鮮やかな黄色い果肉と、とろけるような甘さが魅力のゴールドキウイ。スーパーで見かける機会も増えましたが、「一番美味しい時期はいつ?」「どうやって選んだらいいの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。ゴールドキウイは、旬の時期に食べることで、より一層その美味しさを堪能できます。この記事では、ゴールドキウイの旬な時期と、美味しく食べるための選び方を徹底解説。甘くてジューシーなゴールドキウイを、最高の状態で味わいましょう。
ゴールドキウイの旬
キウイフルーツは、収穫後も熟成が進む特性を持っています。美味しく食べられる旬な時期は、収穫からおよそ1ヶ月後と言われています。主な品種のシーズンは以下の通りです。サンゴールドキウイは4月末から10月中旬頃、サンゴールドは5月中旬から10月中旬頃、ゼスプリの国産ゴールドキウイは11月末から12月末頃、国産サンゴールドキウイは11月中旬から12月上旬頃に出回ります。ただし、収穫時期は年によって変動があり、キウイの種類によっても市場に出回る時期が異なります。
食べ頃のキウイとは
キウイフルーツの美味しいタイミングを確認するには、手でそっと触って確かめるのが最適です。果実のヘタとお尻を軽くつまむように押してみてください。お尻の部分が少し沈む感触があれば、それは熟して食べごろのサインです。ただし、キウイの甘さは品種や個体によって異なるため、一概に底の部分が一番甘いとは限りません。
未熟キウイの追熟方法
もしキウイがまだ硬い場合、常温で追熟させましょう。追熟とは、果物を置いておくことで甘みを増したり、果肉を柔らかくする方法です。未熟なキウイは基本的に常温保存が推奨されます。 ①キウイを1つずつ新聞紙かキッチンペーパーで包むか、ポリ袋に入れます。 ②風通しの良い場所で、直射日光とエアコンの風を避けて常温保存します。 すぐに追熟させたい場合は、リンゴやバナナなど、エチレンガスを出す果物と一緒に保存袋に入れると、追熟が進みやすくなります。冷蔵庫に入れると追熟が止まるので注意が必要です。
完熟キウイの保存方法
キウイフルーツの保存方法についてご紹介します。冷蔵と冷凍、それぞれの方法で美味しく長持ちさせましょう。
【冷蔵保存】約1〜2週間保存可能です。キウイを長持ちさせるには、乾燥を防ぎ、他の食品にエチレンガスが影響を与えないようにすることが大切です。一つずつ新聞紙かキッチンペーパーで包み、数個まとめてポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。熟したキウイは冷蔵保存が適していますが、ポリ袋の口はしっかり閉じて、他の果物とは分けて保存することをおすすめします。
【冷凍保存】約6ヶ月保存可能です。キウイを食べやすい大きさにカットし、ラップで包んで冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。冷凍すると食感は変わりますが、スムージーやヨーグルトのトッピングとして美味しくいただけます。凍ったまま使用するのがおすすめです。
熟しすぎには注意が必要
キウイフルーツは熟しすぎると品質が低下し、食べられなくなることがあります。キウイの状態をチェックして、傷んでいないか確認しましょう。以下は、キウイが腐っている可能性があるかどうかの判断基準です。
※キウイの状態チェックポイント※
・果皮にカビが発生している
・表面に目立つシワがあり、通常よりも小さくなっている
・異常な臭いがする(アルコール臭や腐敗臭など)
・触ると非常に柔らかく、崩れる可能性がある
・果汁が自然に漏れ出ている
・果肉が異常な色(特に赤く変色している)に変わっている
少し柔らかい程度であれば、熟して美味しく食べられることがありますが、上記のいずれかに該当する場合は注意が必要です。キウイが熟れすぎたり、たくさんある場合は、適切な方法で保存し、より美味しくいただくことができます。ぜひお試しください。