グレープフルーツは、その爽やかな酸味とビタミンC豊富な栄養バランスで、多くの人々の食卓に欠かせない果物です。しかし、購入後すぐに食べきれない場合、どのように保存すれば新鮮さを保てるのでしょうか。正しい保存方法を知ることで、グレープフルーツの美味しさと栄養を長く楽しむことができます。そこで本記事では、グレープフルーツを最大限に活かす保存術を詳しく解説していきます。
保存の重要なカギは「乾燥を防ぐこと」
グレープフルーツは、厚い皮が特徴で、みかんやオレンジと比べると長く保存できます。涼しい季節には常温での保管が可能ですが、気温や湿度が高くなる季節には、冷蔵庫の野菜室での保存が推奨されます。
■ 常温での保管方法 通気性の良いかごや紙袋に入れ、直射日光を避けた風通しの良い場所に置いてください。
■ 冷蔵保存の方法 【丸ごとの場合】①ポリ袋に入れて口を軽く締め、乾燥を防ぎます。②野菜室で保管します。
【カットした場合】①ラップでしっかり包みます。②冷蔵庫の野菜室で保管します。カットしたものは傷みやすいので、早めに消費してください。
気温が低い時期には暗くてひんやりした場所に保管
グレープフルーツは乾燥を防ぐためにポリ袋に入れ、涼しく暗い場所で保存しましょう。皮が厚いため、みかんなどと比べて保存が効きますが、長時間常温に置くと外皮が乾燥し、風味が損なわれる可能性があります。新聞紙で包んでからポリ袋に入れることで、さらに乾燥を防ぐことができます。
すぐに食べない場合は、新聞紙で包んでからポリ袋に入れて冷暗所に保管してください。
暑い季節は冷蔵庫の野菜室を活用しよう
温暖な季節には、野菜室での保存が安心です。カビの発生を防ぐため、果皮が湿っている場合はしっかり乾かしてから保管してください。
夏場は食品が傷みやすいため、冷蔵保存をおすすめします。
切り分けたものはラップで包んで冷蔵庫へ
むいたりカットした果物は、ラップでしっかり包んで冷蔵庫へ。切った部分は翌日までに、むいたものは2〜3日以内に食べるのがおすすめです。
グレープフルーツはカット後、速やかに冷蔵し消費しましょう。
果肉を冷凍保存して長期間の保存が可能
果肉を長期保存するには、薄皮を丁寧にむき、果肉のみをラップでしっかり包んでから保存用袋に入れて冷凍すると良いでしょう。自然解凍することでそのまま美味しく食べられますし、少し解凍してシャーベットのように楽しんだり、ジュースにするのもおすすめです。
多少手間はかかりますが、薄皮を外して果肉を冷凍しておくと、解凍後すぐに食べられるのでとても便利です。
美味しく摂取して毎日ビタミンCチャージ!
ビタミンCを豊富に含むグレープフルーツは、ぜひ取り入れたい果物のひとつです。酸味や苦味が苦手な方は、サラダやデザートのトッピングとして使うことで、爽やかな風味を楽しむことができます。また、その酸味を活かしてドレッシングに加えるのも良い方法です。