太陽の恵みをたっぷり浴びたレモンと、美容のビタミンとして名高いビタミンC。この二つが合わさった「ビタミンCレモン」は、あなたの美容と健康を力強くサポートする秘密兵器です。爽やかな風味とともに、肌の透明感アップ、免疫力向上、疲労回復など、嬉しい効果が期待できます。この記事では、ビタミンCレモンの知られざるパワーを徹底解剖。日々の生活に取り入れやすい活用術もご紹介します。さあ、内側から輝く、健やかな美しさを手に入れましょう。
ビタミンCの機能と役割
アスコルビン酸とも呼ばれるビタミンCは、美容と健康に良い影響を与えることで知られる水溶性ビタミンです。ここでは、私たちの体にとって必要不可欠なビタミンCの重要な機能と役割を、大きく2つのポイントに分けて解説します。
① コラーゲン生成をサポートし、肌、関節、血管のしなやかさを維持ビタミンCは、コラーゲン、L-カルニチン、特定の神経伝達物質の生成に関わっています。特にコラーゲンの生成において、ビタミンCは非常に重要な役割を果たします。コラーゲンは、皮膚や腱、軟骨などを構成するタンパク質であり、これらの組織の弾力性を維持するために不可欠な成分です。ビタミンCがコラーゲンの生成を促進することで、肌や関節、血管の弾力を保つ効果が期待できます。逆にビタミンCが不足すると、これらの組織が弱くなり、肌荒れや出血などの症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
② 優れた抗酸化作用で、体の健康をサポート
ビタミンCは、その抗酸化作用でも広く知られています。抗酸化作用とは、体内で過剰に生成された活性酸素(呼吸によって取り込まれた酸素の一部が活性化された状態)の働きを抑制したり、除去したりする作用のことです。活性酸素が過剰になると、細胞を傷つけ、肌の乾燥、ニキビ、シミやシワの発生といった肌トラブル、さらにはがん、心血管疾患、生活習慣病など、様々な病気の原因となる可能性があります。ビタミンCは、その抗酸化作用によって、これらの肌や体のトラブルを抑制・改善し、健康維持に貢献します。
ビタミンCが豊富な果物
ビタミンCを豊富に含む果物として、レモンやみかんなどの柑橘系の他、キウイフルーツのような酸味が強いものが挙げられます。以下に、可食部100gあたりのビタミンC含有量が多い果物を紹介します。
グァバ(生):220mg
キウイフルーツ(黄肉種・生):140mg
レモン(全果・生):100mg
キウイフルーツ(緑肉種・生):71mg
かき(甘柿・生):70mg
ドライマンゴー:69mg
いちご(生):62mg
ネーブルオレンジ(生):60mg
パパイア(生):50mg
きんかん(全果・生):49mg
ハスカップ(生):44mg
うんしゅうみかん(生):35mg
パインアップル(生):35mg
また、市販のジュースにもビタミンCが含まれていることがありますが、果糖を多く含むため、過剰摂取は肥満につながる可能性があります。ジュースからビタミンCを摂取する際は、量に注意が必要です。
ビタミンCの推奨摂取量とは?
ビタミンCの1日の推奨摂取量は、性別に関わらず12歳以上で100mgです。ただし、妊娠中の女性は追加で10mg、授乳中の女性は45mg多く摂ることが推奨されています。食事からの摂取が理想的ですが、サプリメントも利用できます。喫煙者はビタミンCの消費量が多いので、非喫煙者よりも多めに摂取する必要があります。できれば禁煙を検討しましょう。ビタミンCが不足すると、体内の活性酸素が増加し、健康を害する可能性があります。活性酸素は細胞を傷つけ、肌荒れや様々な病気の原因となるほか、疲労感、筋力低下、体重減少、関節痛などを引き起こすこともあります。さらに不足状態が続くと、コラーゲン生成が滞り、血管が脆くなることで、壊血病を発症するリスクが高まります。壊血病になると、歯茎からの出血、歯のトラブル、皮膚の乾燥、貧血などの症状が現れます。健康を維持するためには、適切なビタミンC摂取が不可欠です。通常の食生活を送っていれば、現代の日本ではビタミンCが極端に不足することは稀です。しかし、2019年の国民健康・栄養調査によると、日本人のビタミンC平均摂取量は、男性で91mg、女性で96mgと、推奨量にわずかに届いていません。偏った食生活を続けていると、ビタミンC不足になる可能性があります。災害時は特に注意が必要です。栄養バランスの偏りは、災害時に起こりやすい健康問題の一つです。ビタミンCはストレスによって消費されやすいため、災害時には普段以上に不足するリスクが高まります。災害時には、主食中心の食事が多くなりがちで、ビタミンCを豊富に含む副菜の摂取が難しくなることがあります。日頃からビタミンCを意識して摂取するとともに、ビタミンCを補給できる食品を備蓄しておくと良いでしょう。