ホールケーキは特別な日の主役として、多くの人々に喜ばれるスイーツです。誕生日や記念日だけでなく、日常のちょっとしたご褒美にも最適なこのデザートは、見た目の美しさと豊かな風味で心を掴みます。しかし、豊富な種類から自分にぴったりの一品を見つけるのは、簡単ではありません。この記事では、ホールケーキの魅力とともに、その選び方のポイントを詳しく解説し、あなたの特別な日をさらに華やかに彩るヒントを紹介します。
ホール ケーキのサイズ・大きさを確認しよう！
ホールケーキは大きな円柱形のケーキで、人数に合わせて分けて食べます。誕生日や記念日、パーティーといった華やかな場面に欠かせない存在です。
ホールケーキのサイズは「4号」や「5号」といった号数で示されます。ケーキ店のショーケースやオンラインで見かける号数表記を見ても、実際の寸法や何人分にカットできるかは想像しにくいものです。
「足りなかった」とならないために、号数からサイズや人数の目安を確認するポイントを押さえておきましょう。
ホールケーキに号数が用いられる理由とその計算方法
ホールケーキのサイズを示す号数は、昔から使われている尺貫法（しゃっかんほう）という計量の方法に基づいています。「1号」とは、尺貫法での長さの単位である1寸を指し、1寸は3cmとなります。つまり、1号は3cmということを理解しておけば、各号数のサイズを簡単に計算することができますね。
ホールケーキの号数から直径を計算する方法
ホールケーキの直径は号数に3を掛けるとわかります。例えば、4号だと4×3で12cm、5号なら5×3で15cmです。
号数と直径が一緒に記載されていることもありますが、号数だけのときは3を掛けてサイズを求めましょう。
ホールケーキのサイズと人数の目安をご案内
こちらでは、一般的なスポンジ生地を使ったホールケーキの号数ごとの直径と、目安となる人数をお伝えしています。おおまかに「号数が一つ増えると、サイズは3cmずつ大きくなり、目安人数も2人分増える」と覚えておくのが便利です。
4号（直径12cm）：2～4人分
5号（直径15cm）：4～6人分
6号（直径18cm）：6～8人分
7号（直径21cm）：8～10人分
8号（直径24cm）：10～12人分
ただし、記載した"人数"はあくまで目安であることをお忘れなく。ケーキを楽しむメンバーに合わせ、甘いものが好きな人が多ければ大きめのものを、少しだけ食べたい場合は小さめのものを選択するのも良いでしょう。
ホールケーキは種類やトッピングによって人数の目安が変わる
ひと口にホール ケーキといっても、その種類は様々です。豪華にスポンジやクリーム、フルーツでデコレーションされたものや、味が濃厚なチーズケーキ、フルーツと層を成すサクサク生地のタルトケーキなども人気を集めています。
ホール ケーキの号数別に適した人数の目安は、種類によって変化します。主な理由は形状の違いです。一般的なスポンジを基にしたケーキを例に、ケーキの種類で人数の目安がどのように変わるか説明します。
タルトケーキやチーズケーキの場合
ホールケーキと同様に、サイズは号数で示されます。タルトケーキやチーズケーキは一般的なホールケーキに比べると高さが低いため、同じ号数でも、人数の目安を少なめに考えるのが良いでしょう。
4号のタルトやチーズケーキでは1〜2人分が目安で、5号では2〜4人分となります。6号以上の場合は、ホールケーキの目安からそれぞれ2人減らした人数でお考えください。
ロールケーキの場合
ホールケーキは、切ったときの美しい断面が魅力です。形が崩れる心配もなく、持ち運びがしやすいことも人気の理由です。ホールケーキのサイズは長さで表現され、通常は9～27cmのものが一般的です。1人分の幅を約3cmとして、人数に3をかけると必要なサイズがわかります。
例えば、4人で楽しむ場合は4に3をかけて12cmのものを、5人の場合は15cmのものを選ぶと良いでしょう。
スクエアケーキの場合
四角い形状のスクエアケーキは、結婚式でもおなじみのケーキです。切りやすくなるためサイズ調整も可能で、ホームパーティーでも重宝されます。サイズを示す際は、号数と縦横の長さを記すことが多く、例えば4号サイズは12cm×12cm、5号サイズは15cm×15cmと表記されます。
小サイズ（約15cm x 15cm）: 4〜6人向け
中サイズ（約20cm x 20cm）: 8〜10人向け
大サイズ（約25cm x 25cm）: 10〜12人向け
特大サイズ（約30cm x 30cm）: 12〜16人向け
スクエアケーキは、丸型ホールケーキより高さは低めですが、面積は広いので、人数の目安は通常ホールケーキと同様に考えて問題ありません。
ホールケーキを食べる人の食欲を見極めることが重要
早見表の人数は参考程度で、ホールケーキを食べる方々の食欲に合わせて調整することをお勧めします。
甘党のメンバーが揃うなら少し大きめにし、甘いものが得意でない方がいるなら小さめのケーキが良い選択です。
家族で楽しむ場合には、食べ盛りの子供がいるなら大きめを、幼児がいる家庭では小さめのサイズが適しています。