近年、健康志向の高まりから人気を集めているオートミール。日本の伝統的な食品であるおにぎりと、栄養価の高いオートミールは、それぞれどのくらいのカロリーなのでしょうか?そこで今回は、オートミールとおにぎりのカロリーについて徹底的に分析してみましょう。
オートミールのカロリーと糖質について
オートミールの食べ方は多岐にわたりますが、一般的には水分を含ませることで食べやすくなります。ここでは、水で戻す前のオートミールの栄養素に注目してみましょう。《オートミール 100gあたり》・カロリー: 350kcal・炭水化物: 69.1g・食物繊維: 9.4g・糖質: 59.7g《オートミール 1食分(30g)あたり》・カロリー: 105kcal・炭水化物: 約20.7g・食物繊維: 約2.8g・糖質: 約17.9gオートミールには白米や玄米よりも豊富な食物繊維が含まれており、水を加えることで量が増えるため、少ない量で満足感を得られることが特徴です。このため、自然と摂取する量を減らすことができ、結果的にカロリーや糖質の摂取を抑えることが可能です。
白米と玄米のカロリーと糖質について
炊く前の状態での白米と玄米の栄養価を見てみましょう。100gあたりの数値は以下の通りです。まず白米ですが、カロリーは342kcalで、炭水化物が77.6g、その中で食物繊維は0.5gで糖質は77.1gです。一方、玄米は100gあたり346kcalのカロリーを持ち、炭水化物は74.3g、そのうち食物繊維は3g、糖質は71.3gです。これをオートミールと比較すると、カロリー差はほとんどありませんが、糖質はオートミールの方が少なくなります。特に注目すべきは食物繊維の量で、オートミールには白米の約18倍、そして玄米の約3倍の食物繊維が含まれています。
オートミールの栄養価
オートミールには多様な栄養素が含まれ、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンE、マグネシウム、鉄などが豊富です。
代用にもぴったり!オートミールを活用しよう
この記事では、オートミールのエネルギーや糖質について詳しく説明しました。オートミールは白米や玄米よりも食物繊維が豊富で、水で戻すと膨らむため少量でも満腹感が得られます。そのため、ダイエットや糖質制限中に食べられることが多いです。オートミールは味に癖がなく、様々な味付けに対応できるため、牛乳や出汁などで戻すと食べやすくなります。ご飯や小麦粉の代用品としても使用できるので、ぜひ活用してみてください。