の大きさは中、果実の硬さは硬、果肉色は淡紅、果心の色は淡赤、果実の空洞は無又は極小である。』実際に、宮城県産ではない滋賀県産のもういっこを試食したところ、甘い香りが強く、果肉はしっかりとしており、強い甘みと酸味が口の中に広がり、水っぽさを感じさせない濃厚な味わいでした。

もういっこイチゴの甘さと酸味:美味しさの秘密を探る

もういっこイチゴの魅力は、甘さと酸味の絶妙なバランスです。一般的に、もういっこ(いちご)の糖度は15度程度と言われていますが、これは栽培環境や収穫時期によって変動します。甘さの秘密は、糖度だけでなく、高い糖酸比にあります。この高い糖酸比が、口にした人を幸せにするような「やさしい甘さ」を生み出しているのです。ただ甘いだけでなく、程よい酸味が加わることで、味が引き締まり、さっぱりとした後味になります。甘味と酸味が互いを引き立て合う「甘酸適和」の味わいが、もういっこを食べると「もういっこ」と手が伸びてしまう理由でしょう。そのため、強い甘さだけでなく、繊細でバランスの取れた、優しい甘さのイチゴを好む方には特におすすめです。

もういっこイチゴの旬な時期:長く楽しめる、その秘密とは

もういっこイチゴは、促成栽培に適しているため、比較的長い期間市場に出回ります。そのため、消費者は約半年間、その美味しさを楽しむことができます。具体的には、11月から収穫が始まり、12月頃から店頭に並び始めます。その後、春の訪れとともに旬を迎え、5月頃まで出荷が続きます。中でも、特に美味しく食べられる旬な時期は1月〜4月頃です。時期によって、味わいや特徴が少しずつ変化するのも魅力の一つです。例えば、1月〜2月頃に収穫されるもういっこイチゴは、冬の寒さの中でじっくりと育つため、実が締まり、糖度が高くなる傾向があります。この時期は、甘さと酸味のバランスが良く、もういっこ本来の風味を存分に味わうことができます。3月頃になっても美味しさは健在で、4月頃まで旬が続くため、長く楽しめるのが特徴です。ただし、果物の出回り時期は、産地やその年の天候(日照時間、気温、降水量など)によって変わる可能性があるため、あくまで目安として考えることが大切です。最高の状態のものを味わいたい場合は、地元の青果店やデパートの担当者に聞いたり、オンラインストアの情報を確認したりすることをおすすめします。

もういっこイチゴの選び方:鮮度を見極めるポイント

もういっこイチゴを美味しく味わうためには、選び方が重要です。鮮やかな紅色と大粒であることが特徴なので、まずは果皮全体がムラなく綺麗に色づいているものを選びましょう。果実の色が濃く、均一な赤色であることは、十分に熟している証です。大きいものほど食べ応えがありますが、サイズが小さめでも、全体がしっかりと赤く染まっているものを選びましょう。さらに重要なのは、ヘタの状態です。ヘタがピンと上を向いていて、みずみずしいものは鮮度が良い証拠です。逆に、ヘタがしなびているものは収穫から時間が経っている可能性があります。また、手に取った時にイチゴ特有の甘く爽やかな香りが感じられるものは、美味しいイチゴである可能性が高いです。色ムラがあるものや、傷がついているものは避けるようにしましょう。これらのポイントを押さえることで、みずみずしく甘酸っぱいもういっこイチゴを見つけることができ、その美味しさを存分に楽しむことができるでしょう。

もういっこイチゴの鮮度を保つ保存方法:美味しさを長持ちさせる秘訣

もういっこイチゴは、他の品種に比べて比較的日持ちすると言われていますが、最高の風味を楽しむためには、できるだけ早く食べることが重要です。一般的には、購入後2~3日以内が美味しく食べられる目安です。保存する際は、イチゴが乾燥したり傷ついたりしないように注意が必要です。特に、暖房の効いた部屋など、温度の高い場所に置くと、イチゴの鮮度がすぐに落ちてしまうため、避けるようにしましょう。効果的な保存方法としては、購入時のパックのまま、さらにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管することをおすすめします。ポリ袋に入れることで、イチゴの乾燥を防ぎ、冷蔵庫内の他の食品の匂いが移るのを防ぐことができます。また、イチゴは非常にデリケートな果物なので、重ねたり、強く押さえたりしないように丁寧に扱うことも、鮮度を保つ上で大切なポイントです。適切な方法で保存することで、もういっこの新鮮な味わいをより長く楽しむことができ、その甘酸っぱさを存分に味わえるでしょう。

