牛乳は栄養価が高く、カルシウムやビタミンDなど私たちの健康を支える重要な成分を含んでいます。しかし、中には牛乳を飲むとお腹がゆるくなると感じる人も少なくありません。この現象は、多くの場合、乳糖不耐症と関連しており、牛乳に含まれる乳糖が消化されずに腸内で発酵することで下痢を引き起こします。本記事では、牛乳を飲みすぎることによる下痢の原因を詳しく探り、それに対する効果的な対策を紹介します。
1歳前後の幼児の下痢:元気な状態の時の適切な対処法
「下痢があるけれど、お子さんの機嫌はいいままで大丈夫?」「下痢のある赤ちゃんに普段通りの離乳食を与えても大丈夫ですか?」
赤ちゃんの具合が悪くなると、どうしたらいいか迷う親御さんも多いことでしょう。
特に1歳くらいまでの赤ちゃんはしばしば調子を崩すことがあるため、その度にどう対処すべきか考えてしまいますよね。
この記事では、赤ちゃんの下痢の原因、病院に行くべきタイミング、離乳食を与える際のポイントについて説明します。お悩みの際の参考にどうぞ。

赤ちゃんのゆるいうんちと下痢の違いを知る方法
赤ちゃんはミルクや母乳、柔らかい離乳食を主に摂取している場合、通常は便が柔らかいです。
離乳食を始める前、赤ちゃんが飲めるのは主に液体ですので、便もそれに伴い水っぽくなります。
離乳食が進むにつれて、少しずつ固形物を食べるようになると、便も次第に硬くなり、卒乳の頃には大人のような固形便になります。
1歳くらいまでであれば、便の回数が普段と変わらず、少し柔らかい程度であれば特に心配はありません。
ただし、以下のような場合は下痢と考えられます。
・普段より便の回数が多い・おむつから漏れるほど水っぽい
下痢であるかを判断する際は、普段の便の回数や硬さと比べることが大切です。
乳児が下痢を起こす要因
赤ちゃんの下痢の理由としては、いくつかの要因が考えられます。今回は一般的によく見られる原因について説明します。
下痢だけの症状|嘔吐なし、元気で食欲もある場合の対処法
単に下痢だけが見られる状態を指す単一症候性下痢は、通常熱や腹部の痛みがなく、食欲や活力が保持されているのが一般的です。
感染症にかかったり有害な物質を摂取したわけではないため、観察して問題ないケースが多いです。
未熟な消化器官を持つ赤ちゃんは、少し食べ過ぎたり水分を大量に摂っただけで、一時的に軟便になることがあります。
赤ちゃん自身が普段通りであれば、特段心配する必要はありません。
ただし、おむつかぶれが心配なので、適切なおむつかぶれ対策を行いましょう。
しかし、下痢が1か月以上続いたり、体重減少が見られる場合は、小児科医の診察を受けてください。
胃腸炎|多くの症例で嘔吐と発熱を併発
下痢の症状に嘔吐や発熱が伴う場合、胃腸炎が疑われます。
胃腸炎には、ウイルス性のものと細菌性のものがあります。それぞれに異なる特徴があります。
ウイルスが原因の胃腸炎は、「おなかの風邪」や「吐き下し」とも呼ばれます。
このタイプの胃腸炎は、人から人への感染や、ウイルスで汚染された食品を通じて広がります。
主な原因ウイルスには、ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなどがあります。
腹痛や下痢に加えて、発熱を伴う胃腸炎の一種で、嘔吐を伴うこともありますが、ウイルス性の場合より症状が軽いことが多いです。
細菌による汚染された食品が原因で起こるため、特に食品が痛みやすい夏場には注意が必要です。
食事の前の手洗いや、食器・調理器具の消毒、さらには食品を十分に加熱することが予防策として有効です。
主な原因細菌には、カンピロバクター、大腸菌、サルモネラ菌、ウェルシュ菌、黄色ブドウ球菌があります。
食品に対するアレルギー反応
特定の食品がアレルギーの原因となり、下痢を引き起こすことがあります。
赤ちゃんの消化器官はまだ成熟しておらず、免疫力も十分ではないため、食物アレルギーを起こしやすい状態です。
卵、牛乳、大豆などはアレルギーを引き起こしやすい食品で、摂取後に下痢が続く場合には食物アレルギーの可能性を考慮してください。
小児科やアレルギー科での詳細な検査が推奨されます。
ラクトース不耐症
乳糖不耐症とは、乳製品に含まれるラクトースを分解する酵素であるラクターゼの分泌不足が原因で起こる状態です。
この症状を持つ人が乳糖を含む食品や飲料を摂取すると、胃腸の不調や腹痛、下痢、ガスなどの症状が現れます。
個々の症状の重さには大きな差があり、少量なら問題ない人や、温めたものなら大丈夫な人もいます。
また、胃腸炎などによって下痢が続き、腸内細菌が乱れた場合に、二次的に乳糖不耐症が起こることもあります。
乳製品の摂取を一時的に避けることで、状態が良くなる場合があります。
非常に稀ですが、生まれつきラクターゼを欠いている「先天性乳糖不耐症」の赤ちゃんも存在し、母乳やミルク摂取後に下痢をする場合、専門医に相談することが望ましいです。
薬剤、特に抗生物質の使用がもたらす影響
薬の影響で下痢を引き起こすことがあります。
これは腸内環境の細菌バランスが乱れたり、腸の動きが激しくなるためです。
薬を中断すると自然に治ることが多いため、過度の心配は無用です。
しかし、下痢があまりにも続く場合は、薬を処方した医師に相談してください。