自家製ケーキやお気に入りのお店で購入したケーキを最後の一口まで美味しく楽しむために、冷凍保存は欠かせないテクニックとなっています。しかし、ただ冷凍庫に入れるだけでは、風味や食感が損なわれることがあります。そこで今回は、ケーキを美味しく冷凍し、そのままの美味しさをキープするための方法とコツをご紹介します。これをマスターすれば、特別な日のために事前にケーキを用意したり、大量に余った場合にもうまく活用できるようになります。
冷凍可能なケーキ:生のフルーツ使用のもの以外
実際、ほとんどのケーキは冷凍保存が可能です!ただし、生のフルーツを使ったケーキは、解凍時にフルーツの水分が流れ出して食感が変わるため、冷凍にはあまり適していません。それ以外のケーキを冷凍する際は、1切れずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に保存しましょう。
トッピングがあるケーキの場合、深さのある容器を逆さにし、ふたの上にケーキを置き、容器をかぶせて冷凍すると良いです。ケーキがぴったり入る大きさの容器を選ぶことで、形をそのままに冷凍可能です。
冷凍保存に向いているケーキとそうでないケーキ
タルトやフルーツロールケーキ、クリスマスケーキは冷凍が難しいことがありますが、スポンジとフルーツ、生クリームを別々にすれば冷凍保存が可能です。トッピングやスポンジの間のフルーツを取り出し、クリームを拭き取って冷凍用保存袋に入れて冷凍します。半解凍で食べるとシャーベットのような食感を楽しめ、1ヶ月保存可能です。スポンジと生クリームは一緒に保存袋に入れて冷凍できます。生のフルーツや生クリームでトッピングし、トライフル風にアレンジを楽しめます。