生もみじ饅頭とは
広島を代表するお土産として名高い「もみじ饅頭」。その特徴的なもみじの形をした焼き饅頭は、あんこやクリーム、チョコレートなどさまざまなフレーバーが楽しめる人気のお土産です。もともとは厳島(宮島)の名産品として知られていましたが、広島県全体で愛される定番の品となっています。しかし、最近注目されているのが「生もみじ」。焼き饅頭とは一線を画す、その魅力について探っていきましょう。
宮島の新名物土産「生もみじ」とは?
広島を訪れる際のお土産といえば「もみじ饅頭」が定番です。もみじの形をしたこの焼き饅頭は、あんこ、クリーム、チョコレート、チーズなど、さまざまなフレーバーが楽しめる人気の一品です。もともとは厳島(宮島)の名産品として親しまれていましたが、今では広島県を代表するお土産として広く知られています。しかし、最近では「生もみじ」が注目を集めており、その新たな魅力について詳しくご紹介します。
「生もみじ」は、もみじ饅頭とどんな違いがある?
「もみじ饅頭」は、小豆とこしあんをカステラ生地で包んで焼き上げた伝統的なお菓子ですが、広島の老舗「にしき堂」が開発した「生もみじ」は全く異なるスタイルです。生もみじは、もち米を使用した生菓子で、その生地はモチモチとした食感が特徴です。この新しいお菓子が生まれたきっかけは、あるお客さんの一言からでした。京都の生八つ橋に触発され、10年の研究の末に「生もみじ」は誕生しました。その結果、もみじ饅頭とはまったく異なる、上品な生菓子として広島の新しい銘菓となりました。
生もみじの特徴やおいしさ、口コミ
「生もみじ」の最大の特徴は、皮が100%お餅であることです。普通のもみじ饅頭のカステラ生地とは異なり、特別に配合された餅粉と米粉を使い、固くならないように作られています。素材には広島県産の粉や北海道産の厳選された小豆、日浦山湧水の名水が使われており、品質にこだわった生菓子です。口コミでは、「普通のもみじ饅頭よりもっちりしていておいしい」「ねっとり感が餡の甘さを引き立てる」「抹茶などと相性が良さそう」と好評です。
生もみじの賞味期限は?
生もみじ饅頭の賞味期限は14日間です。これは生菓子でありながら、特殊な包装によって品質がしっかりと保たれているため、比較的長い期間保存が可能です。
そのため、お土産として購入しても、贈り物としても安心して利用できます。ただし、賞味期限を過ぎる前にお召し上がりいただくことをおすすめします。
生もみじの種類
生もみじ饅頭にはいくつかの種類があります。その中からいくつかを紹介します。
こし餡: 北海道十勝産の小豆と良質な水を使用したこし餡は、あっさりとした甘さとなめらかな舌触りが特徴です。生地に柚子を練り込んでいるため、爽やかな後味が楽しめます。
粒餡: 大粒の小豆を2日間丁寧に炊き上げ、食感を残すように仕上げた粒餡が使われています。しっとりとした餡にほっくりとした小豆がアクセントです。
抹茶: 国産の抹茶を生地と餡に練り込んだ抹茶味の生もみじ饅頭です。白餡に抹茶の風味が活きており、上品な甘さと抹茶の風味が楽しめます。
これらのバリエーションによって、異なる風味や食感を楽しむことができます。どの種類も生もみじ饅頭の美味しさを堪能できる一品です。
進化系もみじ饅頭もたくさん!
「生もみじ」以外にも、もみじ饅頭にはさまざまな進化系バリエーションがあります。例えば、「もみじクロワッサン」はサクサクの生地で、若い女性に人気です。「揚げもみじ」は特製の衣をつけて揚げられ、外はサクサク、中はもちもちの食感が楽しめます。また、「チョコもみじ」はチョコレートでコーティングされたもみじ饅頭で、子どもたちにも人気です。「もみじ饅頭のお酒」は、もみじ饅頭の風味を再現した飲み物で、牛乳と混ぜて楽しむことができます。これらの進化系もみじ饅頭は、定番のもみじ饅頭に新たな楽しみを加えてくれます。
まとめ
「生もみじ」は、伝統的な焼き饅頭とは異なる新しい形のもみじ饅頭として、多くの人々に親しまれています。その柔らかな食感と新鮮な風味は、焼き饅頭のイメージを一新し、広島のお土産として新たな人気を集めています。販売店「にしき堂」をはじめ、さまざまな場所で楽しめる「生もみじ」。次回広島を訪れた際には、ぜひその独自の味わいを試してみてはいかがでしょうか。