もういっこイチゴの多彩な食べ方とアイデア:そのまま食べるのはもちろん、デザートや加工品にも

もういっこイチゴは、甘みと酸味のバランスが絶妙で、シンプルな食べ方でもその美味しさを堪能できます。一番のおすすめは、やはり新鮮な状態でそのまま食べることです。口にすると、イチゴ本来のジューシーさと甘い香りが広がり、すっきりとした甘さとほどよい酸味のハーモニーが楽しめます。もういっこは実がしっかりしていて、比較的サイズが大きい品種なので、見た目も華やかです。この特徴を活かして、誕生日ケーキやクリスマスケーキ、タルト、パフェなどのデザートのトッピングとして使うのもおすすめです。鮮やかな赤色がデザートをより魅力的に演出し、食感のアクセントにもなります。もし、もういっこをたくさん手に入れて、一度に食べきれない場合は、加工して楽しむのも良いでしょう。イチゴの甘酸っぱさを活かした自家製ジャムや、ヨーグルトや牛乳と合わせてフレッシュなスムージーにするのもおすすめです。このように、もういっこはそのまま食べるだけでなく、加工品としても楽しめる万能なイチゴであり、食卓を豊かに彩ってくれるでしょう。

もういっこイチゴの主な産地:宮城県のイチゴ栽培を支える地域と現在の流通状況

もういっこイチゴは、その名の通り宮城県生まれのオリジナル品種であり、主要な産地も宮城県に集中しています。開発された宮城県では、現在、生産量の増加とブランド化が進められており、2011年の時点では、宮城県内のイチゴ栽培面積の4割以上がもういっこを栽培しているとされ、県内農業の重要な柱となっています。主な生産地は、宮城県亘理町と山元町です。これらの地域は、東北地方で最もイチゴの生産量が多く、宮城県内でも有数の生産量を誇ることで知られています。肥沃な土壌と温暖な気候が、高品質なもういっこイチゴの栽培を可能にしています。地元の生産者たちは、長年の経験と技術を活かし、徹底した品質管理のもとで丁寧にイチゴを育てています。現在、もういっこイチゴは山元町にある農業法人「一苺一笑」や宮城県亘理町にある「JAみやぎ亘理 いちご農家」などで直接味わうことができます。また、宮城県のオリジナル品種でありながら、許可を得ることで他の地域でも栽培が始められており、その美味しさが広がりを見せています。例えば、宮城県以外では滋賀県でも生産されており、全国各地に出荷されています。これらの産地からの出荷によって、消費者は新鮮で美味しいもういっこイチゴを手に入れることができるのです。

もういっこイチゴの誕生秘話と復興の物語:震災を乗り越え、地域を支える希望の光

もういっこイチゴの物語は、宮城県の生産者たちの強い願いから始まりました。宮城県の公式ウェブサイトによると、それまで宮城県では「とちおとめ」や「さちのか」といった品種が主に栽培されていましたが、東北地方の厳しい気候条件から、生産者はイチゴの病気に悩まされていました。また、全国各地でオリジナル品種の開発競争が激化する中で、より大粒で美味しく、病気に強く、特に寒冷地での栽培に適した宮城県独自のオリジナル品種を求める声が高まっていました。具体的には、受粉がうまくいかないことや、うどんこ病、萎黄病、ハダニの発生、春先の小さな実の多発といった問題に強い品種の開発が求められていました。このような生産者の切実な要望に応えるため、宮城県農業・園芸総合研究所が開発に着手し、1995年に取り組みが始まりました。県が以前に開発した、うどんこ病や萎黄病に抵抗性を持つ「MN3」(「女峰」×「しずたから」)×「女峰」に、食味の良さで知られる「さちのか」の花粉を交配し、その実生から選抜育成を行いました。交配から10年後の2005年に品種登録を申請し、2008年についに「もういっこ」として品種登録されました。もういっこは、生育が旺盛で低温下でも成長しやすく、連続して花を咲かせる性質を持つなど、生産者の期待に応える優れた特性を備えており、生産拡大が進められていました。しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災は、宮城県のイチゴ農家に壊滅的な打撃を与えました。多くの農地や栽培施設が津波で流され、作付面積は震災前のわずか4分の1以下にまで減少するという、非常に厳しい状況に陥りました。しかし、この困難な状況下でも、生産者たちは復興への強い決意と、全国から寄せられた多くのボランティアの温かい支援、そして関係機関の努力によって、イチゴ栽培の再開と復興に向けて努力を続けました。その結果、もういっこの栽培面積は少しずつですが確実に回復し、震災当時に大きく落ち込んだ生産量は、2016年には県内のイチゴ作付面積の50%を占めるまでに回復しました。もういっこは、単に美味しいイチゴであるだけでなく、震災からの力強い復興の象徴として、宮城県の農業に新たな希望をもたらし、その歴史を刻み続けています。

