はちみつ糖質制限 - スイーツモール

はちみつ糖質制限

はちみつ糖質制限

はちみつは、甘くて美味しいだけでなく、様々な健康効果があると言われています。しかし、糖質制限をしている人にとっては、はちみつに含まれる糖質が気になるところです。そこで今回は、はちみつと糖質制限の関係について探っていきましょう。はちみつは果たして糖質制限に適しているのでしょうか?はちみつの栄養価や糖質量、そして糖質制限中の上手な取り入れ方についてお伝えします。

はちみつは糖質が多く糖質制限中に不向き

はちみつは天然の甘味料として知られていますが、糖質制限には向いていないことが分かります。はちみつの主成分は果糖とブドウ糖であり、これらの単糖類は吸収が早く、血糖値を急激に上昇させるため、糖質制限中の人は注意が必要です。

はちみつの糖質量を見ると、小さじ1杯(7g)で5.7g、大さじ1杯(22g)で18g、100gあたりでは81.9gと、液体であるにもかかわらず、エネルギーと糖質量が多めです。例えば、無糖ヨーグルトにはちみつを大さじ1杯入れただけで、1食分の目標糖質量である20~40gをほぼ達成してしまいます。

砂糖とはちみつの糖質量を比較すると、はちみつ大さじ1杯(22g)で18g、砂糖大さじ1杯(9g)で8.9gとなります。レシピの砂糖をはちみつに置き換えると、糖質量が大幅に増えてしまう可能性があります。

はちみつと似たメープルシロップの糖質量を比べても、はちみつのほうが多いことが分かります。ただし、メープルシロップも糖質が多いため、安易に代替品として選ぶと、糖質量がオーバーする原因になります。

はちみつのGI値は砂糖より低いのは事実ですが、糖質量が多いことに変わりはありません。糖質制限中は、はちみつを甘味料として選ばず、ヨーグルトなどに少量使う程度にとどめることが賢明です。

はちみつ糖質制限

糖質制限中でなければはちみつは積極的に使いたい食品

はちみつは、自然の恵み豊かな万能甘味料です。ビタミンやミネラルを豊富に含み、整腸作用や抗菌作用もあるため、健康的な食生活に欠かせない存在と言えるでしょう。料理や飲み物に使えば、上品な甘みを加えられるだけでなく、味に深みを与え、肉を柔らかくしたり、臭みを消したりと、様々な効果が期待できます。

また、はちみつに含まれる果糖とブドウ糖は単糖類であり、体内ですぐにエネルギーとして利用されます。そのため、運動前後にはちみつレモンを摂取するのは理にかなっているのです。

ただし、糖質制限中ははちみつの摂取量に注意が必要です。はちみつはグルコース値を急激に上昇させる可能性があるため、糖質制限の目的や期間に合わせて、使用を控えめにしたり、他の甘味料に置き換えたりすることが賢明でしょう。

糖質制限を行っていない場合は、毎日大さじ1杯程度のはちみつを積極的に取り入れることをおすすめします。はちみつのもつ自然の力で、健康的で豊かな食生活を送れるはずです。

はちみつに代わる糖質制限中におすすめの甘味料

糖質制限中に甘味料を上手に取り入れることで、食事の満足感を得ることができます。はちみつは糖質が多いため、糖質制限中の甘味料としては向きません。そこで、はちみつに代わる、糖質制限中におすすめの甘味料を紹介します。

エリスリトールは、糖アルコールの一種で、血糖値を上げない甘味料です。ただし、甘さは砂糖よりも控えめで、冷たいものに溶けにくい性質があります。スーパーでは販売されておらず、通販で購入する必要があります。

スクラロースは砂糖を原材料に作られた甘味料ですが、カロリーと糖質がゼロで、血糖値に影響を与えません。砂糖に近い甘さで、熱に強いため、煮物や焼き物にも使いやすいです。こちらもスーパーでは販売されておらず、通販で入手できます。

オリゴ糖は血糖値への影響が少なく、整腸作用が期待できる甘味料です。ヨーグルトと相性が良く、薬局やスーパーで手に入ります。

パルスイートは味の素が販売する甘味料で、複数の甘味料を使用することで、砂糖に近い自然な味わいを実現しています。顆粒と液体があり、用途に応じて使い分けができます。

ラカントSはサラヤが販売する天然甘味料で、血糖値にほとんど影響を与えません。砂糖と同じような甘さで、冷たいものにもよく溶けます。

これらの甘味料を上手に使い分けることで、糖質制限中でも満足のいく食生活を送ることができるでしょう。ただし、過剰摂取は避け、適量を心がけることが大切です。

まとめ

はちみつは天然の甘味料で栄養価も高いですが、糖質量も多いため、糖質制限中は摂取量に注意が必要です。ただし、少量なら血糖値の上昇を抑えつつ、健康効果も期待できるでしょう。上手に取り入れて、糖質制限を続けていきましょう。