フランボワーズ ラズベリーの違い

赤く小さな粒が集まった見た目が愛らしい「フランボワーズ」。洋菓子店やカフェのケーキに彩りを添えている姿を目にしたことがある方も多いでしょう。甘酸っぱい味わいと華やかな香りが魅力で、スイーツだけでなく料理にも幅広く使われています。今回は、フランボワーズの特徴やラズベリーとの違い、ほかのベリー類との比較、さらにはおすすめのレシピまでをご紹介します。
フランボワーズとは
フランボワーズとラズベリーの違い
他のベリーとの違いもチェック
フランボワーズと同じように「ベリー」と名のつく果物はいくつも存在します。それぞれ味わいや特徴が異なるため、スイーツ作りの際には違いを知っておくと役立ちます。
ストロベリー(いちご)
日本で最も親しまれている果実で、酸味が穏やかで食べやすいのが特徴。品種改良が盛んで「とちおとめ」や「紅ほっぺ」など300種以上が存在します。
ブルーベリー
鮮やかな青色が特徴。小粒ながら甘酸っぱく、スイーツやジャムに使われるほか、家庭菜園でも人気です。
クランベリー
北米や北欧で一般的な果実で、酸味や渋みが強いため、そのままよりジャムやドライフルーツに加工されることが多いです。
ブラックベリー
フランボワーズと同じキイチゴ属で、黒い実が特徴。やや渋みがあるため、ジャムなどにすると食べやすくなります。

見た目も華やか! フランボワーズを使ったおすすめレシピ
フランボワーズは、その鮮やかな色合いと甘酸っぱさを活かして多くのスイーツに使われます。例えば、韓国で人気の「トゥンカロン」は、厚みのあるマカロンにガナッシュとフランボワーズを挟んだ可愛らしいデザートです。また、光沢のある仕上がりが特徴の「ミラーケーキ」や、黒と赤のコントラストが美しい「ラズベリーティラミス」もおすすめ。さらに、リコッタチーズを使ったイタリアの「カッサータ」や、ラズベリーとチョコレートを組み合わせたマフィンも手軽に楽しめます。ホワイトチョコと合わせたマフィンも人気で、焼き立ての香りと甘酸っぱい風味が相性抜群です。これらのレシピは家庭でも挑戦しやすく、パーティーやおもてなしにもぴったりです。
フランボワーズの食べ方
バラ科キイチゴ属のフランボワーズは、そのまま生食はもちろん、ジャムやコンポート、ケーキなど、様々な料理に使われます。
生食:冷やしてそのまま食べると、甘酸っぱさが口の中に広がります。
ジャム:パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたり炒めたりします。
ケーキ:タルトやムースなど、様々なケーキに使われます。
果実酒:リキュールやワインなど、お酒の材料としても使われます。
ドライフルーツ: ドライフルーツにして、ヨーグルトや引き続きトッピングするのもおすすめです。
フランボワーズの保存法
冷蔵保存:冷蔵庫の野菜室で、2~3日保存できます。
冷凍保存: 冷凍すると、長期保存が可能になります。解凍する際は、自然解凍がおすすめです。
まとめ
今回ご紹介したように、フランボワーズはラズベリーと同じ果実であり、甘酸っぱい味わいと華やかな見た目が魅力です。国内での生産量は少ないものの、冷凍品を使えば一年中楽しむことができます。スイーツはもちろん、肉料理や魚料理のソースに加えると、いつもの食卓がぐっと華やかに。ぜひ日常のおやつやおもてなしの一品に取り入れてみてくださいね。