食べる宝石」ミガキイチゴと「もういっこ」:高級ブランドとしての価値と品質

宮城県には、「ミガキイチゴ」という名の特別なイチゴがあります。宮城県亘理郡にある株式会社GRAの先進的な農場で栽培されているもので、「食べる宝石」というコンセプトで作られています。ミガキイチゴの最大の特徴は、見た目の美しさと、他にはない美味しさです。最高の状態で収穫するために、熟度を細かくチェックし、完全に熟したものを一つ一つ丁寧に摘み取ります。その大きなイチゴは、まるで宝石のように輝き、その品質の高さから贈り物としても喜ばれています。ミガキイチゴは、特定の品種に限定せず、厳しい品質基準を満たしたいくつかの優れた品種を扱っており、「もういっこ」もその一つです。この事実は、もういっこ自体が高い品質を持っているだけでなく、ミガキイチゴという高級ブランドを構成する品種の一つとして認められていることを示しています。つまり、もういっこの品種としての潜在能力と、GRAの高度な栽培技術、徹底した品質管理が組み合わさることで、最高のイチゴが生まれていると言え、もういっこの品質の良さの証明と言えるでしょう。


まとめ

宮城県生まれのオリジナル品種「もういっこ」イチゴは、1995年(平成7年)に開発が始まり、2005年(平成17年)に品種登録出願、2008年(平成20年)に正式に登録されてから、その大きさと美しい赤色、糖度15度程度の甘さと酸味のバランスがとれたさっぱりとした味わい、そして日持ちの良さで多くの人に愛されてきました。「もういっこ」と手が伸びてしまう、その名前の通り、優れた美味しさと栽培のしやすさを兼ね備えています。親品種である「さちのか」の美味しさと「MN3」の病気への強さを受け継ぎ、特に東北地方の寒い地域での栽培に適しています。また、生育が旺盛で、低温環境でも成長しやすく、次々と花を咲かせる性質も、栽培する上での大きな利点です。農林水産省の品種登録データベースにも詳しい特徴が記載されており、果肉は中心部まで薄い赤色で、空洞がほとんどなく、ヘタの近くまでしっかりと色づいていることが記されています。
もういっこは、ハウス栽培に適した品種で、11月から収穫が始まり、12月から5月頃まで比較的長い期間楽しむことができます。特に1月から4月が旬とされ、時期によって異なる美味しさを味わえます。選び方のポイントは、鮮やかな赤色で大粒、ヘタがピンとしていて、甘い香りがするものを選ぶと良いでしょう。保存する際は、パックごとビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で2~3日を目安にすることで鮮度を保てます。そのまま食べるのはもちろん、ケーキやタルトのトッピング、ジャムやスムージーなどの加工品としても幅広く利用できます。
もういっこは、宮城県内のイチゴ栽培面積の4割以上を占める主要品種であり、亘理町と山元町という東北有数の産地で主に栽培されています。平成23年(2011年)時点でこの割合を占めており、宮城県オリジナル品種ですが、許可を得れば他の地域(滋賀県など)でも栽培されています。そして、もういっこの物語は、単なる品種開発に留まりません。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県のイチゴ農家が、生産者、ボランティア、関係機関の努力と支援によって、作付面積を回復させた復興のシンボルでもあります。さらに、その高い品質は「食べる宝石」をコンセプトとする宮城県の高級ブランド「ミガキイチゴ」にも使われており、もういっこが持つ品種としての可能性と栽培技術の高さが、最高のイチゴを生み出していることを証明しています。もういっこは、食卓を彩る美味しさだけでなく、地域復興の象徴としても、その存在感を示し続けています。

「もういっこ」イチゴはいつ、誰が開発した品種ですか?

