ダイエット中でも甘いものが食べたい!そんな願いをどら焼きは叶えてくれるのがでしょうか。この記事で詳しく見ていきましょう。
どら焼きの1個あたりのカロリーについて
それでは、どら焼きのカロリーについて種類ごとに見ていきましょう。カロリーは、その調理法や使用する食材によって異なります。例えば、20gのつぶしあんを挟んだシンプルなどら焼き1個(63.4g)は172kcalとなっています。また、あんにバターを加えたバターどら焼きも一般的に親しまれている種類です。この場合、バター10gを加えたバターどら焼き1個(73.4g)のカロリーは247kcalになります。ちなみに、ご飯1膳(160g)のカロリーは269kcalなので、バターどら焼きと大差ありません。間食にバターどら焼きを楽しむなら、その分ご飯の量を調整するのが賢明かもしれません。
どら焼きの糖質量は?
ダイエット中、カロリーだけでなく糖質の管理も重要です。糖質は炭水化物と一緒に摂取されることが多く、私たちの重要なエネルギー源となります。しかし、余った糖質は中性脂肪として体に蓄積されます。以下は、どら焼き、バターどら焼き、およびご飯1膳あたりの炭水化物量と糖質量です。
●どら焼き:30.89g(29.44g)●
バターどら焼き:30.91g(29.46g)
●ご飯:59.36g(58.88g)※括弧内は糖質量。
他の和菓子との糖質量の比較
あんこを使ったさまざまな食品の中で、どら焼きの糖質量を比較してみましょう。
●どら焼き(63.4g):糖質量は29.44gです。
●バターどら焼き(73.4g):30.91gの炭水化物を含み、糖質は29.46g。
●大福(96g)は48.36gの糖質量
●たい焼き(94.9g):38.29gの糖質量。
※各食品の重量とそれに伴う糖質量は異なる可能性がありますが、この比較ではどら焼きは比較的糖質が少ない部類に入ると言えそうです。
どら焼きを食べると体重が増加しやすいのか?
どら焼きは、おもてなしの際にお茶菓子としても重宝される和菓子です。しっとり生地と甘いあんこの組み合わせが心をつかみ、飽きのこないおいしさを楽しめます。どら焼きを好む方も多いですが、そのカロリーを気にする方も少なくありません。あんこがたっぷり入ったどら焼きは糖質が多く、カロリーも通常より高めです。ダイエット中の間食としては控えるのが賢明かもしれません。
過剰な砂糖摂取が引き起こす負の影響
どら焼きを好む人々の中には、甘党の方も少なくないでしょう。カロリーの摂取量が気になるものの、糖分の過剰摂取が体に与える影響について考えてみましょう。砂糖を含む糖質の摂取量が増えると、どのような弊害があるのでしょうか。
体重が増える
炭水化物は血糖値を急上昇させる特性を持ち、過剰摂取すると体内に中性脂肪として蓄積されるため、体重増加のリスクがあります。糖分を多く含む食品を選ぶ際は、他の糖質を控えるなどして、バランスを保つように注意しましょう。また、1日の総糖質摂取量だけでなく、1回の食事での糖質量にも気を配ることが推奨されます。
加速する老化現象
炭水化物は重要な栄養素の一つですが、過剰摂取によって老化を促進する恐れがあります。体内で炭水化物が多すぎると、たんぱく質や脂質と結びつき「糖化」が進行し、細胞の劣化を招きます。糖化によって肌のコラーゲンが損なわれることで、弾力が失われる場合があります。また、糖化で生じた老廃物が蓄積すると、シミやくすみの一因となり、肌の明るさが失われることがあります。
どら焼きを楽しむための秘訣
カロリーが気になる方向けに、どら焼きを楽しむ際のアドバイスをお伝えします。ダイエット中にどら焼きを選びたくなったときの参考にご覧ください。
食事のタイミングを大切にする
甘いものを口にする際は、特に遅い時間には避けることが大切です。これは、BMAL-1というタンパク質が夕方から夜遅くにかけて増え、脂肪の合成を促すためです。どら焼きを楽しむ場合は、午前中や昼間の活動的な時間に食べるのが理想的で、16時以降は控えた方が良いです。
食べる量を決める
スナックとしての適切な摂取カロリーは1日200kcalほどが目安です。例えば、20gのつぶあんを挟んだどら焼き1つ(重さ63.4g)のカロリーは172kcalです。したがって、どら焼きをおやつとして楽しむ場合は1個だけにとどめることをお勧めします。