初心者でも簡単!可愛すぎるアイシングクッキーの作り方とデザイン集
まるで宝石みたいに手作りアイシングクッキー。 プレゼントやおもてなしに手作りできたら素敵ですよね。 でも、「難しそう…」と諦めていませんか? 大丈夫!この記事では、初心者さんでも失敗せず、簡単で可愛いアイシングクッキーの作り方を徹底解説します。

手作りアイシングクッキーに挑戦!基本レシピと簡単デコレーション

ステップ①:まずはベースとなる硬めのアイシングを作って色付け

アイシングクッキー作りの成否を決める最初のステップは、土台となるハードめのアイシング作りです。 このハードめのアイシングは、クッキーの輪郭を描いたり、細かいデザインを表現するのに仮決定です。場合、およそ100gのアイシングシュガーを目安にしたら良いでしょう。 材料を投入後、ハンドミキサーで約7分間、丁寧に混ぜ合わせます。 理想的な硬さの目安は、ミキサーを持ち上げた際に、アイシングの先端が少しだけお辞儀をするように垂れる状態です。 これにより、絞り袋から出した瞬間形が崩れやすく、美しいラインを予測してアイシングが完了します。
次に、作り上げた硬いめのアイシングを着色していきます。 今回のデザイン例では、ベースカラーとしてブルー、そして模様用にホワイト、ブラック、ピンク、ブラウンライト、ダークブラウンの計6色を使用しました。撹拌後のアイシングを、使用する色の数だけ少しずつ、それぞれの容器にアイシングカラーを少量ずつ加えて混ぜます。 状態のアイシングカラーは発色が強いため、少しずつジェルを加え、好みの色になるまで調整しましょう。 これで、硬めのアイシングの準備は完了です。 色分けと着色を丁寧に行うことが、完成度の高いデコレーションとなります。

ステップ②:塗りつぶし用の柔らかいアイシングを作る

硬めのアイシングが完成したら、次はクッキー全体を塗りつぶすための、柔らかいアイシングを作ります。んの少しずつ加えながら混ぜていきます。 柔らかさの目安は、スプーンでアイシングの表面をなぞった線が、5~7秒で形そのまま消える状態です。 この柔らかさであれば、クッキーの表面に広がり、均一な厚みで塗りつぶすことが可能です。
それぞれの色につき、硬めと柔らかめのアイシングが当たったら、それぞれを絞り袋に詰めていきます。 スプーンを使ってアイシングを絞り袋に入れ、先端までしっかりとアイシングが行くように軽く押さえます。 その後、絞り袋の開いた部分を内側に折り込み、上から巻き込んでテープで固定します。 この際、空気が入らないように注意し、アイシングが漏れないように丁寧に作業することが大切です。

ステップ③:輪郭を描いてから内側を塗る土台作り

アイシングクッキーのデコレーションにおける基本は、土台作りです。この工程は、「輪郭を描く」→「内側を塗りつぶす」という2つのステップで進めます。まず、絞り袋の先端をハサミで1mm程度カットし、硬めのアイシングが入った絞り袋で、クッキーの輪郭を丁寧に縁取りします。この時、絞り袋の先をクッキーの表面からほんの少し浮かせて絞り出すと、一律でセリフな線が描きやすくなります。 途中で線が途切れないように、必ずの力で絞り続けましょう。
輪郭の縁取りが完了したら、次に柔らかめのアイシングを使って、内側を塗りつぶします。 柔らかめのアイシングが入った絞り袋の先端を、縁取りと同様にカットし、外側から内側へ向かってアイシングを流し込むように広げます。楊枝の先で軽く触れて広げれば、綺麗に修正できます。 全てのクッキーの土台が完成したら、天板などに並べ、湿気の少ない場所で一晩かけてしっかりと乾燥させます。 この乾燥の工程は、次の模様描きを美しく仕上げるために非常に重要です。 アイシングが完全に固まるまで、焦らず待ちましょう。

