午後のティータイム、いつものケーキに少しのサプライズを加えてみませんか?今回ご紹介するのは、鮮やかな青色が目を引く「バタフライピーケーキ」。天然色素が生み出す幻想的な色彩は、まるで宝石のよう。一口食べれば、その美しさだけでなく、爽やかな風味と上品な甘さに心奪われるはず。特別な材料や難しい工程は一切なし。誰でも手軽に作れる、美しく美味しいバタフライピーケーキの世界へ、ご案内します。
そもそもバタフライピーとは?
バタフライピーは、マメ科の植物で、その名の通り蝶のような形をした鮮やかな青色の花を咲かせます。東南アジア原産で、タイやマレーシアなどで古くから親しまれてきました。この花びらに含まれるアントシアニンという色素が、美しい青色の元となっており、ハーブティーや料理の着色料として利用されています。また、レモンなどの酸性のものを加えると、アントシアニンの性質により青色から紫色へと変化するのも特徴の一つです。近年では、その見た目の美しさだけでなく、抗酸化作用などの健康効果も期待され、世界中で注目を集めています。
バタフライピーレアチーズケーキの材料(15cm丸型1個分)
バタフライピーレアチーズケーキ15cm丸型1個分の材料は、まず土台となるグラハムクラッカー50g、溶かしバター25gを用意します。レアチーズケーキの生地には、クリームチーズ200g、生クリーム100ml、砂糖40g、レモン汁大さじ1、粉ゼラチン5g、水大さじ2、そしてバタフライピーパウダー小さじ1が必要です。
バタフライピーレアチーズケーキの作り方
バタフライピーレアチーズケーキのレシピです。まず、土台を作ります。お好みのクッキーを細かく砕き、溶かしバターと混ぜ合わせます。型にクッキー生地を敷き詰め、冷蔵庫で冷やし固めます。次に、レアチーズ生地を作ります。クリームチーズを室温に戻して柔らかくし、砂糖、レモン汁、ヨーグルトを加えて滑らかになるまで混ぜます。粉ゼラチンを水でふやかし、電子レンジで溶かしてから、レアチーズ生地に加えてよく混ぜます。バタフライピーティーを濃いめに淹れて冷まし、少量をゼラチンで固めてトッピング用に準備します。残りのバタフライピーティーをレアチーズ生地に加え、色合いを見ながら調整します。クッキー生地を敷いた型にレアチーズ生地を流し込み、冷蔵庫で冷やし固めます。最後に、準備しておいたバタフライピーゼリーや、お好みでフルーツなどをトッピングして完成です。バタフライピーの色合いを活かして、見た目も美しいレアチーズケーキをお楽しみください。
美味しく仕上げるための秘訣と注意点
バタフライピーのレアチーズケーキを、最高の状態でお作りいただくために、いくつか押さえておきたい点があります。特に、ゼラチンの扱い方は、ケーキの仕上がりに大きく影響します。ゼラチンを使用する際は、必ずお使いの製品の指示に従い、適切な温度のお湯で溶かしてください。ゼラチンは高温に弱く、沸騰させてしまうと凝固力が低下するため、加熱しすぎにはくれぐれも注意が必要です。また、生のパイナップル、キウイ、パパイヤなどのフルーツに含まれる酵素は、ゼラチンの凝固を妨げる可能性があります。これらのフルーツを使用する際は、事前に加熱するか、缶詰などの加工品を使用することをおすすめします。レシピでは、耐熱ヘラを使用しています。
まとめ
質問:バタフライピーってどんなもの?
回答:バタフライピーは、鮮やかな青色が特徴的なマメ科の植物です。タイをはじめとする東南アジアで古くから親しまれており、ハーブティーや料理の着色料として利用されています。アントシアニンという成分が豊富で、美容と健康をサポートする効果も期待されています。
質問:バタフライピーの使い道は?
回答:バタフライピーは、その美しい色合いを活かして、様々な用途で利用できます。ハーブティーとして楽しむのはもちろん、レモンなどの酸性のものを加えると色が変化するマジックのような楽しみ方も。また、お菓子や料理の天然着色料として、鮮やかな青色を添えることができます。バタフライピーを使ったドリンクやスイーツは、見た目にも華やかで、SNS映えも抜群です。
質問:バタフライピーを使ったレアチーズケーキってどれくらいもつの?
回答:バタフライピーを使ったレアチーズケーキの日持ちは、通常のレアチーズケーキと同様に、冷蔵保存で2~3日程度が目安です。手作りの場合は、材料の鮮度や保存状態によって日持ちが変わるため、早めに食べきることをおすすめします。市販のものは、パッケージに記載されている賞味期限を確認してください。