柿プリンとは - スイーツモール

柿プリンとは

柿プリンとは

秋になると甘く熟した柿が店頭に並びはじめ、旬の味覚として楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。実はこの柿を使って、とても手軽にスイーツが作れると話題になっています。その名も「柿プリン」。材料はたった2つ、「柿」と「牛乳」だけ。加熱もゼラチンも不要で、混ぜて冷やすだけでプルンと固まるこの不思議なスイーツは、栄養も豊富でヘルシー。今回は、そんな簡単・時短で作れる柿プリンの魅力とコツをご紹介します。

簡単に作れる!ネットで話題の柿プリン

秋の味覚として親しまれている柿には、ビタミンCをはじめとする栄養素が豊富に含まれています。風邪を引きやすくなるこの季節、体調管理のためにも積極的に摂りたい果物です。そんな柿を使った「柿プリン」が今、ネットで大きな話題に。使うのは完熟した柿と牛乳だけ。ゼラチンや卵などの凝固剤を一切使わず、混ぜて冷蔵庫で冷やすだけで自然に固まるのがこのプリンの特徴です。材料がシンプルだからこそ、子供でも簡単に作れるので、親子で楽しめるレシピとしても人気を集めています。忙しい日のデザートや、余った柿の活用にもぴったりな、やさしい味わいのスイーツです。

柿プリンは勝手に固まる!?

柿プリンが不思議と固まる理由は、柿に含まれる「ペクチン」という成分にあります。このペクチンは、水分やカルシウムと反応することで自然にゲル化し、ゼラチンを使わなくてもプリンのような食感を生み出してくれるのです。牛乳にはカルシウムが豊富に含まれているため、柿と混ぜることでペクチンが反応し、滑らかなプリン状になります。ただし、使用する柿はしっかりと完熟していて、スプーンでつぶせるほど柔らかいものを選びましょう。牛乳は「成分無調整」のものを使うのがポイント。調整豆乳や低脂肪乳ではうまく固まらないことがあります。混ぜる際は柿をピューレ状にしてからすぐに牛乳を加えると、固まりやすくなります。
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柿プリンは砂糖や練乳の追加で甘さを調整

完熟柿はそれだけでしっかりとした甘さがあるため、基本的には砂糖を加えずに作ることが可能です。しかし、甘さが物足りないと感じた場合は、砂糖のほか、はちみつや練乳をプラスすることで、まろやかでコクのある味わいに仕上がります。風味のアクセントとしてラム酒をほんの少し加えると、大人向けのスイーツとしても楽しめます。また、仕上げにメープルシロップをかけたり、ナッツやドライフルーツをトッピングすれば、見た目にも華やかになります。マンゴープリンに負けないくらい濃厚でトロトロの柿プリンは、旬の柿を使った贅沢な一品。食べ頃を過ぎた柿のリメイクにもぴったりで、無駄なくおいしく楽しめるのが嬉しいですね。

柿プリンのレシピ

【材料(約150ml容器×2個分)】
・完熟の種なし柿(皮とヘタを除いて約160g) 1個
・成分無調整牛乳 80ml
・砂糖 大さじ1/2(好みで調整可)
・バニラエッセンス 3滴

<トッピング>
・ホイップクリーム 大さじ2
・ミントの葉 適量

【作り方】

柿のヘタを除き、皮をむいて一口大にカットします。

カットした柿、牛乳、砂糖をミキサーに入れ、なめらかになるまでしっかり撹拌します。

バニラエッセンスを加えて再度軽く撹拌します。

プリンカップに注ぎ入れ、冷蔵庫で最低3時間冷やします。

固まったらホイップクリームとミントで飾って完成です。

【ポイント】
・牛乳のカルシウムと柿のペクチンの反応で固まるので、牛乳は必ず「成分無調整」のものを使用してください。
・豆乳や乳飲料はうまく固まらないことがあります。

まとめ

柿と牛乳だけで作れる「柿プリン」は、簡単・時短で栄養も豊富な万能スイーツ。ゼラチン不要で自然に固まるという驚きのレシピは、材料が少なく済む上に、体にもやさしいのが魅力です。完熟柿さえあれば、あとは混ぜて冷やすだけ。お子さんと一緒に作って楽しめるうえに、余った柿の有効活用にもなります。甘さやトッピングでアレンジも自在なので、ぜひこの秋のデザートに試してみてください。