「お菓子作りはオーブンがないと無理…」なんて思っていませんか? 実は、オーブンなしでも、驚くほど簡単にお店のような絶品チーズケーキが作れるんです! 材料を混ぜて、レンジとトースターで加熱するだけの簡単ステップ。難しい工程や特別な道具は一切不要! お菓子作り初心者さんでも失敗なし。今回は、計量も不要で、誰でも手軽に作れるとっておきのチーズケーキレシピをご紹介します。濃厚でとろけるような味わいを、ぜひお家で体験してみてください!
オーブンなしで簡単!レンジとトースターで作る魅惑のバスク風チーズケーキ
巷で人気のバスク風チーズケーキですが、オーブンがないと作れないと思われがちです。そこで、もっと手軽に楽しんでほしいという思いから、レンジとトースターだけで作れるレシピを開発しました。試作を重ね、レンジ加熱特有の課題をクリアすることで、オーブンで作ったような濃厚で本格的な味わいを実現。このレシピなら、オーブンや専用型がなくても、失敗なく絶品チーズケーキが作れます。
材料
・クリームチーズ…200g(1箱)A 砂糖…大さじ5(約45g)A 卵…1個A 植物性ホイップまたは生クリーム…100ml(1/2カップ)A 薄力粉(あればレモン汁)…各大さじ1
事前準備
・700ml程度のジップロックコンテナ、または15cm角の耐熱容器にオーブンシートを敷きます。オーブンシートを4枚、軽く丸めて容器の四隅に置き、その上からもう1枚シートを敷くと綺麗に仕上がります。・クリームチーズは常温に戻して柔らかくするか、耐熱容器に入れて電子レンジで30秒ほど加熱して柔らかくしておきましょう。
ステップ1: 材料を混ぜ合わせる
1. ボウルに柔らかくしたクリームチーズを入れ、滑らかになるまでよく混ぜます。Aの材料を、砂糖、卵、生クリーム、薄力粉の順に加え、その都度泡立て器で丁寧に混ぜ合わせます。(混ぜる順番が大切です。)
ステップ2:電子レンジで加熱
生地を型に丁寧に流し込み、軽く打ち付けて気泡を取り除きます。電子レンジ(600W)で約4分間加熱します。加熱後、表面がプルプルとした状態でも問題ありません。表面が軽く乾いていれば大丈夫です。(500Wの場合は約4分50秒、700Wの場合は約3分20秒が目安です。)
ステップ3:トースターで焼き色をつける
クッキングシートごとアルミホイルに移し、はみ出たシートを焦げ付き防止のため取り除きます。表面に砂糖(分量外)を適量ふりかけ、トースターで5分~15分程度、好みの焼き色がつくまで焼きます。トースターによって焼き時間が異なりますので、焦げ付かないように注意しながら、焼き加減を調整してください。焦げ目がつくまで、何度か追加で焼いても大丈夫です。
仕上げ:冷蔵庫でじっくり冷やす
粗熱を取った後、アルミホイルで包んだまま冷蔵庫で3時間以上、できれば一晩冷やして完成です。しっかりと冷やすことで、より美味しくお召し上がりいただけます。
美味しく作るためのポイントと注意点
以前、クリームチーズの量を半分にして試したところ、あっさりとした風味で卵の風味が強く感じられました。また、生クリームを200ml使用した際は、うまく固まりませんでした。さらに、クリームチーズを十分に混ぜ合わせなかったり、卵を直接加えて混ぜたりすると、分離してしまう原因になります。トースターがない場合、魚焼きグリルでの代用は難しいかもしれません。そのため、まずはこのレシピの分量と手順でお試しいただくことをおすすめします。牛乳やヨーグルトなどでの代用も可能ですが、せっかくのクリームチーズが無駄になってしまう可能性もありますのでご注意ください。(本来、バスク風チーズケーキは表面を真っ黒に焦がすのが特徴ですが、焦げ付き具合が気になる場合は、控えめに焼き色をつけるようにしてください。)
まとめ
オーブンがなくても大丈夫!このレシピは、たった5つのシンプルな材料と、電子レンジとトースターを活用して、本格的な風味豊かなバスク風チーズケーキを、ご自宅で手軽に楽しめるように考案されました。面倒な計量は不要で、混ぜるだけの簡単なステップでありながら、試行錯誤を重ねて辿り着いた最高の調理法によって、まるでオーブンで焼き上げたかのような極上の味わいを実現しました。冷蔵庫で冷やす時間は必要ですが、それもまた美味しさへの期待を高める時間となるでしょう。ぜひこのレシピを参考にして、ご家庭で最高のバスク風チーズケーキ作りに挑戦してみてください。
Q1: オーブンを使わずに、本格的なバスクチーズケーキを作ることは本当に可能ですか?
はい、可能です。このレシピでは、電子レンジとトースターを組み合わせることで、オーブンを使用した時と遜色ない、本格的な味わいを実現しています。特に、型への紙の敷き方、加熱時間、そして材料の配合に徹底的にこだわり、何度も試作を繰り返して完成しました。
Q2: 電子レンジだけで完成させることはできますか?トースターは必ず必要ですか?
このレシピでは、電子レンジで生地をある程度固めた後、トースターを使って表面に焼き色をつける工程が組み込まれています。電子レンジだけではあの香ばしい焼き色を出すことが難しいため、本格的なバスク風チーズケーキならではの風味豊かな焦げ目を実現するためには、トースターが欠かせません。もしトースターをお持ちでない場合は、最後の仕上げとしてオーブン(220~250℃で約5分間)を使用することでも代用できます。
Q3: 材料を正確に量らなくても、本当に問題ありませんか?
はい、問題ありません。このレシピでは、計量カップや大さじなどを使って計量できる分量に調整しています。料理の際の計量が苦手な方でも、気軽にチャレンジしていただけるように工夫しました。