ファーブルトンとは
フランス・ブルターニュ地方の伝統的なスイーツ「ファーブルトン」。その名前は、現地の言葉で「牛乳で煮た粥」を意味する「ファー」と「ブルターニュ地方」を指す「ブルトン」から由来しています。お米を使うお粥とは違い、小麦粉と牛乳を使って作るファーブルトンは、シンプルながらもどこか懐かしい味わいと独特の食感が魅力のお菓子です。今回は、そんなファーブルトンの特徴や味わい、そして簡単に作れるレシピをご紹介します。焼きたてはもちろん、冷やしても美味しいこの伝統菓子をぜひ楽しんでみてください。
ファーブルトンとは？
ファーブルトンってどんな味？
ファーブルトンの作り方
ファーブルトンを作る方法は実はとても簡単です。 まず、卵や牛乳、砂糖、小麦粉などを混ぜて生地を作ります。 次に、プルーンなどのフルーツを入れた型に生地を流し込んで、オーブンで焼きます。 焼き上がったら型から取り出して、完成です。
焼きたてを食べるのもいいですが、冷やして食べると生地が落ち着いて、違った食感が楽しめます。また、バニラアイスやホイップクリームを添えて食べるのもおすすめです。
ファーブルトンのおすすめレシピをご紹介！
1. 基本のファーブルトン
材料（18cm丸型1台分）
卵：3個
砂糖：100g
小麦粉：100g
牛乳：300ml
バター：30g（溶かしておく）
バニラエッセンス：数滴（お好みで）
作り方
オーブンを180℃に予熱する。
ボウルに卵を割り入れ、砂糖を加えてよく混ぜる。
小麦粉をふるい入れ、ダマがなくなるまで混ぜる。
牛乳を少しずつ加えながらよく混ぜる。
溶かしバターとバニラエッセンスを加えて混ぜ合わせる。
型にバター（分量外）を塗り、生地を流し込む。
予熱したオーブンで約40分焼く。竹串を刺して生地がついてこなければ完成。
粗熱をとり、冷やしてから食べるとしっとりします。
2. プルーン入りファーブルトン
材料（18cm丸型1台分）
基本のファーブルトン生地（上記の材料と作り方）
プルーン（種なし）：50g
作り方
基本のファーブルトンの生地を作る。
型にバターを塗り、プルーンを均等に並べる。
その上から生地を流し入れる。
180℃に予熱したオーブンで40分焼く。
プルーンの甘酸っぱさが生地に溶け込み、食感のアクセントになります。
3. 抹茶黒豆ファーブルトン
材料（18cm丸型1台分）
卵：3個
砂糖：90g
小麦粉：90g
抹茶パウダー：10g
牛乳：300ml
バター：30g（溶かす）
黒豆煮（甘さ控えめ）：50g
作り方
オーブンを180℃に予熱する。
卵と砂糖をボウルでよく混ぜる。
小麦粉と抹茶パウダーをふるい入れて混ぜる。
牛乳を少しずつ加えながら滑らかになるまで混ぜる。
溶かしバターを加え、さらに混ぜる。
型にバターを塗り、生地の半分を流し入れる。
黒豆煮の半量を散らす。残りの生地を流し入れ、最後に黒豆煮をのせる。
180℃のオーブンで40分焼く。
抹茶のほろ苦さと黒豆の甘みが調和した和風ファーブルトンです。
まとめ
フランスのブルターニュ地方では、古くから親しみやすい「ファーブルトン」。 この伝統スイーツは、小麦粉と牛乳を使ったシンプルなレシピでありながら、独特の風味を楽しめるものです。 ブルターニュ地方特有のお菓子たちとともに、その、風味豊かな特性を堪能できます。