牛乳 賞味期限切れ5日
牛乳は、私たちの日常生活に欠かせない食品の一つです。とはいえ、賞味期限を過ぎた牛乳は安全に飲めるのか、疑問に思うこともあります。特に未開封の牛乳が賞味期限切れになった場合、どの程度までなら飲むことができるのか、詳しく見ていきましょう。
牛乳は賞味期限切れ5日後でも飲める可能性あり|未開封に限る
牛乳の飲める期限は製造方法により異なります。例えば、低温殺菌牛乳は風味が生きており、5~6日程度の消費期限があります。一般的な牛乳は約130℃で15秒程度の殺菌を経ており、賞味期限は2週間程度です。ロングライフ牛乳は135℃以上で1~4秒殺菌され、常温保存が可能で、60~100日程度の賞味期限があります。未開封の一般的な牛乳やロングライフ牛乳は、賞味期限を過ぎても飲める可能性があります。
多くのメーカーは、開封後2~3日で飲み切ることを推奨しています。1リットル入りが多い場合は、少量パックを利用すると良いでしょう。常備するなら、未開封で長期間保存できるロングライフ牛乳がおすすめです。賞味期限は食品の保存テスト結果に安全係数をかけて算出されます。通常、食品には安全係数0.8が使用されますが、牛乳には0.7が推奨されています。例えば、賞味期限14日の牛乳は実際には20日間の品質保持が確認されていることが多く、賞味期限切れ後も5~6日間は飲める可能性があります。
牛乳を日持ちさせるにはすぐに冷蔵庫へ|保存方法と活用法
牛乳は冷蔵庫で保存し、開封時は手の雑菌が入り込むのを防ぐため、注ぎ口に触れないように注意します。
正しい保存方法:
常温:ロングライフ牛乳のみOK
冷蔵:10℃以下で保存し、注ぎ口に触れず、直接口を付けずに飲む
冷凍:おすすめしませんが、凍らせる場合は製氷皿で小分けにして密閉容器に保存
牛乳を凍らせると、解凍した際にたんぱく質と脂肪分が分離し、食感が変わるのでおすすめしません。期限切れ間近の牛乳は、加熱調理や飲食以外の使い道も検討しましょう。
期限切れ間近の牛乳の使い道:
グラタン
クリームシチュー
ミルクスープ
プリン(牛乳500mlで作れるプリンのレシピもあり)
また、牛乳を水で薄めて植物に吹きかけると、アブラムシを窒息させる効果があると言われています。無農薬での家庭菜園を考える人にとって、有用な方法かもしれません。
まとめ
牛乳の賞味期限が切れても、未開封で正しく保存されていれば、約5日後まで飲める可能性があります。ただし、開封後は早めに消費することが重要で、見た目や匂いに異変がないか常に確認しましょう。安全に牛乳を楽しむためには、適切な保存方法と消費期限の管理が欠かせません。