太陽を浴びて真っ赤に輝く、北海道のさくらんぼ。短い夏を彩る旬の味覚を求めて、農園巡りはいかがですか？ 6月下旬から8月下旬にかけて、北海道各地でさくらんぼ狩りが最盛期を迎えます。甘酸っぱい果汁が口いっぱいに広がる佐藤錦や、濃厚な甘みが特徴の紅秀峰など、様々な品種を味わえるのが魅力。広大な大地で育まれた、とれたてジューシーなさくらんぼを心ゆくまで堪能しましょう！
北海道のさくらんぼ狩り基本情報
北海道でさくらんぼ狩りが満喫できるシーズンは、おおよそ6月下旬から8月下旬にかけてとなります。特に7月上旬は、佐藤錦や紅秀峰といった人気の品種が最盛期を迎えます。ただし、地域によって開園時期が異なるため、事前に各農園の公式サイトで情報をチェックすることをおすすめします。北海道は、さくらんぼの栽培に適した涼しい気候であり、多数の観光農園で多彩な品種のさくらんぼ狩りが体験できます。
さくらんぼの主要品種と特徴
さくらんぼ狩りで味わえる代表的な品種としては、佐藤錦、紅秀峰、南陽などが挙げられます。佐藤錦は、甘さと酸味の絶妙なバランス、そして豊富な果汁が魅力で、日本を代表する品種と言えるでしょう。紅秀峰は、大粒でしっかりとした果肉、高い糖度、そして日持ちの良さが特徴です。南陽は、きめ細かい果肉と上品な甘さ、さっぱりとした後味が特徴で、主に北海道の余市町で栽培されています。これらの品種を実際に食べ比べて、お好みの味を見つけるのもさくらんぼ狩りの醍醐味の一つです。
北海道のおすすめさくらんぼ狩りスポット
北海道には、それぞれに特色のあるさくらんぼ狩りスポットが数多く存在します。ここでは、特におすすめのスポットをいくつかご紹介します。
大橋さくらんぼ園（芦別市）
大橋さくらんぼ園（芦別市）は、北海道を代表するさくらんぼ狩りスポットのひとつです。東京ドームよりも広い約47,000㎡の敷地に、60種類・1,300本以上のさくらんぼが栽培されており、日本最多クラスの品種数を誇ります。佐藤錦や南陽、月山錦などの人気品種はもちろん、珍しい新品種も食べ比べできるのが大きな魅力です。
ニトリ観光果樹園（余市町）
札幌からのアクセスが良好で、車で約1時間。時間制限なしで心ゆくまでさくらんぼ狩りを満喫できます。栽培されている品種は10種類以上と豊富で、佐藤錦や紅秀峰はもちろん、サミットや南陽なども味わえます。食べ放題のみのプランと、食べ放題に加えてお土産用の持ち帰りもできるプランが用意されています。
八剣山果樹園（札幌市）
札幌中心部から車で約40分というアクセスの良さが魅力。さくらんぼ狩りに加えて、バーベキュー、釣り堀、乗馬といったアクティビティも楽しめます。7月上旬から下旬にかけて、佐藤錦、水門、南陽などが旬を迎えます。ペットとの同伴もOKです。
峠のふもと紅果園（仁木町）
50種類ものさくらんぼやベリー類を、時間制限なしで好きなだけ堪能できる贅沢な果樹園です。おなじみの佐藤錦に加え、希少な月山錦や高級アメリカンチェリーのサミットなど、多彩な品種の味比べを楽しめます。
さくらんぼ山観光農園（仁木町）
さくらんぼ山観光農園（仁木町）は、北海道内でも最大級の広さと収穫量を誇る観光農園です。約20ヘクタールの広大な敷地には、佐藤錦や南陽、紅秀峰、水門、ゴールドキングなど、人気から希少品種まで多彩なさくらんぼが栽培されています。6月下旬から8月中旬にかけて、木で熟した新鮮なさくらんぼを存分に味わうことができ、食べ比べも楽しめます。
中井観光農園（余市町）
有機肥料へのこだわりが育てた、とびきり熟したさくらんぼが自慢の観光農園です。日本海と余市町の景色を見晴らせる絶好のロケーションで、心ゆくまでさくらんぼ狩りを満喫できます。時間制限なしの食べ放題プランがあるのも嬉しいポイントです。
ヤマセン仙北果樹園（増毛町）
雨の日でも安心！ハウス栽培でさくらんぼ狩りが楽しめる果樹園です。佐藤錦をはじめ、サミット、南陽、紅秀峰、蜜、水門など、豊富な品種を時間無制限で堪能できます。高い場所にあるさくらんぼは、はしごを使って収穫するのも楽しい体験です。
とかちしみずフルーツガーデン（清水町）
さくらんぼだけでなく、ハスカップ、りんご、すももなど、バラエティ豊かな10種類以上のフルーツ狩りが楽しめる観光農園です。さくらんぼ狩りは90分間の食べ放題で、中学生以上の方にはお土産も付いています。背の低い木と雨よけハウスのおかげで、小さなお子様連れでも安心して楽しむことができます。なんと全20品種ものさくらんぼを栽培しているそうです。
雨天時の備え
北海道でさくらんぼ狩りを楽しむ際、天候が気になる方もいるでしょう。多くの農園では、雨天時でも楽しめるように工夫されています。例えば、芦別市にある大橋さくらんぼ園では、広大な面積を誇る雨よけドームが設置されており、雨の日でも心配なくさくらんぼ狩りが可能です。また、増毛町のヤマセン仙北果樹園のように、ハウス栽培を行っている農園を選べば、天候に左右されずに美味しいさくらんぼを堪能できます。
持ち物と身支度
さくらんぼ狩りへ出かける際は、動きやすい服装と履き慣れた靴が基本です。太陽光を遮る帽子や日焼け止めクリームなどで紫外線対策を万全にしましょう。また、自然の中での体験となるため、虫除けスプレーがあると便利です。農園によっては、高い場所のさくらんぼを採るための踏み台や脚立が用意されていることもありますが、持参するとさらに快適に楽しめるかもしれません。手を拭くためのウェットティッシュやタオルも忘れずに準備しましょう。
まとめ
北海道でのさくらんぼ狩りは、旬の味覚を味わえるだけでなく、豊かな自然の中で心身ともにリフレッシュできる素晴らしい機会です。この記事が、2025年のさくらんぼ狩り計画のお役に立てば幸いです。事前に各農園の情報を確認し、予約が必要な場合は忘れずに手続きを行いましょう。北海道の大地で、美味しいさくらんぼとの出会いを満喫してください！
質問1 北海道でさくらんぼ狩りができる時期はいつ頃ですか？
通常、北海道のさくらんぼは6月下旬から8月下旬にかけて収穫期を迎えます。特に7月に入ると、佐藤錦や紅秀峰といった人気の高い品種が食べ頃になります。
質問2 さくらんぼ狩りの予約は必要でしょうか？
予約の要否は農園ごとに異なります。多くの農園では予約なしで楽しめますが、団体で訪れる際は予約が必要となるケースが多いです。事前に各農園のホームページなどで確認することをお勧めします。
質問3 雨天時でもさくらんぼ狩りは可能ですか？
雨除け設備が整っている果樹園なら、雨天でもさくらんぼ狩りが可能です。例えば、大橋さくらんぼ園やヤマセン仙北果樹園では、雨の日でも安心して楽しめるように雨よけハウスが設置されています。