世界中で愛されるフルーツのひとつ、キウイフルーツ。その爽やかな酸味と甘み、そして豊富な栄養価から、健康志向の人々に人気があります。そんなキウイフルーツの生産はどの国で盛んに行われているのでしょうか?本記事では、最新データを基に世界のキウイフルーツ生産量ランキングTOP5を紹介します。それぞれの国の生産状況や特長、そして背後に秘められたストーリーを探りながら、キウイフルーツの世界を見ていきましょう。
2024年、日本で注目のキウイの名産地はどこ?
2023年産のキウイに関するデータが2024年8月8日に農林水産省から発表され、収穫量の多い都道府県として「愛媛県」が1位、「福岡県」が2位、「和歌山県」が3位とされました。
これら上位3県で全体の約52%のキウイが生産されています。

【2023年産】都道府県別キウイの栽培面積と10アール当たりの収穫量
全国各地のキウイの生産状況について、『結果樹面積(ha)』や『10a当たり収量(kg)』、そして『出荷量』などのデータをお伝えします。
環境や天候といった条件が影響するため、『結果樹面積(ha)』が広いからといって必ずしも『10a当たり収量(kg)』が高くなるわけではありません。
例として「6位の群馬」は、「5位の静岡」よりも結果樹面積が小さいですが、10a当たりの収量が高いことから、総収穫量は群馬の方が多い結果となっています。
以下の表は『結果樹面積(ha)』の大きさに基づき、都道府県ごとにまとめたものです。
出典:農林水産省「令和5年産・作物調査(果樹)」