「もういっこ」は、1995年(平成7年)に宮城県農業・園芸総合研究所で開発が始まり、2005年(平成17年)に品種登録出願され、2008年(平成20年)に正式に品種登録された宮城県のオリジナルイチゴです。独自の育成系統である「MN3」に「さちのか」を掛け合わせて育成されました。

「もういっこ」という名前の由来は何ですか?

「もういっこ」という名前は、その美味しさから、一つ食べると「もういっこ」食べたくなることに由来しており、「大粒の果実にもかかわらず、思わず‘もう一個’手に取ってしまう」という意味が込められています。

「もういっこ」の魅力:その特徴と味わい

「もういっこ」は、美しい円錐形を描く大粒のいちごです。その果皮は、根元まで鮮やかな紅色に染まり、見る者を惹きつけます。果肉はほんのりとした赤色で、 твердыйな触感が楽しめます。また、果肉の中心部に空洞が少ないのも特徴です。甘味と酸味が見事に調和した、さっぱりとした甘さが「もういっこ」最大の魅力。その糖酸比の高さが生み出す上品な甘さは、一度食べたら忘れられない味わいです。日持ちが良いのも嬉しいポイント。農林水産省の品種登録情報にも、その詳細な特徴が記されています。

「もういっこ」の甘さ:糖度について

「もういっこ」の平均的な糖度は、およそ15度と言われています。ただし、これはあくまで目安であり、栽培や収穫のタイミングによって、糖度は多少変化します。

「もういっこ」の旬:時期と味わいの変化

「もういっこ」は、促成栽培に適しているため、11月から収穫が始まります。市場に出回るのは12月頃から5月頃までですが、最も美味しい旬な時期は1月〜4月頃とされています。特に1月〜2月頃は、冬の厳しい寒さによって実が締まり、糖度と酸味のバランスが最高潮に達します。3月〜4月頃も、十分に美味しく味わうことができます。

美味しい「もういっこ」を選ぶコツ

「もういっこ」を選ぶ際には、まず鮮やかな紅色で、できるだけ大粒のものを選びましょう。全体が均一に色づいていることも重要です。もし小ぶりなものを選ぶ場合は、全体がしっかりと赤く染まり、へたがシャキッとしていて新鮮であるか、そして良い香りがするかを確かめましょう。へたがしなびていたり、色ムラがあるものは避けるのが賢明です。

「もういっこ」を長持ちさせる保存方法と、美味しく食べられる期間

「もういっこ」は比較的日持ちする品種ですが、美味しくいただける目安は2~3日程度です。保存する際は、パックに入れたままポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保管してください。暖かい部屋など、温度が高くなる場所での保存は避けましょう。

「もういっこ」の主な産地はどこですか?

「もういっこ」は宮城県生まれのいちごで、主に宮城県の亘理町と山元町で栽培されています。これらの地域は東北地方でいちご栽培が盛んな場所であり、震災前の平成23年(2011年)には、宮城県内のいちご栽培面積の4割以上を「もういっこ」が占めていました。なお、許可を得れば宮城県外でも栽培が可能です。

東日本大震災が「もういっこ」の生産に及ぼした影響と、その後の復興について

「もういっこ」の生産が拡大していた時期に東日本大震災が発生し、津波によって多くのいちご農園が壊滅的な被害を受けました。作付面積は震災前の1/4以下にまで激減しましたが、生産者の方々の努力とボランティアの支援により、栽培面積は着実に回復。平成28年(2016年)には、宮城県内のいちご作付面積の50%を占めるまでに復興を遂げました。「もういっこ」は、震災からの復興の象徴とも言える存在です。
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