すももの食べ方 プラム食べ方 プラム の 食べ 方
すももは、夏の代表的な果物の一つです。しっとりと柔らかい果肉と程よい酸味が特徴的なこの果物は、そのままでも十分美味しいですが、その食べ方次第で味わいが大きく変わります。すももの魅力を最大限に引き出す、おすすめの食べ方をご紹介します。
プラム(すもも)の食べ方
日本すももの産地、どこが有名?
【プラムの食べ頃】かたさと香りで判断!
プラムの実は外見だけではわかりにくいですが、かたさと香りで食べごろを見分けられます。
実が柔らかくなり、適度な弾力を感じたら食べごろの合図です。指で軽く押してみて、ぐにゃっとしていなければおいしく味わえます。一方、過熟すると皮が張りを失い、実があまりにも柔らかくなってしまいます。
香りも大切な目安となります。プラムは品種により違いはありますが、熟すにつれて本来の芳香が高まります。十分な香りがすれば、旬の味が楽しめる証拠です。
ただし過熟した状態では、あまり良い香りは期待できません。適度な弾力と香りの強さを確認し、自分好みのタイミングを見極めましょう。仕入れ時に熟し具合を確認することも重要です。経験を積めば、皮の色や光沢なども参考になるでしょう。
プラムが食べごろを迎えていない場合、ザルなどに載せて室温に数日おけば追熟が進みます。ただし個体差があり、追熟しても甘くならないものもあります。そんな時ははちみつをかけたり、ジャムやコンポートに加工するのがおすすめです。
【プラムの切り方】種を取るのがポイント!
プラムは小さくとも風味豊かな夏の味覚です。しかし、中にある種が邪魔となり、なかなか思うように味わえないことも。そこで、プラムの美味しさを最大限に引き出す方法をご紹介します。
まずはプラムの側面に小さなナイフを入れ、種に沿って縦半分に切り分けます。次に両手で実を優しく押し分け、種のある部分を内側から外に押し出します。種を取り除いた後は、プラムの皮を手で簡単にむくことができるでしょう。
このように種を外してから食べると、プラムの豊かな風味が存分に広がります。プラムの味を余すところなく堪能できる上、食べづらさも解消されるはずです。
さらにプラムの種を取り除いた実は、コンポートやタルトの材料としても最適。夏のプラムの美味しさを存分に楽しめる、おすすめの食べ方と活用法です。ぜひお試しください。
【プラムの食べ方】皮ごとでも美味しい!
プラムは皮ごと手軽に食べられる贅沢な果物です。甘酸っぱい味わいと多汁な食感が魅力的な一品で、そのまま口に運べば簡単に栄養を摂取できます。
皮にはたっぷりの食物繊維が含まれているので、腸内環境を整える働きがあります。また、豊富なビタミンCが抗酸化作用に優れ、老化の原因となるアクティブ酸素を除去してくれます。美肌効果も期待でき、ビタミンAが目の健康をサポートします。
【食べ方①】皮ごと食べる
カットしたプラムの皮は薄いので、種だけを取り除いて皮付きのまま食べることができます。丸ごと食べてもOKです。プラムの酸味は個体差があり、酸っぱいと感じたらはちみつをかけると甘みが加わって美味しくいただけます。
【食べ方②】皮をむいて食べる
プラムの皮は果肉よりやや酸味が強い場合があります。気になるならば、種を取り除いた後、包丁で果肉と皮の間を平行にスーッと切り離し、皮をむくといいでしょう。
砂糖と煮て、ジャムやコンポートに!
プラムはジャムやコンポートなどに加工しても絶品です。加熱することで、プラムの爽やかな甘みがいっそう引き立ちます。コンポートは、鍋に水300ml、砂糖50gを入れ中火で煮立てたらカットプラム50gを加え、弱火で約5分間煮込みます。そのまま粗熱を取り、冷蔵庫で冷やせば完成です。皮付きのプラムでも美味しくできあがります。
【プラムの冷凍保存】丸ごと冷凍で長持ち!
プラムの旬を逃さず、長期間新鮮な味わいを楽しむには冷凍保存がおすすめです。冷凍は非常に簡単で、プラムを丸ごと保存することで種ごと美味しく食べられます。
プラムを洗って水気を拭き取り、皮に傷がある場合は取り除きます。そのまま台紙の上に並べ、重ならないよう一晩冷凍庫で冷やします。翌日、ラップなどで包んで密閉できる袋やタッパーに移し替えて冷凍保存します。
このように冷凍すれば、プラムの旬の味と食感を最大10ヶ月程度キープできます。いつでもデザートやジャム作りに使え、お気に入りの産地や品種をストックしておくと便利です。賞味期限の心配なく、ずっと新鮮なおいしさが楽しめるのが冷凍保存のメリットです。
まとめ
すももを活かした一番のおすすめは、そのままシンプルに味わうことです。芳醇な香りと上品な甘酸っぱさを存分に堪能できます。また、サラダやヨーグルトに添えれば爽やかな風味が楽しめます。ジャムやコンポートにするのも良いでしょう。冷凍すももでスムージーを作れば、夏バテ対策にもなります。食べ方を工夫すれば、すももの魅力は無限に広がります。