朝の食卓に欠かせないふんわり食パン。しかし、家庭で一からパンを作るのは少しハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか?そこでおすすめしたいのが、パウンドケーキ型を使ったお手軽食パン作りです。手軽に手に入る材料と道具を使って、初心者でも簡単に焼きたてのパンを楽しむことができます。このガイドでは、パウンドケーキ型を活用した食パン作りの魅力と手順を詳しくご紹介します。毎日の食卓に自家製の温かいパンを加えてみませんか?
パウンド型でパン作りに挑戦しよう!
定番の「パウンド型」を利用して、ミニサイズの食パンを作ってみませんか?今回は「ワンローフ」と名付けられた形で、ふんわりと軽やかな食感が楽しめる食パンのレシピをご案内します。
ワンローフ成形について
ワンローフ成形は、生地を一つの棒状に形成する技術で、アメリカで広く親しまれている方法です。
この成形方法で焼き上げたパンは、気泡がやや大きめのクラムが特徴で、軽やかに仕上がります。そのまま味わえば、ふんわりとした柔らかな食感が楽しめますし、サンドイッチ用としても最適です。また、トーストとして焼けば、サクサクの食感が魅力的です。
パウンド型を使ったシンプル食パンの作り方
パウンド型を使った食パンのレシピをご紹介します。
材料(パウンドケーキ型1台分)
- 強力粉 250g
- 砂糖 15g
- 塩 5g
- ドライイースト 3g
- 牛乳または水 150ml(温かめ、約40℃)
- 無塩バター 20g(室温で柔らかくしておく)
作り方
- **材料を混ぜる** ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れます(塩とイーストは直接触れないように注意)。温かい牛乳を少しずつ加えながら混ぜ、生地がまとまるまで手でこねます。
- **こねる** 生地がひとまとまりになったら台に移し、10分ほど力を入れてこねます。途中で柔らかくしたバターを加え、さらに滑らかになるまでこねてください。
- **一次発酵** 生地を丸めてボウルに入れ、ラップをして約1時間、暖かい場所で発酵させます。生地が2倍の大きさになれば発酵完了です。
- **成形** 発酵が終わった生地を軽く押してガス抜きをし、長方形に伸ばします。その後、端からくるくると巻き棒状にして、パウンドケーキ型に入れます。
- **二次発酵** 型に入れた生地に布巾をかけ、約30〜40分発酵させます。生地が型の縁近くまで膨らんだら準備完了です。
- **焼成** 予熱したオーブンで180℃で約25〜30分焼きます。焼き上がりの目安は、表面がきれいなきつね色になり、型から外して叩くと中が空洞のような音がすることです。
- **冷ます** 焼き上がったら型から取り出し、ケーキクーラーなどの上で完全に冷まします。熱いうちに切ると崩れやすいので注意してください。
パウンド型食パンのアレンジアイデア
このシンプルなレシピをアレンジすることで、さらに楽しみの幅が広がります。
チョコチップやレーズンを加えて
こねる段階でチョコチップやレーズンを加えると、甘さがプラスされたデザート感覚のパンに変身します。
全粒粉やライ麦粉でヘルシーに
強力粉の一部を全粒粉やライ麦粉に置き換えれば、香ばしさが増し、ヘルシーな仕上がりになります。
ハーブやチーズでお食事系パンに
生地にローズマリーやバジルなどのハーブを練り込んだり、表面にシュレッドチーズをのせて焼けば、お食事にぴったりなパンが完成します。