はちみつレモン漬けは、その爽やかな味わいと多くの健康効果から、魅力的な家庭の常備食として人気を集めています。特に、ビタミンC豊富なレモンと、自然な甘みを持つはちみつの組み合わせは、免疫力の向上や疲労回復に効果的です。忙しい日々の中でも簡単に作れるこの一品は、しっかりと栄養を補給しつつ、毎日の生活にちょっとした贅沢をもたらしてくれます。今回は、はちみつレモン漬けの魅力と手軽な作り方、その秘密に迫ります。
レモンのはちみつ漬けの簡単レシピ!期待できる効果と効能を管理栄養士が紹介
疲労の回復や風邪予防に役立つと言われている「はちみつレモン(レモンのはちみつ漬け)」。その作り方は非常にシンプルなので、ぜひ試してみて、おいしく楽しんでください!
この記事では、管理栄養士が「はちみつレモンの作り方」やその効果、そしておいしい食べ方について詳しく解説します。
手軽にできる!はちみつレモンの作り方
はちみつレモンを作るのは非常に簡単で、レモンを皮ごと薄切りにして、はちみつの中に浸すだけです。
それでは、いくつかのポイントを紹介しつつ、手順をお伝えしますね!
<材料(作りやすい分量)>レモン・・・1つはちみつ・・・150~200g
<作り方>1.レモンをよく洗って、ペーパータオルなどで水気をしっかり取ります。3~4mmにスライスし、種は除去してください。
水分があると傷みやすくなるので、しっかり乾かしましょう。
2.きれいな保存容器にレモンとはちみつを交互に詰めていきます。
はちみつ、レモン、はちみつ、レモンの順番で入れ、最後にレモンが浮かないようにするために多めにはちみつを入れましょう。
3.冷蔵庫で1日寝かせれば完成です。
これははちみつを入れた直後の様子です。
これははちみつを入れた直後の様子です。
はちみつがほんのり軽くなったら飲みごろです。
1日置いた後の状態です。レモンの水分が出てサラッとしています。
1日置いた後の状態です。レモンの水分が出てサラッとしています。
レモンは2~3日置くと酸味が落ち着き、食べやすくなります。
輸入レモンで作ったはちみつレモンは健康に悪影響を及ぼすのか?
輸入レモンには防カビ剤やワックスが含まれていることがあり、皮をそのまま使うことに不安を抱く人もいるでしょう。
しかし、これらの物質は健康に影響を与えないとされる基準を満たしているため、安心して使用できます。
皮を食べても安全なように基準が設定されていますので、過剰に心配する必要はありません。
それでも気になる方は、保存料やワックスが不使用のものや国産のレモンを選ぶのも一案です。
はちみつレモンの保存方法とその保存期間
はちみつレモンは冷蔵庫で保管すると良いです。
使用する入れ物には、ジャムの空き瓶やプラスチック、ガラスの容器など、どれでも構いません。
保存期間は、容器を消毒しているか否かで変わります。
・消毒なしの容器だと約1週間・消毒した瓶だと3ヶ月から半年ほど持ちます。
消毒を終えた瓶で保管すれば長く保存できますが、レモンの皮が苦くなることがあるので、できるだけ早めにいただきましょう。
使用時には、水分が入ったり、直接口を付けたスプーンを使ったりしないようにし、清潔に扱うことが重要です。
消毒方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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はちみつレモンの魅力的な効能♪
はちみつレモンには美味しさだけでなく、多くの素晴らしい効果が期待されます。
疲労軽減を助ける
レモンにはクエン酸が含まれており、疲労感の軽減に効果があるとされています。
また、はちみつに含まれるブドウ糖は迅速にエネルギー源となり、疲労回復のためのエネルギー補充に貢献します。
風邪を防ぐ効果に期待
レモンのビタミンCとはちみつのポリフェノールは、免疫の健康をサポートします。
乾燥した季節には、はちみつレモンを栄養補給に利用するのがおすすめです。
はちみつとレモンの活用法
はちみつレモンは、そのまま飲むだけでなく、さまざまな用途があります。
さらに、レモンの中身の食べ方についてもご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。
温かいお湯や炭酸水で混ぜる
はちみつレモンを楽しむ一般的な方法には、お湯または炭酸水で割るというものがあります。
はちみつレモン大さじ1杯に対し、100~150mlのお湯や炭酸水を加えるのが目安ですが、自分に合った割合を探してみてくださいね。
紅茶に加える
紅茶にはちみつとレモンを加えることで、両方の利点を享受できる飲み物です。
紅茶には、ポリフェノールの一種であるタンニンが含まれており、免疫力の維持や美肌効果、また生活習慣病の予防に貢献します。
紅茶1杯に対して、はちみつレモンは大さじ1杯が標準的な量です。
特に寒い季節に飲むと、体を芯から温めてくれる効果があります。
ヨーグルトにトッピングする
ヨーグルトに爽やかなはちみつレモンを加えると、フルーティーな味覚を楽しめます。
さらに、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内の善玉菌として働き、はちみつのオリゴ糖がその善玉菌をサポートすることで、腸内環境を整える助けとなります。
適量としては、ヨーグルト100gに対し、はちみつレモンを小さじ1~2杯ほどかけるのが良いでしょう。
レモンの摂取も問題なし
レモンがたっぷり入ったはちみつレモンは、薄切りレモンもそのまま食べても大丈夫です。
シンプルに食べるだけでなく、刻んでヨーグルトに混ぜたり、お菓子の材料として使用したりするのもおすすめです。
作りたては少し酸っぱく感じるかもしれませんが、2~3日ほどで酸味が和らぎ、さらに食べやすくなります。
自家製はちみつレモンの魅力を満喫しよう!
このコラムでは、管理栄養士が「はちみつレモン」の魅力を詳しく紹介しています。
手軽に作れるはちみつレモンは、利用方法が多彩で便利です。
暑い日に爽やかな一杯に、寒い日には体を温める一杯に。いろいろなシーンで、はちみつレモンを味わってみてください!