米粉パンケーキを作ると、時に「パサつきやすい」「重たく感じる」と思ったことはありませんか?そんなときにおすすめなのがヨーグルトを加えるひと工夫です。米粉のもちもち感にヨーグルトのしっとり感がプラスされ、驚くほど軽やかな食感に仕上がります。今回は米粉×ヨーグルの組み合わせでパンケーキを楽しむレシピとコツをご紹介します。
米粉パンケーキをもっと美味しく!ヨーグルトでしっとり仕上げるコツ
米粉パンケーキがパサつきやすい理由
米粉を使ったパンケーキは、グルテンを含む小麦粉と違い、ふんわり感を出すのが難しい特徴があります。そのため、焼き上がりがどうしても重たくなったり、口当たりがパサつきやすくなってしまいます。特に、米粉だけでシンプルに生地を作ると、食感に物足りなさを感じる方も多いでしょう。
米粉ならではのもちもち感は魅力ですが、「もっと軽やかに、しっとりと仕上げたい」というときに役立つのがヨーグルトなのです。
ヨーグルトを加えるメリット

ヨーグルトを米粉パンケーキの生地に加えると、水分と乳酸菌の力でしっとり感がアップします。また、ほんのりとした酸味が加わり、さわやかで食べやすい味わいになるのも魅力です。
さらに、ヨーグルトの発酵成分が生地をふんわりと仕上げる手助けをしてくれるため、口当たりがぐっと軽くなります。米粉のもちもち感とヨーグルトのしっとり感が合わさることで、まるで専門店のようなパンケーキを自宅で楽しむことができます。
ヨーグルト入り米粉パンケーキの基本レシピ
米粉だけで作るパンケーキは、どうしてもパサつきやすいのが難点です。そこにヨーグルトを加えることで、しっとり感と軽やかさが増し、食べやすく仕上がります。ここでは、初心者の方でも作りやすい基本のレシピをご紹介します。
材料(2人分)
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米粉 … 100g
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ヨーグルト(無糖) … 80g
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卵 … 1個
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砂糖 … 大さじ2
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ベーキングパウダー … 小さじ1
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牛乳 … 50ml
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サラダ油(または溶かしバター) … 適量
作り方
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ボウルに卵と砂糖を入れ、泡立て器でしっかり混ぜます。
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ヨーグルトと牛乳を加え、なめらかになるまで混ぜ合わせます。
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米粉とベーキングパウダーをふるい入れ、粉っぽさがなくなるまでさっくり混ぜます。
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フライパンに薄く油をひき、弱火〜中火で生地を流し入れます。
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表面に小さな気泡が出てきたら裏返し、両面をこんがりと焼き上げれば完成です。
美味しく作るコツ
ヨーグルトを加えた米粉パンケーキはしっとり仕上がりますが、さらに美味しく作るためのポイントがあります。ちょっとした工夫で仕上がりが変わるので、ぜひ試してみてください。
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生地は混ぜすぎない 粉っぽさが消えたら混ぜるのをやめましょう。混ぜすぎると膨らみにくくなります。
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ヨーグルトは無糖タイプを選ぶ 甘さは砂糖やはちみつで調整すると、味のバランスが取りやすくなります。
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弱火でじっくり焼く 強火だと表面だけが焦げてしまい、中が生焼けになることも。弱火でじっくり火を通すのが成功の秘訣です。
アレンジアイデア
ヨーグルト入り米粉パンケーキは、そのままでも十分美味しいですが、少しアレンジを加えるとまた違った味わいを楽しめます。シンプルなレシピだからこそ、フルーツやヨーグルトの種類を変えるだけでバリエーションが広がります。
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レモンヨーグルトでさわやかに レモン果汁を少し加えたヨーグルトを使うと、ほどよい酸味がアクセントになり、夏の朝食にもぴったりです。
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ギリシャヨーグルトで濃厚に クリーミーで濃厚なギリシャヨーグルトを使えば、リッチで満足感のある仕上がりになります。
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フルーツを混ぜ込んでデザート風に 生地にバナナやブルーベリーを加えると、焼き上がりが華やかになり、見た目も楽しいデザートパンケーキに。
まとめ
米粉パンケーキはシンプルだからこそ、少しの工夫で驚くほど食感や味わいが変わります。特にヨーグルトを加えることで、パサつきやすい生地がしっとり軽やかに仕上がり、誰でも失敗しにくくなります。
忙しい朝の朝食から、休日のおうちカフェ時間まで、幅広いシーンで活躍する「ヨーグルト入り米粉パンケーキ」。ぜひご家庭で気軽に試して、もちもち×しっとりの新しい美味しさを楽しんでみてください。
ヨーグルトは加糖でも大丈夫ですか?
加糖ヨーグルトでも作れますが、生地全体が甘くなりやすいので、砂糖の量を控えめに調整するとバランスがよくなります。無糖タイプを使う方が味の調整がしやすいです。
牛乳の代わりに豆乳を使っても良いですか?
はい、豆乳でも問題ありません。牛乳よりもあっさりとした仕上がりになり、ヘルシー志向の方にもおすすめです。
米粉はどの種類を選べば良いですか?

製菓・製パン用の米粉を選ぶと、粒子が細かく仕上がりがなめらかになります。上新粉など粒が粗いものは、パンケーキにはあまり向きません。
生地を作り置きしても大丈夫ですか?
生地は時間が経つと膨らみが悪くなるため、作り置きはおすすめしません。どうしても準備しておきたい場合は、粉類と液体類を分けておき、焼く直前に混ぜ合わせましょう。
トッピングは何がおすすめですか?
フルーツやはちみつはもちろん、ナッツやメープルシロップとも相性抜群です。ヨーグルトを追加でのせれば、よりしっとりした食感が楽しめます。