ケーキ日持ち
お菓子作りが趣味の人も多いことでしょう。しかし、手作りのケーキは日持ちが悪いことで知られています。美味しいケーキを作っても、すぐに硬くなったり、カビが生えたりと、賞味期限が短いのが難点です。そこで今回は、ケーキの日持ち向上のためのポイントをご紹介します。適切な保存方法や素材の選び方など、ちょっとしたコツで、ケーキの美味しさをより長く保つことができるはずです。
ケーキの保存期間について
ケーキは、生クリームやフレッシュフルーツなど、傷みやすい材料を使用しているため、長期保存には向きません。生クリームケーキやフルーツケーキは冷蔵庫で2~3日、スポンジケーキやパウンドケーキなどの焼き菓子は冷暗所で5~7日が目安とされています。チョコレートケーキなどのバターやチョコレートを使った生地のケーキは、冷暗所で1週間ほど保存可能です。
いずれも、密閉容器に入れて保存することで、さらに日持ちが良くなります。ただし、時間が経つと乾燥したり風味が落ちる可能性があるため、できるだけ早めに食べきることが推奨されています。
ケーキの正しい保存方法について解説
作りたてのケーキは、プレーンなものやパウンドケーキであれば、しっかりとラップをして空気に触れないようにすれば、室温で3日から1週間程度保存可能です。高温の夏場は冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
一方、生クリームやフレッシュフルーツを使ったケーキは冷凍庫が適しています。ラップで密閉し、冷凍焼けを防げば数週間風味を保つことができます。解凍時はラップごと常温に戻し、30分から1時間おいてからラップを外すのがコツです。
さらに、SNSで話題になった便利な保存方法があります。タッパーを裏返してフタをお皿に、本体を上から被せるだけ。ケーキドームがない場合でも、紙箱より品質が保てます。
また、手作りのケーキや焼き菓子を大量に作ったときは冷凍保存がおすすめ。冷蔵庫より品質を保てて、1カ月ほど日持ちが伸びます。ただし、フルーツを使ったケーキは解凍時に水分が飛んでしまうため、冷凍に適しません。美味しいうちにお召し上がりください。
適切な保存方法さえ心がければ、長く新鮮なケーキをお楽しみいただけます。
まとめ
ケーキの日持ちを良くする最も重要なポイントは、乾燥や湿気から大切に守ることです。保存容器には密閉できるものを使い、冷蔵庫で保管するのがおすすめです。また、新鮮な素材を使うことも大切です。卵や生クリームは開封後すぐに使い切り、果物はなるべく皮を剥かずに使うなどの工夫が必要です。さらに、ケーキの焼き上がり時間を厳守し、適切な温度で冷ましましょう。こうしたちょっとした気遣いで、ケーキの旨味と風味を長く楽しめます。