ステップ④:模様を描いて、さらに可愛い

土台が完全に乾いたら、いよいよハードめのアイシングを使って、クッキーに自由な模様を描いていきましょう。線や点、文字など、デザインは無限に広がります。つぶしたい場合は、基本的には土台作りの時と同様に、「縁」をしてから「内側を塗りつぶす」という手順を踏むと、境界線がはっきりとした美しい仕上がりになります。
全ての模様を描き終えたら、もう一度天板などに並べ、風通しの良い場所で一晩かけて完全に乾燥させます。

初心者さんでも失敗しない! デコレーションテクニック3選

アイシングクッキーのデコレーションをレベルアップしたいあなたへ。プロのテクニックを参考に、すぐに試せる簡単テクニックを3つご紹介します。これらのテクニックをマスターすれば、見栄えの良い、素敵なデザインが作りますよ。

基本の塗り方プラスα! 簡単かわいい「ハート」

ラブリーなハート模様は、意外と簡単に描けるんです。 ポイントは、ベースとなるアイシングを塗ったすぐに、表面が乾かないうちに作業すること。 「少し固め」のアイシングが入った絞り袋で、ベースの上に小さな点をいくつか描きます。かわいいハートがあっという間に完成します。これはアイシングが乾く前に模様を描く「ウェット・オン・ウェット」というテクニックで、初心者さんでも手軽に挑戦できます。

「ハート」を応用!

ハート模様に慣れたら、ワンランク上の「矢羽模様」に挑戦してみましょう。 こちらもハートと同じように、ベースのアイシングが乾く前に仕上げのがポイントです。 「少し固め」のアイシングで、ベースの上に平行線を数本引きます。棒を使って、平行線を横に切るように、上から下へ、または下から上へ線を引くだけ。

色の境目がかわいく! ぷっくり「立体塗り」

異なる色を組み合わせて、境目に高出ししたい時は、「立体塗り」がおすすめです。 このテクニックを際使って、まずは一色を塗って、完全に乾かすことが大切です。これを繰り返すことで、境目に自然な段差になり、まるでレリーフのような仕上がりになります。キャラクターの顔のパーツなど、デザインに目を出したい場合に最適です。

まとめ

アイシングクッキー製作は、なんとなくですが予定が高そうに良いかも知れませんが、市販されている便利な専用材料を効果的に活用し、基本の手順とポイントをしっかりと掴むことで、お菓子作りが初めての方でも、想像以上に簡単に見栄えの良い仕上がりを実現できます。

アイシングクッキーは、お菓子作りの経験がない人でも作りますか?

お菓子作りの方でも、アイシングクッキーは十分に製作可能です。材料を活用し、この記事でご紹介している基本的な「固め」と「柔らかめ」のアイシングの作り分け、コルネの扱い方、そして「ベース塗り」と「模様描き」のステップを丁寧に実践すれば、きっとアイシングクッキーを完成させることができるでしょう。

アイシングクッキーを作るには、特別な道具や材料が必要ですか?

はい、アイシングクッキーならではの材料と道具がいくつか必要になりますが、専用品を利用すれば簡単に製作できます。ジェルの材料としては、アイシングシュガーパウダー(粉糖と乾燥卵白を混ぜたもの)、状態のアイシングカラー、そしてデコレーションの土台となるクッキーです。道具としては、アイシングを絞り出すためのコルネ(絞り袋)、アイシングの固定調整したり、細かい隙間を埋めたりするのに使う楊枝、ハンドミキサーなどがあると便利です。これらの材料や道具がセットになった初心者向けのアイシングキットも販売されているので、手軽に始めることができます。

市販のアイシング用材料を使うのは何ですか?

市販のアイシング用材料を使用する最大のメリットは、手軽さと品質の安定性です。 特にアイシングシュガーパウダーは、乾燥白が先に配合されているため、生の卵白を分離したり泡立てたりする手間が省け、衛生面でも安心です。アイシングの固さを簡単に変えられるため、初心者の方でも扱いやすいでしょう。 ジェル状の着色料も、少量でカラフルな色を出すことができ、色ムラなく綺麗に仕上がります。 これにより、失敗するリスクを軽減し、デコレーション作業に集中できるという配慮があります。

アイシングクッキー