お菓子作りや料理に欠かせない生クリーム。しかし、開封後は鮮度を保つのが難しく、すぐに使い切らないと風味が損なわれることが多いですよね。そこで今回は、生クリームを長持ちさせるための保存方法とポイントについて詳しく解説します。適切な保存方法を知れば、無駄を減らし、最後までおいしく楽しむことができるでしょう。プロが教えるコツを押さえて、生クリームの品質を最大限に活用しましょう。
余った生クリームはどう活用する? 冷凍保存で3週間持たせる方法!
日々の食事は大切ですが、食材の値上がりが続いています。まとめて購入することで費用は少し抑えられるかもしれませんが、使い切れずに困ることもあります。そこで役立つのが「冷凍保存」です! 食材の鮮度を保ちながら長持ちさせる方法をお届けします。ぜひお試しください!
フレッシュクリームの冷凍保存と解凍の手順
保存期間の目安は冷凍で約3週間です。
泡立てて冷凍する方法
生クリームは、泡立てて冷凍すれば使う時に分離しません。しかし一度冷凍すると、かき混ぜることは不可能です。スイーツ用には砂糖入りで、料理用には砂糖なしで泡立てましょう。
冷凍のテクニック
1 生クリームをしっかりと泡立て、ツノが立つ程度にする。スイーツに使う場合は、200mlの生クリームに砂糖を3杯程度加えよう。分離を防ぐために、完全に泡立てることが重要だ。少し硬めになるくらいが理想的。
2 金属製のバットにラップを敷き、泡立てた生クリームを絞り出していく(スプーンで落としてもかまわない)。その上にラップを密着させ、冷凍庫へ。ラップ越しに触れて完全に凍ったか確認したら、冷凍用の袋や容器に移し替えて保存する。
冷凍のテクニック
まず、生クリームを泡立ててツノがしっかりと立つ状態に仕上げましょう(おおよそ8~10分が目安です)。スイーツ用に保存したい場合には、200mlの生クリームに対して大さじ3の砂糖を加えてください。完全に分離しないよう、しっかりと泡立てることが重要で、ややかための状態を目指します。
次に、泡立てた生クリームを金属製バットに絞り出します。スプーンで落とす方法でも構いません。その後、バットの上にラップをしっかりとかけ、冷凍庫に入れましょう。ラップの上から軽く触ってみて、完全に凍った状態であれば、冷凍用保存袋や保存容器に移して冷凍庫で保管してください。
冷凍食品の解凍手順
デザートに使用するとき:ホットコーヒーやココアのトッピングには凍ったままを使用、アイスドリンクやケーキの飾りつけには冷蔵庫で約30分解凍。
料理に使用する際:シチューやグラタン、パスタソースなどの温かい料理には凍ったまま加え、ドレッシングやディップのような非加熱の品には冷蔵庫で30分程度解凍。
冷凍してアイスに
ホイップクリームをそのまま使う予定がない場合は、アイスクリームとして冷凍保存するのが良い方法です。そのまま解凍する手間もなく食べられて、保存にも便利です。